イヤホン、ヘッドホン、PCなどで聴く音楽の臨場感が格段にアップする

音楽スクールに通う4人が
LUXMAN「DA-150」の魅力に迫る!

音楽スクールに通う4人がLUXMAN「DA-150」の魅力に迫る!

2016/07/29


LUXMANからコンパクトかつリーズナブルなUSB-DAC「DA-150」がリリースされた。ここでは、USB-DAC未経験という音楽スクールの生徒4人に協力してもらい、数日間に渡って「DA-150」を実際に各自の自宅で試聴。その率直な感想を語ってもらった。はたして、音楽の聴こえ方はどのように変わったのか!? オーディオライター岩井喬によるインプレッションも交えながら、様々な角度から「DA-150」の魅力に迫ってみよう!

文:編集部/岩井喬

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普段音楽を聴く環境としてスマホやウォークマン、そしてPCといったツールで楽しんでいる方は少なくないだろう。その音を出力する手段はイヤホンやヘッドホン、PCであれば内蔵スピーカーで済ませていないだろうか? ライフスタイルは様々ではあるが、それではあまりにもったいない。いつも聴いている音楽に込められたボーカルの声や楽器の演奏によるアウトラインだけでは、本来の数十分の一に満たない情報しか聴いていないことだってあり得るのだ。それではどうすれば音楽に込められた情報を有効に出力できるのか? その回答として提案したいのが、デスクトップでの最強の音環境『USB-DAC』LUXMAN DA-150を核としたコンパクトな『パワードモニター(アクティブスピーカー)』と『ヘッドホン』を組み合わせたオーディオシステムだ。
 

音楽学校の生徒4名による「DA-150」を実際に自宅で使ってみた感想


今回、試聴に参加してくれた4人は、普段は主にスマートフォンで音楽を聴くことが多いとのこと。そんな彼らがDA-150を使ってみた後、口を揃えて話していたのが “音の臨場感がすごい” ということだ。その他にも春日君の “歌声が透き通って聴こえて、身に染みてくるようだった” という感想や、望月さんの “各パートの音がハッキリ聴こえるのでバンドサウンドの確認や練習にも使えそう” というコメントも印象的だった。

 

■試聴に協力してくれた4人のコメント

三谷翔平君
ミュージックスクールウッド ヴォーカル研究科

普段、自分はiPhoneで音楽を聴いているのですが、今回初めてDA-150を通して音楽を聴いてみました。ジャンルはロックだったり、ストリングスの利いたバラードです。ロックだと、重低音がとても聴きやすくて、ストリングスの利いたバラードだと1つ1つの楽器が良く聴こえて生感がとても伝わりました。

また、自分はMacを使って曲を作ったり、レコーディングもするのですが、普段自分が聴いている声の質感などがDACを通すことでよくわかりました。


春日雅大君
ミュージックスクールウッド ヴォーカル本科

iPhone単体で音楽を聴いたときは、ノイズが残っていて透き通っているとは感じなかったのですが、DA-150を通すと透き通っていると感じました。特に秦 基博さんの歌声を聴いた時は、声がスッと身に染みて感じられ、クラシックを聴いた時は重低音をすごく感じることができました。セットアップも簡単で誰にでも扱いやすいと思いました。


望月 咲野香さん
ミュージックスクールウッド ヴォーカル本科

私はR&Bとオーケストラを中心に聴いてみました。まず始めに、ビートがすごく感じられたのが印象的で、低音が響いたのでリズムによく乗ることができました。また、歌に関しては破裂音やサ行、息づかいまで聴こえて、歌い手の気持ちまで伝わってきました。

操作性に関してですが、iPhoneをつないでスイッチを押して、ボリュームを調整するだけで使えるので、初心者でも簡単に扱えるなと感じました。持ち運びもすごい楽チンで良いと思います。


栗原快次君
ミュージックスクールウッド シンガーソングライター本科

僕は普段、iPhoneの音をイヤホンで聴いているのですが、今回DA-150を通してみて、音の広がり方や録音している環境の空間までも映像としてイメージされました。日頃は、ロックなどの洋楽を聴いているのですが、ロックだと音の重厚感や重低音が鮮明に聴こえました。また、邦楽との発音の違いやビートの乗り方の違いもわかりました。

操作性もわかりやすくて、初めて扱う人でもすぐに使えると思います。

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LUXMAN「DA-150」

高級オーディオメーカー、LUXMANが送り出すUSB-DAC。コンパクトな筐体に最新のデジタルフォーマットに対応したUSB入力や高品位でパワフルなヘッドホンアンプアンプを装備。さらに、パワードスピーカーなどと組み合わせることで、コンパクトな設置空間にハイグレードなデスクトップオーディオの環境を整えることができる。

【主な仕様】
▼形式:2チャンネル D/Aコンバーター
▼デジタル入力:USB 1系統、COAX 1系統、光 1系統
▼対応サンプリング周波数
・USB入力 (PCM):32k、44.1k、48k、88.2k、96k、176.4k、192kHz (16、24、32bit)
・USB入力 (DSD):2.82M、5.64MHz (1bit)
・光/同軸入力: 32k、44.1k、48k、88.2k、96k、176.4k、192kHz (16、20、24bit)
▼アナログ出力:アンバランス 1系統(RCA, 固定出力)、ヘッドフォン 1系統 (Φ6.3 標準)
▼ヘッドフォン出力:200mW + 200mW/16Ω、400mW + 400mW/32Ω、130mW + 130mW/600Ω
▼ライン出力電圧(インピーダンス):2.5V(300Ω)
▼周波数特性:2Hz~50kHz
▼消費電力:15W
▼外形寸法/重量:182 (W) × 73 (H) × 277 (D) mm


■価格:¥98,000(税抜)
メーカー詳細ページ

GENELEC「G ONE」

スタジオモニターとして定評のあるGENELEC のコンシューマー向けモデル。全高200㎜に満たないサイズから想像できないほどの音圧と豊かな低域再生を実現。PCやモバイルオーディオ機器、i-Phone、スマートホンなどと組み合わせてハイクオリティーでコンパクトなオーディオ環境を作ることが可能。

【主な仕様】
▼形式:パワーアンプ内蔵 2ウェイ・バスレフ型
▼入力フォーマット:アナログ
▼入力コネクター:1系統(RCA, 10kΩ)
▼ドライバー:高域用 19mm、低域用 76mm
▼パワーアンプ定格出力:高域用 12W、低域用 12W
▼定格音圧:93 dB
▼周波数特性:73~21kHz
▼クロスオーバー周波数:3kHz
▼外形寸法:121 (W) × 195 (H/Iso Pad 使用時) × 114 (D) mm
▼重量:1.4kg


■ペア価格:オープンプライス
(実売想定税抜価格:¥103,000)
メーカー詳細ページ

GENELEC「VC9000W」

GENELEC Gシリーズスピーカーの音量調節を手軽に行える製品。コンピューターやDAPに加えて、i-Phoneやスマートホンに直接つなぐことが可能。アルミダイキャスト性の高い質感と適度な重量感による安定した操作性が魅力。

【主な仕様】
▼形式:パッシブ方式ボリュームコントロール
▼入力端子:ステレオミニプラグ
▼出力端子:ステレオミニジャック
▼外形寸法:60Φ(w/D)x 42(H)mm(
▼重量:0.325kg
▼外装:白(ブラスト仕上)アルミダイキャスト


■価格:オープンプライス
(実売想定税抜価格:¥17,000)

SHURE「SRH-1840」

SHURE のフラッグシップモデルとなるプロフェッショナル・オープンバックヘッドホン。左右のドライバー特性を揃えることで、スムーズに伸びる高域と正確な低域を実現。これにより圧倒的な音響性能を提供します。プレミアム素材を使用し、精密なエンジニアリングと相まって高度な音響性能を実現。

【主な仕様】
▼形式:オープンダイナミック型
▼ドライバー:40mmネオジム磁石
▼感度(1kHz):96dB/mV
▼再生周波数帯域:10~30kHz
▼最大許容入力:(1khz):1000mV
▼インピーダンス:65Ω
▼入力コネクター:3.5mm ステレオミニプラグ、金メッキ
▼重量:約268g


■価格:オープンプライス
(実売想定税抜価格:¥54,800)
メーカー詳細ページ

SHURE「SRH-1540」

プロオーディオの世界で高い人気を誇るSHUREのプレミアム・スタジオ・ヘッドホン。40mmネオジムドライバーを採用し、クリアーで伸びのある高域とウォームな低域を伴う広大なサウンドステージを実現。軽量かつ堅牢なデザインに加え、快適な装着感と遮音性を実現。オーディオファンの間でも人気が高い。

【主な仕様】
▼形式:密閉ダイナミック型
▼ドライバー:40mm ネオジム磁石
▼感度: 99db/mW
▼再生周波数帯域:5~25kHz
▼最大許容入力(1kHz):1000mV
▼インピーダンス:46Ω
▼入力コネクター3.5mm ステレオ・ミニプラグ
▼重量:286g


■価格:オープンプライス
(実売想定税抜価格:¥54,800)
メーカー詳細ページ

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