2011年に発売された『剣と楓』以来約6年ぶりとなる本作は、「月光」や「眩暈」など初期を彷彿とさせる、生命を削るような魂を揺さぶる歌声の存在感が復活。サウンドプロデューサーに鈴木正人（LITTLE CREATURES）を迎え、ただの原点回帰だけではなく、成熟味や深みを増した、鬼束ちひろの新たな魅力が開花。透明感も儚さも狂気も気迫も取り戻した、まさに鬼束ちひろのネクストステージを感じさせる作品となっている。先行シングル曲「good bye my love」含む全9曲収録する。

さらに、初回限定盤には、鬼束ちひろベストセレクション的ライブ音源を収録したボーナスディスクが同梱。完全復活を印象付けた2016年7月22日の大阪サンケイホールブリーゼ、11月4日の東京中野サンプラザでのライブよりベストテイクをセレクト。「月光」「眩暈」「流星群」「私とワルツを」、そして最新曲「夏の罪」まで、現在の声で蘇る名曲。初期から近年まで変わることのない彼女の絶対的音楽価値を再認識させるような、ファンのみならずとも必聴のベスト的内容となっている。

また、本日12月7日には、「2016 FNS歌謡祭」第一夜にて、代表曲である「月光」を歌唱することも決定しており、久しぶりにTVにも登場する彼女。再び動き出した鬼束ちひろの今後の活動からまずます目が離せない。