映画『イタズラなkiss THE MOVIE 2〜キャンパス編〜』の主題歌「BELIEVING」を収録
塩ノ谷 早耶香『Mist-ic』インタビュー
塩ノ谷 早耶香『Mist-ic』インタビュー
2017/01/25
──「魔法」のミュージックビデオでは強い雨に打たれてずぶ濡れになっているシーンが印象的ですが、撮影は大変だったのではないですか?
塩ノ谷:めちゃくちゃ大変でした…。でも自分から言いだしたことなので(笑)。
──そうだったんですね。
塩ノ谷:はい。歌ってる時から絵を想像してたんです。 “この曲はどしゃ降りだ!” って(笑)。
──監督とはどんなやりとりをされたのでしょうか?
塩ノ谷:事前に監督にお話はさせていただいたんですが、 “寒いし、イメージカットだけにしよう” と言われたんです。でも “いえ、歌いたいです!” って言っちゃって。今思うと甘く見ていたんです(笑)。
──撮影はいつ頃おこなわれたのでしょうか?
塩ノ谷:10月頃だったからかなり寒かったですね。ちなみに現場では画面で見る2倍ぐらい降ってるんですよ(笑)。映像にすると本物よりも薄く見えるらしくて。
──ということはものすごい豪雨だったんですね。
塩ノ谷:そうなんです! “まあ、大雨に打たれるくらいなんだろうな~” って思っていたら雨粒が痛いんですよ! 修行してるみたいでした(笑)。
──過酷な撮影だったんですね。歌詞ではどのようなことを表現されたのでしょうか?
塩ノ谷:シングル曲としての意味合いは片想いのストーリーとして、アルバム中の1曲としては別れた後でも相手を想う切なさを感じてもらえるようにしています。
──「キミの側で」は1stアルバムからバージョンを変えて再集録されていますが、この曲には特別な思い入れがあるのでしょうか?
塩ノ谷:あります。この曲は私が2番目に作詞したものなんですが、私の歌手としてのテーマである “誰かに寄り添う歌を歌いたい” という思いを言葉にしようと作った曲なんです。
──ご自身のテーマソングということですね。今回のバージョンではどんなことを意識されましたか?
塩ノ谷:前回のバージョンではトラック感が強めというか、BPMもわりと早めでオケもしっかり鳴っている感じだったんですが、今回は歌詞がもっとハッキリと伝わるアレンジで歌いたいという思いがありました。
──その思いはずっと抱いてきたものですか?
塩ノ谷:はい。最近のライブでは1番のサビだけアカペラで歌ったりもしていて。これまでのバージョンもすごくカッコ良かったんですが、 “もっと自分の声でメッセージを伝えたい”という気持ちが強くあったので、今回こういう形で収録させていただきました。
──そのほかに、今回のアルバムの中で思い入れのある曲は?
塩ノ谷:新曲でいうと「GOOD BOY」ですね。このアルバムの物語を作っていく中で「SMILEY DAYS」と「奇跡」の間に当てはまる曲が欲しくて作りはじめたんです。
── “恋人同士になった幸せ” を描いた曲ですね。
塩ノ谷:そうですね。 “ちょっと背伸びもしてしまうけど、そこも含めて私自身なんだな” という思いと “そう思わせてくれる君が「GOOD BOY」なんだよ” という、ほっこりした幸せを歌っています。こういった感じの曲はこれまで作ったことがなかったので、自分の新たな一面として思い入れがあります。
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