YouTubeチャンネル“CREAM VISION”の再生回数は4,000万を突破!
CREAM『CHANGE』インタビュー
CREAM『CHANGE』インタビュー
2016/02/01
Staxx T(MC)とMinami(Vo)によるマルチユニットCREAM。YouTubeチャンネル“CREAM VISION”の再生回数は4,000万を突破し、その楽曲や歌声を耳にしたことのある人も多いはずだ。そんな彼らが2月3日に待望の3rdアルバム『CHANGE』をリリースする。ここでは、アルバムのリード曲「CHANGE」が生まれた背景や、レコーディングに関する裏話、2人の音楽的なルーツなどについて聞いてみた。EDM、R&B、HIP HOPといった様々な要素を巧みに融合した『CHANGE』。要チェックのアルバムだ!
取材:東 哲哉(編集部)
「CHANGE」というテーマは、制作し始める前から決まっていました。
──今回のアルバムは、いつ頃から制作をスタートしたのでしょうか?
Staxx T:アルバムを出そうと決まって動き出したのは去年の9〜10月くらいですね。
Minami:でも、実は前のアルバム『#nofilter』に入らなかった曲も入ってたりします。
Staxx T:だから今回の収録曲で一番古いものは2年前にすでにあったものもあります。それは今回のアルバム用にブラッシュアップしたりして。その作業は去年の夏過ぎから動き始めた感じですね。
──アルバムのコンセプトは始めから決まっていたのでしょうか?
Minami:そうですね。「CHANGE」というテーマ自体は制作し始める前から決まっていました。
Staxx T:2014年の暮れくらいからですね。その時僕は髪型をハイトップフェードっていうハデなやつにしていて。リスナーにもそのイメージが定着しちゃってて「なかなか変えづらいな...」っていうのがあったんです。そろそろ“CHANGE”したいなと。周りのイメージを気にして何も変えられないのではなく、ポジティブに変わっていく、変化っていう意味での“CHANGE”をしたいし。実はインスタグラムにも「#CHANGE」っていうハッシュタグを使ってそういう自分たちの気持ちを発信していたんですよ。
Minami:“CHANGE”というテーマを決めて2年が経って、その間にも私たちにはいろんなことがあって。それがサウンドや歌詞に変化をもたらしてくれて、テーマにフィットした作品になったなって思います。
──そんなコンセプトを表したリード曲「CHANGE」は、GIORGIO CANCEMIさんとの共同プロデュースでクレジットされていますが、曲作りはどのような感じで進められたのでしょうか?
Staxx T:まず、GIORGIOさんとミーティングをしまして。
──2年前に?
Staxx T:いえ、「CHANGE」はわりと最近の曲なんですよ。
──ではアルバムコンセプトを決めて、リード曲「CHANGE」を作ったという流れですか?
Staxx T:はい。アルバム制作中に「CHANGE」って名前を付けた仮曲は自分たちでいくつか作ったり、外部のプロデューサーさんにお願いしてみたんです。でも、しっくりくるものがなかなか出てこなくて。そんな中、僕が街の中華料理屋さんで食事していたら、たまたま有線で流れてた曲がすっごく良くて。聴き取れた歌詞をTwitter上のみんなに質問したらTANAKA ALICEさんの「Party Like You」だよって教えてもらえたんです。「あ〜、やっぱりTANAKA ALICEか!」って(笑)
Minami:前から好きだったんだよね(笑)。
Staxx T:そう。トラックは洋楽っぽくってメロディーはキャッチーで。その曲をGIORGIOさんが作られてたんです。それで直々にオファーさせて頂いて。
──曲をオーダーする際は、Minamiさんが得意なキーを指定したりするのでしょうか?
Minami:今回は特にしてませんね。「CHANGE」はできあがってきた時点で歌いやすいキーだったので。そのまま歌えました。
──歌詞は曲ができた後に作られたのですか?
Staxx T:歌詞はいただいた仮歌の状態でも入っていたんですが、それに僕ららしい言葉の言い回しをミックスして完成させました。
──具体的に、「CHANGE」ではどんな歌詞をどう書きたいと思われたのでしょうか?
Staxx T:僕、ちょっと病んでた時期があったんですよ。理由もなく気持ちが沈んじゃって、「音楽やってても楽しくないし、アルバム出せねぇし」みたいな(笑)。そんな状態からふとしたきっかけで抜け出したんです。歌詞の中にある「キミ」は誰かのことじゃなくて自分の中の大切なものを指しているんですよ。落ち込んでる時から元気になるときの“CHANGE”っていうのはすごく些細なことから起こる。そういう気持ちを歌詞にしました。
──歌詞はお二人で話し合いながら作っていくのですか?
Minami:「CHANGE」に関してはStaxx T発信で作りましたけど、時と場合によりますね。
Staxx T:そうだね、例えば英語の歌詞が最初にできた曲はMinamiの思いが強く反映されたりします「CHANGE」は僕が「こんな歌詞を書きたい」っていう想いが強かったので。
この記事の画像一覧
(全0枚) 大きなサイズで見る。
リンクエリア
- 関連記事
関連する記事
2016/06/24
2016/03/13
2015/11/01
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01