2005年当時16歳でシングル「ラン・イット！」がいきなり全米シングルチャート5週連続1位に輝き、その鮮烈なデビュー以降3枚の全米No.1アルバムと6曲のNo.1シングル、そしてグラミー賞を含む40にも及ぶ数々の賞を手にし真のスーパースターとなったクリス・ブラウン。

今年でデビュー10周年を迎えた彼のキャリア集大成ともいえるニューアルバム『ロイヤルティ』日本盤がいよいよ明日12月23日に発売となる。

通算7枚目となる本作から、既に公開されている「ゼロ」「リカー」「ファイン・バイ・ミー」に続き、新しく「バック・トゥ・スリープ」「リスト」「エニウェイ」「ピクチャー・ミー・ローリン」「リトル・モア(ロイヤルティ)」のミュージック・ビデオを公開。

現在、合計8本のミュージックビデオが公開されているが、そのすべてがひとつのストーリーとして繋がっているという前代未聞な内容に仕上がっている。最初に公開された「リカー」ではお酒や女性とのトラブルを、シングル「ゼロ」ではその後失恋してすべて失った状況を描き、「ファイン・バイ・ミー」ではダンス・バトルに挑戦。続いて「バック・トゥ・スリープ」ではひとりの女性との情事、「リスト」「エニウェイ」や「ピクチャー・ミー・ローリン」では彼の自由奔放且つ破天荒なキャラクター、そして最後の「リトル・モア(ロイヤルティ)」では最愛の娘に出逢い本物の愛を知る模様が描かれており、同ミュージックビデオにはクリスの実娘ロイヤルティがカメオ出演している。

ちなみに、この度クリスはアメリカでの発売日からクリスマスまでの期間に売れたアルバム1枚につき1ドルを、“チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・ホスピタル・アンド・ベスト・バディーズ”というチャリティ機構へ個人的に寄付することを宣言するなど、人道支援活動にも積極的に参加。父親になった彼の明らかな心境の変化が見て取れる部分にも注目だ。

なお、クリスはデビュー以降楽曲やダンスのみならずミュージックビデオにも高いクリエイティビティを発揮。その完成度の高さからYouTubeでの動画総再生回数も30億回以上と常に多くのファンを魅了しており、今回の全8本に及ぶ一連のミュージックビデオも彼のそんな一面が垣間見れる画期的内容となっている。