サウンド・デザイナー2016年2月号チラ見記事

ポール・ギルバート|ニューアルバム『ブッこわせるぜ!』のレコーディング現場を公開!

ポール・ギルバート|ニューアルバム『ブッこわせるぜ!』のレコーディング現場を公開!

2015/12/25


Mr.BIGのギタリストとしてもおなじみのポール・ギルバートが、ソロアルバム『ブッこわせるぜ!』を発表した。ポールを含めてボーカルを取れるメンバーが4人、ギターを弾けるメンバーが3人という編成で制作された本作について本人を直撃取材した。
interview by Takashi Kanawawa photo by Jeff Newton

今回の作品では時間と情熱を作曲に費やしたかったんだ

──今作は70年代風のブルージーなハードロックに仕上がっていますね。

ポール:今回やりたかったのは、複雑なプログレッシブロックのようなものではなくて、ストレートなブルースの影響を感じさせるロックだったんだ。そこにはもちろんポップスやメタル、さらにはゴスペルからの影響もある。それらはすべてブルースでつながっているんだ。ブルースは僕が好む音楽の中心にあるもので、その要素がなければ自分の心の琴線に触れることはないんだ。しかも、シンプルかつクレバーなものじゃないとね。例えば、ドアーズの「ハートに火をつけて」のコード進行なんてシンプル極まりないけど、一風変わっているし、とても洗練されている。そういった曲を書いたソングライターへのリスペクトが今回のアルバムには表われていると思う。

──今回の曲が生まれたきっかけは?

ポール:すべての曲は歌詞から始まっているんだ。イタリアでのクリニックツアー中に車中から美しい景色を見ながら、B.B.キングや1950年代のジャズをかけて自分の人生を思い返していると、歌詞のアイディアが湧き出てきてね。それをiPhoneに50個ほど書きとめて、帰宅して歌詞の形にまとめたんだ。歌詞があれば、リズムやメロディはすぐに出てくるし、歌詞を先に作ることで曲のフレームが完成するので作業上都合がいいんだ。

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