ハモンドB-3オルガンに迫るサウンドと演奏フィーリングを実現

ハモンド・スズキから最新ハモンドオルガン「XK-5」が登場

ハモンド・スズキから最新ハモンドオルガン「XK-5」が登場

2016/06/23


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ハモンドオルガン XK-5 オープンプライス

ハモンド・スズキから、ハモンドオルガンの最新モデル「XK-5」が発表された(発売は7月を予定)。「XK-5」は、オルガンの代名詞とも言うべき同社の名器「B-3」に迫るサウンドを最新の技術で実現したモデルで、B-3のトーンホイールを再現した新音源「Modelled Tone Wheel I(MTWI音源)」と、仮想マルチコンタクト鍵盤の組み合わせによって、これまでの電子オルガンでは難しかったシャープな切れ味を持ったサクサク感溢れるレスポンスや、パラディドル奏法、手首を左右に回転させながら行なう「エロールガーナー」スタイルのグリッサンドまで、ハモンドオルガン独特の演奏表現を再現することができる。

また、レスリースピーカーを接続することももちろん可能なうえ、本体内に新世代のアルゴリズムを採用したレスリーエフェクトを内蔵。ローターや箱鳴り感はもとより、レスリースピーカーの最大の特徴でもあるローターが回転する際のスピーカーの周囲を漂う気流までもモデリングしている。さらに本体内には、B−3ならではのビブラートユニットを再現した「ビブラート/コーラス」をはじめ、フェイザーやワウ、リングモジュレーターなどのマルチエフェクトと独立したリバーブも装備している。

なお別売で、本体との一体感を考えて設計されたロワー鍵盤の「XLK-5」も用意されており、2段鍵盤仕様にアップグレードすることも可能だ。

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背面には、豊富な入出力端子を装備。USBオーディオとUSB MIDIに対応したUSB端子も装備し、DTM環境での使用も考えられた設計が施されている
 

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ビブラート/コーラスやマルチエフェクト、リバーブ、レスリーエフェクトなど、様々なエフェクトを内蔵している



 

「XK-5」の魅力を楽しめるイベント「HAMMOND XK-5 ジャパンプレミア」が開催

XK-5の発売にあたり、記念のイベント「HAMMOND XK-5 ジャパンプレミア」が6月12日に東京・沼袋で行なわれ、6月26日には大阪・梅田でも同イベントが開催される。

6月12日に開催された
「HAMMOND XK-5 ジャパンプレミア in 東京」では、同社の山内取締役の挨拶でイベントが始まり、オルガン開発の技術長である冨江氏より開発コンセプトが説明された他、オルガンプレイヤーの河合代介氏が演奏を披露。B-3とXK-5のブラインドテスト(聴き比べ)も行なわれ、来場者もXK-5のサウンドクオリティの高さに驚きの声をあげていた。

なお、大阪でのイベントは、6月26日に大阪・梅田の堂山町にある「JAZZ ON TOP ACTⅢ店」で開催される。入場は無料で誰でも参加でき、時間は13:00〜16:00となっている。XK-5がどこまでB-3に肉薄しているかを体験できる貴重なイベントだ。詳しくは同社のホームページまで。


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