4つの新作を加えた計38種のモジュールを装備。ラウドネス、VUメーター、アルバム単位のDDP書き出しなどの機能も追加

IK Multimedia、Mac/PC対応のミックス&マスタリング・モジュラー・システム「T-RackS 5」を発表!

IK Multimedia、Mac/PC対応のミックス&マスタリング・モジュラー・システム「T-RackS 5」を発表!

2017/09/15


IK MultimediaからMac/PC対応のミックス&マスタリング・モジュラー・システム「T-RackS 5」が発表された。2012年のT-RackS 4リリース後初のメジャー・アップグレードとなる「T-RackS 5」は、4つの新モジュールが加わり計38種のモジュラー・システムになった他、192kHz、32-bit浮動小数点対応の新エンジン、16個のプロセッサをシリアル/パラレル接続できるスイート、ラウドネス、VUなど放送、ストリーミング用のマスター制作に対応したメーター、表示サイズ可変の新しいインターフェースなど、すべてが刷新されている。

■新しい4つのモジュールについて

Master Match
リファレンスとなるトラックを3つまで読み込み、解析することで、その周波数バランス、聴感上のラウドネス特性をマスターまたはインサートしたトラックに適用可能。適用されたEQカーブは自由にエディットできるので、リファレンス音源の特性を参照しながら最適なマスターを仕上げられる

Dyna-Mu
アメリカ製の名機をモデルにしたコンプレッサー/リミッター・モジュール。トランスフォーマー、オール・チューブ仕様による特徴ある音によりミックスを糊付けし、まとまりのあるマスターを仕上げることが可能だ。ドラム、ベース、ボーカルなど個別のトラックの存在感を調整するプラグインとしても重宝するはずだ

EQual
まったく新しい10バンドのパラメトリック・イコライザー。かつてないほど高い解像度の、透明で正確なデジタル処理を基本としながら、英国、米国のアナログEQ名機をモデルにしたフィルター・カーブも呼び出せる「ハイブリッド・モンスター」となっている。リアルタイムに表示される周波数メーターを観ながら調整したいポイントをクリックすれば、そこにEQバンドが設定できる他、インターフェースのサイズを調整可能なT-RackS 5の仕様を活かしてフルスクリーンで表示すれば、気を散らす要素を排除して超高精細なEQ処理に集中するという、新しいミックス、マスタリング体験が生まれる

ONE
1画面でマスタリング処理が行える「オール・イン・ワン」モジュール。EQ、コンプレッサー、アナログ・ハーモニック・エキサイター、ローエンド・エンハンサー、リミッターが一体化され、直感的に、多くの人の心をつかむマスターを仕上げることが可能

■3種類の起動モード
T-RackS 5は、用途にあわせて3種類の起動モードを備えている。

- スタンドアローン・スイート:16個のプロセッサを起動して、シリアル/パラレル接続できるマスタリング・スイート。
- プラグイン・スイート:マスタリング・スイートを、DAWのトラックにインサートして利用可能です。
- シングル・プラグイン:EQ、コンプレッサー、リミッター、メーターなど、各モジュールを単体プラグインとして起動可能。

■サイズも調整可能な、新しいインターフェース
T-RackS 5では、スタンドアローン、プラグインとも表示サイズを調整可能なインターフェースが採用されている。16個のプロセッサを起動して、シリアル/パラレル接続できるマスタリング・スイートでは、モジュールをサイドバーから挿入したいポイントにドラッグするだけで各プロセッサーをアサイン可能だ。

■192kHz、32-bit浮動小数点対応の新エンジン
T-RackS 5では、192kHz、32-bit浮動小数点対応の新エンジンが導入された。ディザーも4種類から選択可能。リサンプリング・エンジンにも最高品位なものが採用され、CD、圧縮音源再生時にクリッピングの原因となるインター・サンプル・ピークを抑えるDDM(デジタル・デリバリー・マスタリング)オプションも備わっているので、ターゲットが何であっても破綻しないマスターを仕上げることができる。

■強化されたメーター・モジュール
多くの音楽家、エンジニアに愛用されているT-RackSのメーターも増強されている。放送、ストリーミングを問わず、ラウドネス規準に基づき音量が最適化されることが増えた今日の環境に対応し、LUFSラウドネス・メーターも装備。リファレンスとしてEBU R128、日本の放送局で採用されているARIB TR-B32等が選べる他、Apple Music、Others(主なストリーミング・サービス)にてサウンドチェックON時に適用される参照値も表示できるので、配信、再生時に強制レベル調整の対象となるマスターになっていないか事前に確認可能だ。ピーク、RMS、ダイナミック・レンジ・メーターに加え、直感的に聴感ボリュームを把握できるVUメーターも用意。スペクトログラム、フェーズ・スコープ、コアレション・メーターなど、問題のある周波数帯域、位相を監視するメーターの他、M/Sメーターもあるので、ステレオ空間に広がりのあるマスター、目の前に迫ってくるようなマスターなど、求めるイメージになっているかを視覚的に確認することもできる。

■アルバム単位のDDP書き出し対応のスタンドアローン版
T-RackS 5のスタンドアローン版では、複数の曲を読み込んで、各曲の調整をした後、アルバム曲順に沿って曲間、フェード、トラックID、ISRCコード、CDテキストなどのメタデータを記述して、各曲またはアルバム全体をWAV、AIF、DDPなどのフォーマットで書き出し可能。

■価格と購入方法
T-RackS 5は、2017年10月にリリース予定。IK Online Store(ユーロ)、beatcloud.jpストア(日本円)にてプリオーダー特価で予約できる。

通常価格
- T-RackS CS:無償
- T-RackS 5(新しいモジュール4種とメーターを含む計9モジュール):€ 149.99または17,000円(税別)
- T-RackS 5 Deluxe(計22モジュール):€ 299.99または34,000円(税別)
- T-RackS 5 MAX(計38モジュール):€ 499.99または57,000円(税別)
- T-RackS 5 MAX Crossgrade:€ 299.99または34,000円(税別)

予約特価(2017年10月リリース時まで)
- T-RackS 5:€ 99.99または11,000円(税別)
- T-RackS 5 Deluxe:€ 199.99または23,000円(税別)
- T-RackS 5 MAX:€ 329.99または38,000円(税別)
- T-RackS 5 MAX Crossgrade:€ 199.99または23,000円(税別)
 

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