各プラグインの魅力をチェック!

ユニバーサル・オーディオApollo/UADシリーズのプラグインにフェンダーのギターアンプが新登場

ユニバーサル・オーディオApollo/UADシリーズのプラグインにフェンダーのギターアンプが新登場

2016/07/13


ユニバーサル・オーディオのApollo/UADシリーズに付属している「UADソフトウェア」がバージョン8.6へとアップデートし、正式にWindows 10に対応すると共に、新たに3つのプラグインが加わりました。各プラグインの魅力をチェックしましょう。

  • Apollo Twin USB

オーディオインターフェイスとプラグインがセットになった製品。USB 3.0接続に対応したWindows専用機で、プラグインを処理するためのDSPを2基搭載しており、かけ録りやミックスにUADプラグインをフル活用できる
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価格:オープンプライス(¥110,000前後)

あらゆるジャンルの音作りができる人気のビンテージ・フェンダーアンプ

今回、新たに追加された「Fender ’55 Tweed Deluxe」は、1955年製のフェンダー“5E3”Tweed Deluxeアンプを忠実に再現したプラグインです。以前のUADでも、マーシャルやエングル、フリードマン、アンペグなど、アンププラグインは多くありましたが、ユニバーサル・オーディオが開発をすべて手掛けたアンププラグインは今回が初です。

スピーカーモデルは「stock 1955 Jensen P12R」、「Celestial 25-watt Greenback」、「JBL D120F」の3種類から選択できます。また、マイクは「シュアSM57」と「ゼンハイザーMD421」といった一般的なエレキギターでのレコーディングで使用されるマイクの他、アンビエントを録るためのオフマイクとしても使われる「ノイマンU67」や、リボンマイクの「ロイヤーR-121」と「ベイヤーM160」の計5本から選択可能。2本まで同時にマイキングができます。クリーンからクランチ、オーバードライブ・サウンドまでを作り出し、カントリー、ジャズ、ロック、フュージョンなど、1台であらゆるジャンルが網羅できるアンプです。
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Windows専用DAWソフト「タスカム・プロフェッショナル・ソフトウェアSONAR PL ATINUM」で、ギタートラックにプラグインをインサートして録音してみたところ。INST VOLとMIC VOLで音質を調整する

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スピーカーセレクターでは、金属的なトレブリーさと分厚いローを持つ「JP12」、120Wのハイファイでナチュラルなクリーントーン「JB120」、厚いミッドと艶のあるトレブリーなロックサウンドを得意とする25Wの「GB25」が選べる

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マイクは、定番のシュアSM 57、白いゼンハイザーMD 421、モダンなロイヤーR-121、レアな60年代のベイヤーM160、ビンテージのノイマンU67の5本から選べる

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オリジナルのアンプのように4つあるインプットのどれにも接続できる。ソフト上に用意されている “Y字” ケーブルを使用して、インプットをジャンプして複数のチャンネルのサウンドをブレンドすることも可能だ

Apollo Twin USBで使うとピッキングのレスポンスが超高速

今回はWindows 10を搭載したパソコン「VAIO」のUSB3.0ポートにApollo Twin USBをつないで、Fender ’55 Tweed Deluxeの試奏をしてみました。ApolloのConsoleアプリケーション上で同アプリを立ち上げてギターを弾いてみたところ、レイテンシー(音の遅れ)は一切なく、カッティングやスピーディーなピッキングをした時のアタックのレスポンスがとてもいいので、ストレスなくプレイに集中できます。

フェンダーTweed期の一番人気のビンテージアンプを再現しただけあって、アナログ感あふれる厚みのあるクリーンと、いなたい歪み、コンボらしい12インチ× 1発らしい箱鳴り感のある音色が得られました。アンプのボリュームが上がってくることで生まれる自然なブースト感も特徴です。また、3つのスピーカーと5種類のマイクの組み合わせは、迷わずに音作りができる丁度いい数だと言えます。
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ApolloのConsoleアプリケーション2.0上でFender '55 Tweed Deluxeを立ち上げると、カッティングやスピーディーなピッキング時でも音が遅れずにストレスなく弾けるため、かけ録りに最適だ

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Apollo Twin USBのフロントのHi-z端子に、ギターからのシールドをつなげて録音してみた。パネル上の大きなノブでインプットレベルやモニターレベルが簡単に調整できる。出音はクリアで太い印象だ。インピーダンスなど本物のアンプ特有の挙動もエミュレートする「ユニゾン」対応なので、よりリアルなサウンドを得られる

アビイロードスタジオで使われていたマスタリング用ビンテージEQ

「Chandl er Li mi ted Cur ve Bender Mastering EQ」は、ビートルズの名作『アビイ・ロード』やピンク・フロイドの『狂気』のレコーディングで使用されたものと同じ、アビイロード・スタジオのビンテージアナログEQ「EMI TG12345デスク」に基づいて、ソフチューブが開発を手掛けたプラグインです。

これはビンテージ機材特有の太さと暖かさのある音質で補正が可能なミキシング/マスタリング用EQで、ローエンドをブ厚く、ミドルをアグレッシブに、ハイエンドをスムーズに調整できます。元となったオリジナルのEMI TGデスクEQは、フィルターポイントが9つに固定されていますが、プラグイン版では周波数やQを自由に変更でき、さらにM/S機能やハイパス/ローパスフィルターなど51もの機能が追加されているため、幅広い用途で使えます。ボーカルやドラムのバスにインサートしたり、ミックスやマスタリングのマスタートラックにも最適です。
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チャンドラー・リミテッドから認可されたミキシングとマスタリングのためのモダンクラシックなEQ。プラグインのみの機能として、M/S(センターとL/Rを別々に調整する機能)に対応し、チャンネルリンクも搭載している

ピークを的確に抑えて音圧を上げるマスタリング用リミッター

世界中で利用されているプロ用のリミッタープラグイン「ソノックスOxford Limiter」がバージョン2へアップデートしました。このプラグインは、必要なトランジェント(アタック感)やダイナミクス(強弱)を失うことなく、音圧のあるサウンドを得ることができるマスタリング用リミッターです。

新たに搭載された4種類の「可変デプス・ノイズシェイピング・モード」と、アタック、リリース、可変ソフトニーを調整することにより、音量のピークを抑えながら、トラックのボリュームや明瞭度、プレゼンスを向上させられます。

また、今回のバージョンアップでは、最新世代の「サンプル間ピークディテクター」を導入し、ピーク検出をより高精度に行なうことができるようになりました(ネイティブ版に先駆けてUADプラットフォーム版で登場)。MP3/AACファイルにエンコーディングする際の、歪みの発生を防止する機能も搭載しています。
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アウトプット部で「ハイパスTPDFディザリング」を用いることで、ノイズを一切発生させることなく、24ビットか16ビットのオーディオファイルにアウトプットすることができる

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