完実電気からPS Audioの新モデル「Stellar」シリーズがリリースされた。

「Stellar」シリーズは、PS Audio が、ハイエンドモデル「BHK」シリーズや、DMP/DSDAC で培った技術を手の届きやすい価格帯に展開したモデル。一方で、PSAudio会長PaulMcGowan氏が、2000年代に開発したGainCell/Analog Cell technologyのupdateを図り、加えて最新のClassDtechnologyを搭載するなど、新旧のテクノロジーをスリムな筐体に収めた新製品だ。「Stellar」という名前には、元来「星に届くほどの素晴らしい性能」といった意味があり、「cool」「非常によい」といったスラングとして使われる単語であり、それに相応しい製品パフォー マンスを目指して命名された。

今回発表されたモデルは、「GainCellDAC」(DA コンバーター)、「S300」(ステレオ・パワーアンプ)、「M700」(モノラル・ パワーアンプ) の 3製品。今後も様々なモデルが発表される予定だ。

Gain Cell DAC

高いコストパフォーマンス好評のNuWave DSDの後継モデルで、新たに最新型の Degital Lensを搭載。さらに、アナログ出力回路を強化。2000年代に PS Audio Paul 会長が開発したGain Cell technology をアップデートし、出力回路に採用している。また、ゲインによるボリウムコントロールにより、よりシンプルな回路設計を実現し、アナログプリアンプとしての機能をより充実させている。

• ▶主な特徴

・さらに進化を遂げた “New” Digital Lens 機能
・Native Modeを搭載
・Digital filtersを搭載
・出力段にはパッシブタイプのアナログフィルターを採用
・A synchronous USB
・高い音質を実現するGain Cell Technology
・充実したプリアンプ機能とヘッドホンターミナル
・高音質オーディオパーツ等を搭載
・デザイン性を重視したスリムな筐体

S300/M700

BHK シリーズに続くパワーアンプを開発。今回のStellar シリーズ展開にあたり、新たにAnalog Cell」と言われる回路設計を新たに入力段用に開発。さらに、出力段には、ICE POWER テクノロジーを採用した Class Dアンプを採用した「ハイブリッド」構成により、入力段と出力段との優れたシナジー効果を実現。これにより、音質面で妥協することなく、音楽のもつダイナミックさから、内面にあるささやかな表情までも鮮やかに描く、クラスでもトップの表現力を楽しむことができる

• ▶主な特徴

・新規開発された Analog Cell Technology
・ClassD アンプを搭載した出力段
・高出力 300 W / 4Ω (ステレオ)、700 W/ 4Ω(モノ) を実現
・デザイン性を重視したスリムな筐体

GAIN-CELL-DAC-B
D/Aコンバーター(ブラック)
¥170,000
2017年6月発売

GAIN-CELL-DAC-S
D/Aコンバーター(シルバー)
¥170,000
2017年6月発売

S300-B
ステレオ・パワーアンプ(ブラック)
¥185,000
2017年6月発売

S300-S
ステレオ・パワーアンプ(シルバー)
¥185,000
2017年6月発売

M700-B
モノラル・パワーアンプ(ブラック)
¥185,000
2017年6月発売

M700-S
モノラル・パワーアンプ(シルバー)
¥185,000
2017年6月発売