8月9日(木)発売「サウンドデザイナー9月号」表紙&巻頭大特集
UVERworldがサウンドデザイナー9月号で、新作『TYCOON』の制作テクニックを明かす!
UVERworldがサウンドデザイナー9月号で、新作『TYCOON』の制作テクニックを明かす!
2017/08/03
ギタリストのための音楽制作マガジン「月刊サウンド・デザイナー2017年9月号」(8月9日発売)では、表紙・巻頭でUVERworldの特集を組んでいる。
8月2日にリリースされたばかりのニューアルバム『TYCOON』について、ロングインタビューをメンバー6名に敢行。メンバー各自がレコーディングで使用した楽器や実際の制作手法など、「音楽制作」をテーマにしている雑誌らしく、他誌では読めない具体的な部分にまで掘り下げて話を聞いているという。
さらに、曲の部分部分に使われている印象的なサウンドなど、ファンが「これ何の音だろう?」と疑問に持ちそうな細かい部分にも質問は及んでおり、UVERworldと長年親交の深い音楽ライター、長谷川幸信氏によるアルバム全曲解説も付いている。これを読みながらアルバムを聴けば、さらに深く作品を楽しめるだろう。
他にも、メンバーが新作で使ったソフトシンセ音源や、制作で使用している録音関係の機材も公開しているらしい。さらには、デビュー以降のUVERworldサウンドの進化の軌跡を振り返るコーナーなど、UVERworldファンにはたまらない永久保存版の内容になっている。
発売は8月9日(木)で、すでにAmazonでも予約が始まっている。
──アルバムとしては3年ぶりのリリースとなりましたが、制作に入る前にサウンドの方向性やテーマはありましたか?
TAKUYA∞:いや、とにかく“1曲入魂”という感じで作っていきました。それで、大体みんなで50曲ぐらいデモを作って、その中から完成させる曲を選んでいって、それが今回の18曲になったという感じです。なので、あまりテーマ的なものはありませんでしたね。
──では、楽曲の制作方法について聞かせてください。最近はレコーディングスタジオに全員で集まって、そこで各自がノートパソコンで作曲やアレンジをするという制作スタイルらしいですが、今回はどうでしたか?
TAKUYA∞:同じです。宅録で1人で作ると1曲分の作業しかできないですけど、スタジオにみんなで集まると一気に3曲くらいを同時に進められたりするので、それはこのスタイルのメリットですね。
克哉:曲を作る時には、曲ごとにある程度のイメージがあって、それを全員がそれぞれの角度から見て「こうした方がいいと思う」と意見を言いながら作っていくんです。なので、イメージを正面からだけでなくて、横からや後ろからも見れるので、曲を立体的に作っていけるんです。あと、ほとんどの場合、何曲もの作業が同時に進行するので、曲がある程度出来ると、それを“寝かす”という作業を僕らはするんです。そうして後から改めて聴き直すことで、「はたして自分達にとって本当に新鮮なものなのか?」と考えて、そこで足りないものを足したり、あるいは「違う」となれば、いい部分だけを抜き出して、またゼロから考えたりということを何度も繰り返しました。その結果、本当に濃密な作品が作れたと思います。
・アルバム『TYCOON』全曲解説
・メンバーが制作で使っている録音機材とソフト音源を公開
・UVErworldサウンドの進化の軌跡&アルバムディスコグラフィ
アルバム情報
『TYCOON』(通常盤)
『TYCOON』
ソニーレコーズ 8月2日発売
■初回生産限定盤
SRCL-9467〜68 ¥3,700
※初回生産限定盤には、CDの他に特典CD、スリーブケース、フォトブックが付属
■通常盤
SRCL-9469 ¥3,000
〈収録曲〉
①TYCOON
②Q.E.D.
③シリウス
④SHOUT LOVE
⑤IDEAL REALITY
⑥LONE WOLF
⑦DECIDED(Album ver.)
⑧PRAYING RUN
⑨ALL ALONE(Album ver.)
⑩一滴の影響(Album ver.)
⑪ほんの少し
⑫僕の言葉ではない
これは僕達の言葉(Album ver.)
⑬WE ARE GO(Album ver.)
⑭Collide
⑮奏全域
⑯I LOVE THE WORLD
⑰エミュー
⑱終焉
プロフィール
UVERworld(ウーバーワールド)
滋賀県出身の幼なじみ同士で結成。2005年にデビューシングル「D-tecnoLife」がいきなりオリコン4位に入ったうえに15万枚を売り上げ、一躍注目を浴びる。続くセカンドシングル「CHANCE!」もオリコン5位に入り、デビューから2作連続5位以内に入った2005年唯一のアーティストとなった。以降、大ヒット作品をコンスタントに発表。ヘヴィなギターサウンドと覚えやすいメロディ、そしてヒップホップのノリを内包した独自のスタイルを確立する。複数のメンバーがDAWソフトを自在に操り、プログラミングやエンジニアリングにも精通している。
サウンド・デザイナー2017年9月号
【表紙巻頭】
UVERworld
新作『TYCOON』完成記念ロングインタビュー
【ノウハウ特集】
カリスマクリエイター大集合!
「アニソン作曲術」最前線
・独自の進化を遂げるアニメソングの魅力
・神前 暁×田中秀和対談/大石昌良/Tom-H@ck/Elements Garden
・エンジニアが明かすアニソンのレコーディング&ミックス
・ヒゲドライバー直伝! はじめてのアニソン作曲教室
録音や打ち込みの基本手順を紹介
アイディアを素早く曲に仕上げる方法
【機材特集】
マイクやエレアコでいい音で録るための必須ギア
アコギ専用・録音アイテム10選
ボーカル録音&エレキライン録音で音質を徹底チェック
3万円以下で買える最新オーディオインターフェイス
【注目アーティスト】
indigo la End
a crowd of rebellion
OKAMOTO'S
□□□
Goodbye holiday
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