荻野可鈴、山田朱莉、志田友美、小林玲、京佳の5人からなるアイドルグループ夢みるアドレセンス、通称夢アド。アドレセンスとは「思春期」のこと。人気ティーンファッション誌モデルを中心として、2012年にグループ結成。2015年3月にSony Music Associated Recordsよりメジャーデビュー。7月に2ndシングル「サマーヌード・アドレセンス」をリリースし、前作よりも大きくポイント数を伸ばしながら、
デビューから２作連続でオリコンウィークリーランキング7位を記録するなど話題を呼んでいる彼女たち。

　そんな彼女たちの、東名阪の3箇所4公演に渡る“#ユメトモの舞ツアー 2015秋”が、昨夜メルパルク東京にてファイナルを迎えた。

　金屏風が佇むステージ上に、先日レスリー・キーが手がけたアーティスト写真で明らかになった迷彩柄の新ビジュアルをアレンジした衣装に”刀”を持った夢アドのメンバーがクールな演出で登場すると、「今日はちょっぴり本気だす！」と開口一番にメジャーデビューを飾った1stシングル曲「Bye Bye My Days」でライブをスタートし、会場は一気に加熱。「ステルス部会25:00」、「マワルセカイ」などデビュー前の人気楽曲などを織り交ぜながら披露し、この日が初披露となる各メンバーのソロ曲のコーナーへ。

　京佳の「シャークガール’99」、小林玲の「OVERFLOW」、志田友美の「Butterfly Effect」、荻野可鈴の「トーキョー・デリシャス・ランデブー」、山田朱莉の「ぴよぴよあかちゃむサンド」というこのツアー最終日まで毎週YouTubeにてティザー映像が公開となっていたソロ楽曲をメドレー形式で届けていった。

　ここで後半戦の衣装チェンジに入ると、“ユメトモダンスタイム”と称し名阪公演でも行われた西城秀樹の「YOUNG MAN」が響き渡る。
ほどよく盛り上がった後、西城秀樹のそっくりモノマネ芸人のバーモント秀樹がサプライズゲストとして登場し歌唱すると会場は異様な盛り上がりとなった。

　再度メンバーが白い衣装を身にまとい登場すると、フジテレビで放送中のドラマ「南くんの恋人～my little lover」の挿入歌となった新曲「小さなストーリー」もこの日初お披露目に。

　その後のMCにて、名阪とこの日の昼公演を通して会場で投票を行っていた、夢アドの”キャッチコピー投票”の結果が発表に。”アイドルなのにカワイイ”、“カワイイだけじゃダメなんですか！？”、”顔は武道館級。”という候補が並ぶ中、見事”カワイイだけじゃダメなんですか！？”というキャッチコピーが多くの得票数を集めて採用となった。なお、こちらのキャッチコピーは、年明け1月にリリースされる3rdシングルのジャケットにも記載される。

　後半戦に突入すると、KFC「クラッシャーズ」とのコラボレーションが話題となった「くらっちゅサマー」、さらに「キャンディちゃん」、「ひまわりハート」、「17:30のアニメ」と立て続けに、彼女たちのライブで盛り上がること必至のナンバーが続く。

　本編最後には、先日リリース情報とMusic Videoが発表されたばかりの3rdシングルとなる新曲「舞いジェネ！」がこちらもこの日初披露。ステージいっぱいに”舞”Tシャツを着たダンサーが登場し、会場のお客さんも巻き込んでまさに”舞い”踊る状態で圧巻の大団円で本編を終えた。

　再度アンコールで金色に輝くセクシーな衣装で登場すると、真心ブラザーズの名曲を再構築して話題となった2ndシングル曲「サマーヌード・アドレセンス」をパフォーマンス。盛大なアンコールに感謝を述べた後、この日の最後を締めくくる「Hi! Summer Dreamer」に。
会場全体がタオルを掲げて舞い踊り、ツアータイトルにふさわしくステージを締めくくった。

　夢みるアドレセンスは、この日初披露となった「舞いジェネ！」を、来る2016年1月20日にニューシングルとして発売予定。作詞・作曲をロックバンド“OKAMOTO’S”のボーカル・オカモトショウが、編曲＆サウンドプロデュースを音楽プロデューサー集団・agehaspringsが手がけており、レコーディングにはOKAMOTO’Sのメンバーも全員が参加するというかつてない強力なコラボレーションが実現した意欲作。さらに、本日このニューシングルリリースに伴い、forTUNE musicにてクリスマスイベント”夢アドXmas 2015 ～Welcome to 舞(my) room～”が12月に東名阪で開催されることが明らかに。

こちらの詳細はforTUNE musicのイベントページをチェックしよう。