レコーディングのサウンドがそのままライブで再現できる
ライブサウンド用リアルタイム・エフェクトプロセッサー「Universal Audio UAD-2 Live Rack」が新登場
ライブサウンド用リアルタイム・エフェクトプロセッサー「Universal Audio UAD-2 Live Rack」が新登場
2018/06/11
レコーディング機器で有名なUniversal Audio(ユニバーサル・オーディオ)社より同社の新機軸となるライブサウンド向きエフェクトプロセッサーUAD-2 Live Rackが新登場した。そのお披露目会が、6月7日に東京・秋葉原CLUB GOODMANで開催された。
UADプラグインとは、SSL、スチューダー、ニーヴ、マンレイ、レキシコン、API、フェンダー、ムーグといったハードウェアのレコーディング機器(アウトボード/エフェクター)の中でも名機と呼ばれるエフェクトをパソコン上でプラグインとして使用できるようにしたシステムだ。
最大の魅力は、アウトボードを積み重ねたりエフェクターを持ち歩く必要がないことだ。専用のユニットを使用するだけでパソコンのCPUに負荷をかけずにプラグインエフェクトが自在に扱える。
世界中で20万人ものユーザーが愛用しているUADプラグインは、従来レコーディングスタジオやホームスタジオなど主に楽曲の制作現場で使用されてきた。UAD-2 Live Rackは、レコーディングされたサウンドと同様のクオリティをライブサウンドでも実現しようという目的で開発された。
UAD-2 Live Rackを4台組み合わせると、最大64チャンネルのオーディオ信号処理を行なうことも可能だ。リアルタイムでとくに威力を発揮するのは、ボーカルにかけられるピッチ補正だろう。なんとアンタレスAuto-Tune Realtimeプラグインは標準装備となっている。
ラインナップ
UAD-2 Live Rack Core:オープンプライス(市場実勢価格:¥340,000)
・アンタレスAuto-Tune Realtimeを含む12種類のプラグインライセンスを標準装備
UAD-2 Live Rack Ultimate:オープンプライス(市場実勢価格:¥670,000)
・オールラウンドのプラグインライセンスを92種類装備
発売日:2018年6月22日
新製品発表会の会場で、Live Rackの解説をしたDub Master X氏(左/サウンドエンジニア、ミュージシャン)とユウイチロウ・ナガイ氏(右/ユニバーサル・オーディオのセールスマネージャー)からのメッセージ
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