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OKAMOTO'S、完全生産限定盤ミニアルバム「BL-EP」インタビュー
OKAMOTO'S、完全生産限定盤ミニアルバム「BL-EP」インタビュー
2016/12/14
ショウ:この曲は、今回のEPを作ることになって、より方向性的にクールなものが欲しいと思っていて。俺がラップをやるのはどうかなと思って作った曲です。なんで猫のことを書いているかというと、最近猫を飼い始めたからという単純な理由で。
──どんな猫を飼い始めたのですか?
ショウ:里親でもらってきた猫で、普通の三毛猫です。
──メンバーの皆さんは、猫派、犬派のどちらなのですか?
ハマ:僕は猫アレルギーなんですよ。なので犬派です。
コウキ:僕は猫派です。
レイジ:僕は犬派です。
──意外と分かれましたね。
コウキ:ショウは猫派なの?
ショウ:そうだよ。
ハマ:だって、飼ってるじゃん(笑)。
コウキ:でも、そんな猫派って感じじゃなかったよね。
ショウ:そうだね。犬もめっちゃ好きだよ。でも、猫飼ったら可愛いね。
ハマ:猫に触れるからいいよね。俺も触れたらわかんないと思うけど。
──では、そんなハマさんにお聞きしますが、この「NEKO」のデモを聴いたときの印象はいかがでしたか?
ハマ:面白かったですよ。まだ、定まってなかったところもたくさんあって、どんどん化けていった印象です。たしか全然違う曲調だったものを、僕が思いつきで変えてしまったんです。
──どのような感じに変わっていったのですか?
ハマ:もう少し落ち着いた曲だったものを、ヒップホップよりに、結構ギリギリにしていったという感じです。あと、歌詞に関しては、こういう曲だからこそできることをたくさんやった方がいいだろうと。アレンジ面なども色々と思い付いたりして。良い感じで録れたらいいなと思いながらスタジオに行ったのを記憶しています。
──アレンジ面などで色々と思い付いたというのは、具体的にはどんなことを?
ハマ:デモの段階でも突飛でしたし、むしろシングル的な感じで推すこともできたと思います。でも、まだまだ要素としては地味だったので、普段あまり聴かないヒップホップのコンピを耳に入れたりして。それで、この感じのコード進行でできそうだなって。具体的にはもっとゴリゴリにビート感を出す方向にして、バカっぽい感じにしつつ、サビを付けてコントラストを出そうかなと思ったんです。
──さて、この「NEKO」はSide Bに呂布さんやMUDさんをフィーチャーしたRemixも収録されていますよね。
レイジ:リミックスの形式も色々あると思いますが、俺が単純にラッパーの友達が多いということもあって。ヒップホップのトラックを作るなら、普段からラップをしている人に頼んだ方がいいかなと。で、彼らをお誘いしたという感じです。
──彼らは昔からのお知り合いなのですか?
レイジ:そうですね。中・高校生くらいからの知り合いです。
──ラップをお願いするにあたって、具体的にはどんなことを話されたのですか?
レイジ:「12月の曲で、なんか、クリスマスに一人寂しい男の感じで」という話をして。でも、ほとんどお任せですね。
──ショウさんは、彼らのリリックを見てどう思いました?
ショウ:2人はKANDYTOWNというクルーから来たのですが、どちらにも“cigar”と“シガー”が入っていて。打ち合わせはしてないんだろうけど、2人の歌詞が似ているのが面白いなと。そんな同じ出身という感じも良かったし、あとやっぱり普段からラップをしている人の歌詞は、俺とは書くものが良い意味で違うし。結果的に「今夜はブギー・バック」のsmooth rapとnice vocalのような棲み分けになればいいなと。
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