6月9日（金）に発売される「サウンド・デザイナー7月号」の表紙と巻頭特集に、大人気の女性シンガーソングライターchayが登場する。全10ページに及ぶ特集では、6月14日に発売される最新アルバム『chayTEA』のレコーディングの模様や、普段なかなか語られることのない曲作りの方法などを、ドラマ主題歌として大ヒットした「あなたに恋をしてみました」や、最近MVが公開された「真夏の惑星」の作曲を手掛ける多保孝一氏と共に赤裸々に語っている。曲作りやレコーディングについて、ここまでディープに語っているインタビューはかなり珍しいという。掲載される貴重なインタビューの一部を紹介しよう。

取材：布施雄一郎　写真：豊島 望

明るくアレンジされたポップスの中で、ギターを持って歌うのが好きなんです

──ニューアルバム『chayTEA』がついに完成しましたが、chayさんにとって新作はどのような作品になりましたか？

chay：1曲1曲が濃厚で、バラエティに富んだアルバムになりました。前作の『ハートクチュール』から約2年ぶりのアルバムで、その間に書き溜めていた曲もあったんですけど、2017年バージョンにアップデートされた“今のchay”を表現したくて、私のオリジナル曲はストックの中からじゃなく、新たに書きました。

──『chayTEA』というタイトルのアイディアは、どこから生まれたんですか？

chay：チャイは、“甘さとスパイスの両方が効いた紅茶”ですけど、今回まさにそういう作品が出来たので、『chayTEA』と名付けました。それくらい、「これぞchay！」と言える渾身の作品です。

──chayさんにとって「あなたに恋をしてみました」（2015年）をはじめ、多くの作品を制作してきた多保孝一さんは、どういう存在なのですか？

chay：私は高校生の頃から多保さんが曲を書いていたSuperflyが大好きで、「いつか多保さんに自分の曲を書いてもらいたい」と願っていたんです。それが、「あなたに恋をしてみました」でついに実現した時、喜びとシンパシーを感じたのと同時に、“これからもずっと一緒にやっていきたい！”と思ったんです。私は自分でも作曲をしますけど、多保さんのメロディの作り方やコード進行は自分にはないもので、ものすごく新鮮で刺激的だし、その感動は今も続いていて、常に勉強させていただいている感じです。
（インタビューの続きは、サウンド・デザイナー7月号に掲載）

【chay特集・その他のコーナー】
・参加アレンジャーが語るchayの魅力
・chay'sギターコレクション
・レコーディングで使われた機材公開
・多保孝一氏のプライベートスタジオ公開
・『chayTEA』全曲解説

chayに影響を与えた音楽的なルーツ

普段なかなか見ることができない、chayの音楽のディープな面に触れた話を読みたい人は、ぜひ6月9日にサウンド・デザイナー7月号をゲットしよう。

サウンド・デザイナー7月号