HER NAME IN BLOODが9月14日にリリースするメジャー1stアルバム『BAKEMONO』のアートワーク、そして収録曲を発表した。

アートワークには日本美術を分野に活躍する品川亮を起用。赤いギターを手にし、荒れた海に現れる「BAKEMONO」＝イカの怪物が登場する、迫力のあるイラストとなっている。

そして収録曲は、表題曲である「BAKEMONO」に加え全14曲を収録。これらの楽曲はKORNやマリリン・マンソンといった数々の大物アーティストを手掛けてきた伝説的なミックスエンジニアTom Lord-Alge、THE DEVIL WEARS PRADA、MOTIONLESS IN WHITEなど若手ラウド系アーティストを多く手掛けるAlex Prieto、そしてオジー・オズボーンやFIVE FINGER DEATH PUNCHなどを手掛けるKevin Churkoの息子で最近プロデューサーとして頭角を現し始めたKane Churkoが担当。もはや日本国内にとどまらない世界を射程距離に捉えた楽曲たちが収録されている。

収録曲の中で6曲のミックス作業を行ったTom Lord-Algeは、バンドについて、アルバムについてこのようにコメントをした。

「このバンドのパフォーマンスは、スタジオでのトリックを何も使っていないのに信じられないほどタイトで、Ikepyのボーカルは情熱的で、強烈で、怒りに満ちている。『BAKEMONO』のミキシングは、本当に久しぶりに楽しい出来事だった！　ドラムのレコーディングは本当に素晴らしく、Umeboのパフォーマンスを全く損なわないように、マイクが完璧に配置されていた（これは全てのレコーディングにおいて模範となるべきである）。ベースとギターのパートも、精密に録音されており、MakotoとDaikiとTJの素晴らしいサウンドが聞けたのは、非常に喜ばしいことだった。それから、完璧にレコーディングされたIkepyの圧倒的なヴォーカルにも感心させられたよ。HER NAME IN BLOODと彼らのプロダクション・チームがこのレコーディングに注ぎ込んだこれらの仕事のおかげで、私は自分のエネルギーを、このミキシングと全ての曲を最高に驚異的なサウンドに仕上げることに集中できたんだ！」

Tom Lord-Alge

また、ワーナーミュージック・ジャパンによる通販サイト「Warner Music Direct（以下WMD）」にて、『BAKEMONO』のジャケットをあしらったWMD限定デザインのTシャツ付スペシャルパッケージの販売が決定した。数量は300セット限定でサイトのみで購入可能だ。