「Tシャツ付きのアナログ盤」と「音楽配信」の2つの形式でリリース!
OKAMOTO'S、完全生産限定盤ミニアルバム「BL-EP」インタビュー
OKAMOTO'S、完全生産限定盤ミニアルバム「BL-EP」インタビュー
2016/12/14
OKAMOTO'Sがクリスマス直前の12月21日に「BL-EP」をリリースする。今作は「Tシャツ付きのアナログ盤」、「音楽配信」の2つの形式で販売され、いずれも映画「にがくてあまい」の主題歌「Burning Love」の他に新曲4曲を収録。ここでは、各楽曲の制作エピソードを中心に、歌詞やサウンド面でのこだわり、呂布&MUD(KANDYTOWN)とのコラボレーション秘話など、様々な角度からこのEPの魅力に迫ってみた。ファン必見のインタビューだ!
取材:東 徹夜
ショウ:もともと、アナログ盤が大好きなんです。全国ツアーでは各地のレコード屋さんに必ずと言っていいほど行きますし、楽屋にはポータブルレコードプレイヤーが置いてある。なので、アナログレコードに対する思いはとにかく強くて。一方の配信は最近のスタイルとして俺も便利なので使っていますし。あと、今の世の中では普通に作品をリリースするだけではなくて、変わった売り方を試している時代でもあると思っていて。海外のアーティストやHi-STANDARDのだったり。そういうことも踏まえて、俺らなりに考えて出て来た答えというか、俺たちがやったらどうなるんだろう!? というその答えが、今回の2つの形式だといえます。
──アナログ盤に付いてくる「Tシャツ」はどなたがデザインされたのですか?
ショウ:コーネリアスのジャケットデザインなどでも有名な北山雅和さんというデザイナーさんです。今回、ジャケットのデザインと、アナログ盤に付いてくるTシャツのデザインが同じなんです。ジャケットが着られるという発想がいいと思って。なので、そんなコンセプトも込みで発注しました。
──北山さんにオーダーすることは、今回が初めて?
ハマ:そうです。もともと候補というか、1度お願いしたいなとは思っていたのですが、なかなかそのときの自分たちの状態とは合わなくて。でも、今回の作品との相性は抜群なんじゃないかなと。
──アナログ盤のSide Aの1曲目には、すでに配信シングルとしてリリースされている「Burinig Love」が入っているわけですが、レコードで聴いてみると音質などの印象も変わりますよね。
ハマ:そうだと思います。僕らとしては、今回レコードにするために特別なマスタリングをしたわけではありませんが、一般的には「聴いていて疲れない」「暖かい音がする」なんて比喩されますよね。絶対的に鳴っている幅が広いので、僕らがスタジオで録ったときに感じている「ウォー!」という感覚に近いことは間違いないと思います。
──2曲目には新曲となる「Border Line」が収録されていますが、こちらはいつ頃作られた曲なのでしょうか?
ショウ:これは「Burning Love」の次に作ったので、結構前です。6~7月かな。
──作曲はどなたが手掛けたのですか?
コウキ:僕です。
──どんなことを表現しようと?
コウキ:「Burning Love」の方向性ですごく手応えを感じたので、もう少しこの方向性を突き詰めたいと思いました。楽器個々の印象は立っている中で、あまり詰め込めすぎない感じというか、クールで踊れる感じというか。「Burning Love」と並んでもコンセプトは同じだけど、もう少しライヴで盛り上げられるような曲というか。そういうことを考えて作りました。
──歌詞に関してはいかがですか? コウキさんが歌われている部分もありますよね。
コウキ:はい。ライヴでの景色を考えたときに、ショウがメインで歌っていつつ、たまに別の人が歌うのも「切り替わりがあっていいな」と思ったり、それこそBARBEE BOYSのようにボーカルが入れ替わるのもカッコいいなと。
ショウ:実はコウキ的には俺が「憂鬱な人」と「憂鬱から解放する人」という役割で。
コウキ:あとは男女の恋愛や、単純に悩んでいる人とそうでない人だったり。そのボーダーラインに対して、そっち側の人とこっち側の人が歌っているようなイメージです。
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