新たなアコースティックギターやLine 6、Marshallの新製品をお披露目!

【速報】ヤマハミュージックャパンLM 新製品記者発表会

【速報】ヤマハミュージックャパンLM 新製品記者発表会

2016/10/13


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本日(10月13日)、東京・銀座の「ヤマハ銀座」にて、「ヤマハミュージックャパンLM 新製品記者発表会」が開催された。この発表会ではヤマハの新たなアコースティックギターが発表されたほか、Line 6、Marshallをはじめとするヤマハ取り扱い海外ブランドの新製品や新たに取り扱う海外ブランドも披露された。ここでは、会場にてデモンストレーション/展示された各製品をご紹介しよう。

 

ステージで披露された製品

■ヤマハ「LL-TA VT」

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「LL-TA VT」はアンプやスピーカーを使わずにギター本体だけでリバーブやコーラスエフェクトをかけたサウンドを鳴らせる“トランスアコースティック・ギター”だ。ヤマハの独自技術「TransAcoustic(トランスアコースティック)」が使われており、ピエゾピックアップで拾ったギターの電気信号にエフェクト処理をかけ、ギター内部に搭載した「加振器」でその音をボディに響かせることでギター本来の音にエフェクト音を加えることができる。ギター本体は同社のLシリーズの人気モデル「LL16ARE」をベースとし、通常のエレアコとしても使用が可能だ。発売は11月11日(金)で、価格は¥150,000(税抜)。

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「LL-TA VT」のデモンストレーションを行なったギタリストの田中彬博。「初めて弾いて、何もつないでいないアコギからコーラスとリバーブの音が出てきた時は衝撃を受けました。エフェクトのかかり方も自然で気持ち良いので、一度弾きだすとクセになってしまうサウンドです」と、「LL-TA VT」を紹介した
 

/「LL-TA VT」のコントロール部分。リバーブ、コーラス、ラインアウトボリュームのみのシンプルな仕様となっている


 

 

■Line6「Spider V」シリーズ/「Spider Classic 15」/「Relay G10T」

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上段左から「Spider Classic 15」、「Spider V 30」、「Spider V 60」
下段左から「Spider V 120」、「Spider V 240」
 

「Spider V」はLine6の人気アンプ「Spider」の最新シリーズ。「Spider V 30」、「Spider V 60」、「Spider V 120」、「Spider V 240」の4機種がラインナップし、いずれも200種類以上のアンプ、キャビネット、エフェクトを搭載し、柔軟な音作りができるのが特徴だ。フルレンジスピーカーを採用し、エレキギター/アコースティックギターのどちらでも高品質なサウンドを鳴らすことができる。また、ワイヤレスレシーバーを内蔵し、「Relay G10T」などLine6製のワイヤレストランスミッターと組み合わせて使用可能だ。

発売は「Spider V 30」、「Spider V 60」、「Relay G10T」が10月下旬で、「Spider V 120」、「Spider V 240」が11月下旬。価格はすべてオープンプライスで、市場想定税抜価格は「Spider V 30」:¥26,000、「Spider V 60」:¥40,000、  「Spider V 120」:¥54,000、「Spider V 240」:¥66,000前後、「Relay G10T」:¥12,500前後。

「Spider Classic 15」はアンプ4種、エフェクト6種類を搭載した15Wのアンプで、自宅での練習に最適なコンパクトモデルだ。発売は10月下旬。価格はオープンプライスで、市場想定税抜価格は¥14,000。
 

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「Spider V 240」によるデモンストレーションを行なったギタリストのISAO。「Spider V 240」を弾いてみた感想を「プリセットのサウンドも凄くクオリティが高い。スピーカーが8弦ギターを使用しても低音を潰れることなく表現してくれるのは嬉しいですね。」とコメントした
 

/デモンストレーションでは「Relay G10T」も使用された

 

 

■Marshall「CODE」シリーズ

/左から「CODE25」、「CODE50」

 

「CODE」はMarshall歴代のアンプのサウンドを自らモデリングしたモデリングアンプ・シリーズだ。14種類のプリアンプ、4種類のパワーアンプ、8種類のスピカ―キャビネットに加え、24種類の高品質エフェクトが搭載されている。専用アプリケーション「GATEWAY」をインストールしたiOS/Android機器を使うことでBluetoohによる遠隔操作や音楽再生が可能となっている。発売はいずれも10月下旬。価格はオープンプライスで、市場想定税抜価格は「CODE25」:¥23,500、「CODE50」:¥31,000。
 

/「CODE50」によるデモンストレーションを行なったギタリストのJUON。「“本物の音が出てるな”と感じました。アプリを大きな画面で表示して、操作しているところをお客さんに見せながらパフォーマンスすると面白そう!」と、「CODE50」の可能性についても語っていた
 

■Clavia「Nord」シリーズ

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今回の発表会では11月1日(火)より、ヤマハミュージックャパンがスウェーデンの楽器メーカーClaviaの「Nord」シリーズの取り扱いを開始することもアナウンスされた。「Nord」シリーズにはビンテージのエレピやオルガンをエミュレートし、軽量でコンパクトなボディに収めた「Nord Electro」やアナログシンセサイザー「Nord Lead」など、多くのプロミュージシャンが使用する定番の鍵盤楽器シリーズだ。ステージにはキーボーディストの“ちゃんMARI”と渡辺シュンスケが登壇し、デモンストレーションを行なったのちに「Nord」シリーズの魅力が語られた。
 

/デモンストレーションを行なうちゃんMARI。「『Nord』のどんなところが気に入っているか?」という質問に「音楽制作の時は1台で完結できるほどサウンドが揃っているし、ライブでもシンセのストリングスが凄く気に入って活用しています」と答えていた
 

 

/デモンストレーションを行なう渡辺シュンスケ。「ビンテージの鍵盤楽器が多く揃っていたり、エフェクターが音抜けが良く、バンドの中でも埋もれにくい」と「Nord」シリーズの魅力を語っていた
 


 

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