山野楽器が、提携先であるテラダ・ミュージック・スコアが開発、VAIOの設計・製造による世界初の2画面電子ペーパー楽譜専用端末「GVIDO（グイド）」を、この秋より店頭にて独占販売することが決定した。価格は￥180,000（税抜）。

「GVIDO」は、すべての音楽家のためにつくられた2画面電子ペーパー楽譜専用端末。見開きA3判サイズという大型2画面表示により、紙の楽譜とほぼ同じサイズで、反射に強く、強い照明や明るい屋外でも見やすい画面が特徴となっている。

フレキシブル電子ペーパーとカーボンファイバーの筐体、フラットヒンジにより、厚さ6mm、重さ約660gの薄型軽量化を実現し、譜面台からの落下などに対しても強い耐久性を誇る。これにより屋外で強い風が吹いても譜面がめくれることなく演奏に集中できる。他にもページめくる際に音がしないので、レコーディングなどにも最適だ。なお、3時間の充電でなんと3日間の使用（※）が可能。

全世界に先駆けて、日本で 9月17日より先行展示および予約受付を開始し、10月10日より販売開始する。オンラインショップでは山野楽器および GVIDO ストアの2店のみで取り扱う。

また、店舗では、銀座山野楽器 本店が、唯一「GVIDO」 を販売する予定となっており、「GVIDO」を実際に手に触れ、体感し、ご購入いただけるアジアで唯一の場所となる。詳細は以下の通り。

（※）1日、1分間ごとに100ページをめくった場合

販売スケジュール

【販売スケジュール】
9/17より先行展示、予約開始。 10/10より販売開始(予定)
【取り扱い店舗】
銀座山野楽器 本店 6F ピアノサロン、 山野楽器オンラインショップ、 GVIDO ストア(オンライン)
・10/31まで、銀座山野楽器 本店 1F 店頭をはじめ3F 楽譜フロア、5F 管楽器フロアでも GVIDO を展示。
・9/17より10/9までの予約受付期間の土日祝日は、銀座山野楽器 本店 1F 店頭にて著名アーティストによる GVIDO を使用したライブ演奏を開催予定。詳しくはGVIDO特設サイトをチェック
【山野楽器GVIDO特設サイト】
https://www.yamano-music.co.jp/docs/gvido/index.html
【GVIDO ストア(オンライン)】
https://jp.gvidoscore.com/ （※9/17より）

※GVIDOストアでの電子楽譜販売や共有などの一部サービスは 12月1日(金)の開始を予定

主な仕様

・ディスプレイ(2 画面)：“Mobius”13.3 型(A4 サイズ) 電子ペーパー “Carta e-paper technology”搭載
・ペン入力(2 画面) ：電磁誘導方式
・タッチスイッチ ：赤外線タッチスイッチ
・楽譜保存形式 ：PDF データ ※専用ペンでの書き込みやブックマークなども保存可能
・内蔵メモリー容量 ：8GB
・インターフェイス ：microSD メモリーカード、マイクロUSB 端子
・無線LAN ：802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)
・Bluetooth ：○
・充電池 ：内蔵リチウムイオン電池
・外形寸法（幅x 高さx 厚さ）：約482 × 310 × 6 (mm) ※使用時
・重さ ：約660g

主な使用方法

・楽譜の取り込み方法
PDF形式の電子楽譜を端末に取り込む。GVIDOストアで購入した電子楽譜は GVIDO サービス経由で端末に追加でき、個人で作成した電子楽譜は USB もしくは GVIDO サービス経由で端末に送ることができる

・楽譜のめくり方
端末のタッチスイッチでページをめくることができる。タッチスイッチは3か所あり、割り当ての変更も行なえる。ページ進行をカスタム設定(演奏に合わせて、繰り返し、スキップなどを設定)したり、ページめくりで先読み設定(次のページを先行して表示)も可能

・楽譜に書き込む
付属のスタイラスペンによって 2 画面に書き込みと消去が可能。書き込みは最大 100レイヤーまで保存でき、GVIDOサービスを介しての共有も実現。ペンは太さや濃さも変えることができ、白ペンでの修正も行なえる。ペンの消しゴム機能により MENU を 呼び出さなくても直接消去することもできる

・楽譜を端末で管理する
内部ストレージに 4,000 ファイル*の楽譜が保管可能で、microSD カードを使ってストレージを増やすことができる。セットリストで楽譜管理が行なえるので、練習や演奏会に合わせてセットリストを作成、編集などにも便利だ。なお、セットリストは GVIDO サービ ス(My Library)でも作成して送ることも可能。 *1ファイルを1MB として換算した場合

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