2017年1月中旬発売予定

デノン、リファレンス・オーバーイヤー・ヘッドホン「AH-D7200」をリリース

デノン、リファレンス・オーバーイヤー・ヘッドホン「AH-D7200」をリリース

2016/10/22


デノンから「AH-D7200」がリリースされた。「AH-D7200」は、2006年に発売された「AH-D7000」の発展形として開発されたリファレンス・オーバーイヤー・ヘッドホンだ。「AH-D7000」の発売以来10年の時を経た、現代のヘッドホンアンプやハイレゾ音源のパフォーマンスを最大限に引き出すために、デノンが50年に及ぶヘッドホン開発において培ってきた技術、ノウハウのすべてを結集。ネジ1本に至るまで、すべてのパーツを新たに設計し直したフラッグシップモデルとなっている。

ドライバーには豊かな低音再生と低歪なサウンドの要となる大口径50mmのフリーエッジ・ナノファイバー・ドライバーを搭載。スピーカーのドライバーと同様に振動板の外周に柔軟なエッジを備えており、振動板全体を変形させることなく平行に動かすことができる。これにより、入力信号に対して正確かつ歪みの少ないサウンドと量感豊かな低音再生を実現。振動板の素材には軽量、高剛性、そして適度な内部損失を理想的なバランスで備えるナノファイバー、ボイスコイルには振動系の反応性を高めるために、軽量なCCAWボイスコイルを採用している。

そしてハウジングには、木目が美しく耐久性にも優れる天然のアメリカン・ウォールナット材を採用。音質に影響を与える不要な振動を抑え、クリアで緻密なサウンドを得るために試作と解析、そして試聴を繰り返し、形状、厚み、仕上げに至るまで入念なチューニングを行なっている。

ケーブルは左右両出しの着脱式(3.5mm モノラルミニプラグ)で、導体には音楽信号の純度を保ったままヘッドホンに伝えるために7N OFC(99.99999% 無酸素銅)を採用。また、断線を防ぎ、タッチノイズを低減する布巻きを施している。プラグ部には削り出しのアルミスリーブを用いて耐久性を向上。

ハンガー部には軽量かつ堅牢なアルミダイキャストを採用。目盛りと明確なクリック感のあるアジャスターによって容易に最適なサイズに調整可能だ。

ヘッドバンドの外側には、きめ細かく柔らかな質感の天然シープスキン(羊革)を使用。厳選された素材を用いることにより、手触りの良さ、外観の美しさ、耐久性、すべてを高いレベルでバランスを実現し、内側には耐久性に優れた人工皮革を使用。

イヤーパッドには独自開発の人工皮革を採用。肌触りの良さに加え、一般的な人工皮革のおよそ2倍の耐久性を備えており、長期にわたって快適に使用できる。また、三次元縫製により、頭部のカーブにフィットし、圧力が均等にかかる理想的な形状に仕上げている。側圧を最適化する形状記憶フォームと合わせ、ストレスなく耳を包み込む装着感と気密性を実現している。

発売は2017年1月中旬を予定しており、価格はオープンプライス(市場予想税別価格:¥100,000前後)。

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