ディズニー映画最新作『ズートピア』の日本語版主題歌
Dream Ami「トライ・エヴリシング」インタビュー
Dream Ami「トライ・エヴリシング」インタビュー
2016/04/04
Dream Amiが2枚目となるソロ・シングル「トライ・エヴリシング」を4月20日にリリースする。「トライ・エヴリシング」は、ディズニー映画最新作『ズートピア』の日本語版主題歌であり、Ami自身も声優として映画に参加するなど、見所も多い意欲作だ。ここでは、ソロ・アーティストとしての最近の心境やディズニー作品への思い、カップリング曲を含む「トライ・エヴリシング」の制作秘話などを聞いてみた。ファン必見のインタビューだ!
取材:馬渕信彦
今しかできないこと、今できることをやろうという気持ちで制作に入りました。
──ソロ・デビューから約9ヶ月、自身として変化した心持ちや成長の実感はありましたか?
Dream Ami:大きく変化したことは、1人で活動させていただいたことに多少は慣れたことですかね(笑)。1人で歌うことに対する違和感が徐々になくなってきたと思います。今はソロ・アーティストとして自信を持ってステージに立てている実感が多少なりともあります。それと同時に、ソロでやりたいことがイメージできるようになりました。ソロ・ライヴもやってみたいですし、こういう曲があればこんな演出もできるなってマインドで制作に臨めるようになりました。ソロ・アーティストとしての責任感や自覚が芽生えてきたことは自分でも実感しています。
──ソロ・デビューへ動き出した当時を思うと、ご自身にとって相当な挑戦だったわけですよね?
Dream Ami:かなりの挑戦でした。恥ずかしさというのも変なんですけど、私で良いのかなって迷いも正直ありました。でも、HIROさんを始めE-girlsメンバーもポジティヴな言葉をかけてくれて、みんなが背中を押してくれたからこそ挑戦できたのだと思います。
──ソロを経験したからこそ、グループに還元できたものはありましたか?
Dream Ami:まだまだ還元はできていませんが、E-girlsの中からソロ・デビューしたのは私が初めてだったので、グループの可能性を広げられたのかなと思っています。今ある環境だけじゃなくて、新たなものを目指していくキッカケになれていたら嬉しいです。
※ディズニー映画『ズートピア』日本版主題歌に抜擢された経緯について
『アナと雪の女王』を始めディズニー・アニメーションのすべてを手がけるミュージック・スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルがDream Amiの歌を聴き、「一発で気に入った」という経緯がある。
──その夢のようなオファーを知らされて、率直にどんな気持ちになりましたか?
Dream Ami:「なんで私なんですか?」というのが率直な気持ちでした(笑)。もちろん、とても嬉しかったですけど、「まさか自分が!?」という気持ちですね。今まではディズニーさんのコンピレーション・アルバムの1曲として歌えることがあったらいいなと思うことはありましたが、まさか映画主題歌のお仕事をいただけるなんて想像もしていませんでした。最初は驚きでしかなかったのですが、徐々に喜びを実感しました。それと同時に、社会現象にもなった『アナと雪の女王』という大きな作品も記憶に新しかったので、プレッシャーもありました。だけど、こんな大きなチャンスに挑戦できる機会はないので、今しかできないこと、今できることをやろうという気持ちで制作に入りました。
──映画『ズートピア』を観た感想も教えてください。
Dream Ami:動物たちの物語なのですが、人間の感情に訴えるメッセージや奥深いストーリーに驚かされました。私自身、思わず泣いちゃったシーンもありましたし、観る人を感動へ誘う映画だと思います。あとは、何と言っても映像の美しさ! 色使いにしてもディズニーワールド全開な作品です。私もディズニー映画のそういったところも好きな部分のひとつなので、王道のディズニー作品に携われたことも嬉しかったです。
──主題歌だけでなく声優にも起用されるという話は、同じタイミングで知らされたのでしょうか?
Dream Ami:いえ、最初は主題歌のお話だけでした。もしかしたら声優の話もあるかもよ~、なんてレコード会社のスタッフさんには言われていたのですが、レコーディングの日に突然聞かされて(笑)。これは「大変なことになったぞ!」と思いましたね(笑)
──ディズニー映画とコラボする魅力や楽しさってどこにあると思いますか?
Dream Ami:声優は大変でしたけど、凄く素敵な思い出になりましたし、今は公開が待ち遠しいです。私がガゼルの楽曲を歌い、私の声がガゼルの声になった映像を観た時は感動しました。日本中の映画館でみなさんの元に届くと思うと鳥肌が立ちました。
──Amiさんが思われるディズニー音楽の魅力、印象に残っているディズニー音楽って?
Dream Ami:勇気をいただけるところが一番の魅力だと思っています。今回の「トライ・エヴリシング」もそうですけど、人間の弱い部分に寄り添って、そっと背中を押してくれる音楽。小さい頃から口ずさんでいたディズニー音楽の歌詞の内容を大人になって理解できた時、改めて素敵な曲だなって思えるのも素晴らしいですよね。印象に残っているディズニー音楽は、『トイ・ストーリー』が好きなこともあって、ダイヤモンド✡ユカイさんの「君はともだち」は今でも映画を観ながら歌ってしまいます。ソロ・デビュー・シングルで日本語でカバーをさせていただいた『リロ・アンド・スティッチ』の「愛さずにはいられない」も好きです。他にも、アリエルのテーマ・ソング「パート・オブ・ユア・ワールド」など挙げるとキリがないくらいです。
──他にもディズニーに関する思い出もあれば教えてください。
Dream Ami:いつの日か、ディズニーランドで働こうと思ったことがあります。星を拾う人になろうと、本気で調べました(笑)
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