わずか52時間滞在となった2016年7月の “弾丸” 初来日では、『ミュージックステーション』出演とファンイベント開催をはたしたが、2度目となる今回はファン待望の “初来日公演” を披露する。

全米初登場4位、世界55カ国のiTunesチャートで１位を獲得した通算2作目の最新アルバム『7/27』が世界的に大ヒットを続ける中、同作に収録されている大ヒットシングル「ワーク・フロム・ホーム feat.　タイ・ダラー・サイン」が、動画再生11億回を超え、ここ日本でも、音楽検索アプリ＜Shazam＞で2016年最も検索された楽曲となり、さらに2016年MTV＜VMAJ＞ではファン投票によって「最優秀洋楽グループビデオ賞」を受賞するなど、まさに2016年を代表する大ヒットとなった。

また、メンバー個々の活動としては、カミラがキューバからの移民として、ミュージシャンとして、移民大国でもあるアメリカの同世代ティーンに希望を与え続けたことが高く評価され、オバマ大統領の娘であるマリア・オバマとサーシャ・オバマ姉妹、米人気女優のクロエ・グレース・モレッツ、ウィル・スミスの息子で俳優のジェイデン・スミスに並んで、米『Time』誌が選ぶ “2016年最も影響力のあるティーン30人” に選ばれるなどの飛躍を遂げた。

さらに、ローレンは、先日の米国大統領選でドナルド・トランプが次期大統領に選ばれた際に、トランプ支持者に対する声明をビルボードで発表した記事の中で、「私はバイセクシャルなキューバ系アメリカ人女性。そして、そのことを誇りに思っているわ。」と、トランプが批判する移民・人種・女性という差別項目に当てはまるという自身の存在を堂々と宣言。この彼女の勇気あるカミングアウトに対し、ファンからは「ありのままのローレンを応援する」という意見で占められ、今や彼女たちは、社会的にも全世界のティーンや女性に強い影響力を与える存在となっている。