サンプル・スキャニング・シンセサイザーがアップデート

Native Instruments、FORM 1.1をリリース!

Native Instruments、FORM 1.1をリリース!

2017/03/24


 

Native Instrumentsからサンプル・スキャニング・シンセサイザー「FORM」の機能追加アップデート、バージョン1.1がリリースされた。今回のバージョンアップにより、パフォーマンス機能やエディット機能を数多く追加し、コンテンツ・ライブラリーを大幅に拡張。なお、既存ユーザーの方々には無償で提供される。

【FORM及びバージョン1.1の概要】

FORMは、サンプルから全く新しいサウンドを合成するパワフルなシンセサイザー。

FORM 1.1は200以上の新しいプリセットと対応するサンプルを搭載し、プリセットは合わせて400以上にアップ。新しいプリセットはすべて複数のパフォーマンス・スロットに割り当てられたバリエーションが収録され、既存のプリセット・ライブラリーにも新たにNIサウンドデザインチームによるバリエーションが追加。新しいプリセットとバリエーションの多くはアップデートで加えられた機能の特徴を生かしている。アップデートされたライブラリーは、リード、ベース、鍵盤系、パッド、ハイブリッド・インストゥルメント、SFX、サウンドスケープ、シーケンス等、現代のエレクトロニックスタイルに適したサウンドとなっている。

また、FORM1.1は数多くの新機能を搭載。例えばスキャンの範囲を変調する‘Center’ と ‘Width’ コントロールにより、サンプルプレイバックの操作はさらに簡単になり、一貫した結果を作りだせるようになっている。モーション・カーブ・プリセット専用の新しいページは、典型的なサウンドを細かく刻んだスタイルのサンプルを作る際に役立ち、マニュアルで操作できるスキャンコントロールによって、サンプルプレイバックを手に取るように操作できる。また、Performセクションに搭載されたサウンドバリエーション専用のボリュームフェーダーは、パフォーマンス・スナップショットを切り替える際に起こる、耳障りなボリュームの急激な変化を防ぐことが可能。

さらに、パフォーマンス・スロットのパラメーターを、別のパフォーマンス・スロットにコピー&ペーストできるようになり、新しいバリエーションの作成がより簡単になった。パフォーマンスコントロールに装備されたコンパクトビューは、1画面のシンプルなインターフェイスで、ライブ演奏に適している。そして、全パラメーターのオートメーションも可能となり、即興的なサウンド調整を簡単に取り入れることができる。KOMPLETE KONTROL Sシリーズ・キーボードとMASCHINE全バージョン専用のコントローラーページが搭載され、Native Instrumentsのハードウェアとより深い連携が行なえるのもポイントだ。

【価格と販売期間】

¥12,800(NIオンラインショップ)

FORM、KOMPLETE 11、KOMPLETE 11 ULTIMATEのユーザーはNative Accessよりアップデート可能。

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