英リーズ出身の大物ロック・バンド

アルト・ジェイ、イギー・ポップによるナレーション付きの「In Cold Blood」のMV公開!

アルト・ジェイ、イギー・ポップによるナレーション付きの「In Cold Blood」のMV公開!

2017/05/10


ついに発売まで1ヶ月をきった、英リーズ出身の大物ロック・バンド、アルト・ジェイによる2年9ヶ月ぶりのニュー・アルバム『リラクサー』。この度、同作より最新シングル「In Cold Blood」のミュージック・ビデオが公開された!

デンマークはコペンハーゲン近郊に位置する森、Hareskovenにて地元のフィルムメイカーで写真家のCasper Balslevによって撮影された今回のビデオ。かのイギー・ポップがナレーションを務めており、バンドは次のように話している。「才能のある監督と仕事することが好きなんだ。僕たちの音楽を好きなように解釈してクリエイティブなものを自由に作ってもらえるやり方が。Casper Balslevが手がけたこのビデオのように、素晴らしいコラボレーションが誕生する。観ればわかってもらえると思うけど、モリアカネズミがおくる日常っていうのは危険にあふれているんだ。楽しんでもらえるといいな」。

美しい自然の中で1匹のモリアカネズミの行動を追っているこのビデオ、終盤では少々グロテスクなシーンも登場するので観覧注意だ。「用心しなくてはいけない。敵はそこらじゅうにいる...か弱いモリアカネズミよ。もし生き残ったとしたならば、それはいかなる環境にも適応できる優れた能力のおかげ。そしてその将来は明るいのである」とイギーはナレーションで語っている。

 

アルバムからはすでにウルフ・アリスのエリー・ロウゼルがゲスト参加した楽曲「3WW」のミュージック・ビデオも公開となっている。フライング・ロータス、ザ・エックス・エックス、ロードらのビデオを手がけたヤング・レプリカントが監督を務めたショート・フィルム調の同ビデオは、メンバーのガスいわく「メキシコの山で撮影された、愛と喪失を表した美しいビデオ」とのこと。
 

今作『リラクサー』はアートワークが日本のマルチメディア・アーティスト/ゲームデザイナーの佐藤理が手がけた、PlayStation用ゲーム・ソフト“LSD Dream Emulator”仕様となっている。また、同時発売となる日本盤はメンバーたっての希望でオリジナル・アートワーク、セルフ・ライナーノーツ、歌詞対訳、そしてバンドのロゴ入りオリジナルギター・ピックの封入が決定している。さらに、収録曲の中には日本語が用いられたものもあるなど、日本のファンにとっては特別な作品となりそうだ!

近いうちに再来日を切望しているアルト・ジェイ。先日アメリカの公共ラジオNPR Music内の番組『タイニー・デスク・コンサート』に出演し、本にかこまれた迫っ苦しい部屋で「In Cold Blood」、「3WW」を含む4曲をアコースティックで披露。さらに、人気TV番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』にも出演し、「In Cold Blood」をパフォーマンス。しばらくはこれらライヴ映像を見て来日公演に期待しよう!
 

■リリース情報
アーティスト名:alt-J(アルト・ジェイ)
タイトル:RELAXER(リラクサー)
レーベル: Infectious / Hostess
品番:HSE-4094
発売日: 2017年6月2日(金)【世界同時発売】
価格:2400円+税
※日本盤オリジナル・アートワーク、ロゴ入りギターピック、歌詞対訳、バンドによるセルフライナーノーツ 付き

<トラックリスト>
1. 3WW
2. In Cold Blood
3. House of the Rising Sun
4. Hit Me Like That Snare
5. Deadcrush
6. Adeline
7. Last Year
8. Pleader

※新曲「In Cold Blood」「3WW」iTunes配信スタート&アルバム予約受付中!
リンク:https://itunes.apple.com/jp/album/relaxer/id1219189104?app=itunes&ls=1&at=11lwRX


■ショート・バイオ
英リーズ出身の3人組ロックバンド。卓越したソングライティングでフォークからダブ・ステップまでの様々な音楽的要素を取り入れている。12年に発表したデビュー・アルバム『アン・オーサム・ウェーヴ』(全英13位/インディー1位)がイギリスで最も権威のある音楽賞「マーキュリー・プライズ」を受賞。翌年、英国/アイルランドの優れたソング・ライター/作曲家へ贈られるミュージック・アワーズ、第58回アイヴァー・ノヴェロ賞において「最優秀アルバム賞」を受賞し世界的ブレイクを果たす。ここ日本でもフジロック'12、サマーソニック2013、15年の単独公演と、3度に渡って来日し圧倒的なパフォーマンスを披露し人気を集めた。14年1月、ベーシストのグウィルがバンドを脱退。同年発売されたセカンド・アルバム『ディス・イズ・オール・ユアーズ』が全英1位を記録し、グラミー賞/BRITアワードにノミネートされるなど、話題作となる。17年6月、2年9ヶ月ぶりとなるサード・アルバム『リラクサー』がリリースされることが決定。現在のライナップは、ジョー・ニューマン(ギター/ヴォーカル)、ガス・ウンガー・ハミルトン(キーボード)、トム・グリーン(ドラム)。

 

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