8月9日、渋谷WWWで「辻村有記 SHOWCASE - U -」と称し単独ライブを成功させた

辻村有記(ex.HaKU)、初のソロワンマンライブで新境地を切り開く

辻村有記(ex.HaKU)、初のソロワンマンライブで新境地を切り開く

2017/08/12


HaKUの解散からちょうど1年の8月9日、ex.HaKUのフロントマン、辻村有記が渋谷WWWで「辻村有記 SHOWCASE - U -」と称し、単独ライブを行った。溢れる緊張感の中、近未来を感じるオープニングSEの後、辻村が登場。弾けるようなドラムとともに辻村の新たなるステージが始まる。フロアの中心に辻村、それを取り囲むようにキーボードとドラムセットが並び、全11曲がほぼノンストップで演奏された。TBS系ドラマ「カルテット」の劇伴制作などで活躍中のfox capture planの井上司氏がドラムを担当。

ダイナミックでかつ繊細なプレイで辻村の世界観を刻みながら彩り、歌とドラムが全面に出る新感覚のライブ感となった。中盤で演奏された「How Are You」で辻村は、「1年前に書き綴った言葉をようやく曲にすることができた」と語り、日々、自問自答してきた生きる価値や葛藤があったとしても“明けない夜はない”と力強く歌うと同時にこれからの可能性を追い求め続けた彼の姿が力強くそこにあった。

辻村はこの1年間あたためてきた楽曲をキレのあるサウンドとグルーヴィなドラムパフォーマンスとともに、噛み締めるように歌い上げた。本編最後には「この曲で新たな一歩を踏み出せた」と語る、先月配信開始したばかりの新曲「Ame Dance」を披露。雨の情景が広がる中、澄み切った空気と弾けだす水を意識させる幻想的な空間に。終始、時にクールでありながらも、内面にある強固な意志、溢れる情熱を見せつけた辻村。彼の進撃がはじまった。

辻村有記 SHOWCASE - U - at 渋谷WWW
2017年8月9日(水)

【SET LIST】
M 1 Opening
M 2 Sounds Like You Feel It
M 3 SE~ おとぎ話
M 4 SE~ 本音と嘘
M 5 SE~ Slow Dance
M 6 Beautiful
M 7 SE~ How Are You
M 8 I Told You
M 9 Wonderland
M10 Brave
M11 SE~ ひとこと ~ Ame Dance
-encore-
I Won’t Forget

<プロフィール>
1988年3月12日生まれ。兵庫県出身。2016年8月9日、9年間(2007年~2016年)の活動をもって解散した「HaKU」のフロントマン。解散後すぐさまサウンドクリエーターとして表現したい音楽を追求するべく音源制作をはじめる。彼のルーツミュージックのひとつ、北欧音楽に触れ音楽制作を追求するために、単身フィンランドで開催された、全世界のクリエーター達が集う見本市に参加。同じ志をもつ国際的な若き音楽クリエーターやアーティスト達と音楽を通じて仲間になり、音楽が世界を駆け巡る夢をいだき“Fox.i.e”という名前で、海外に向けて楽曲を展開。2016年の秋、海外に先駆け“Fox.i.e”名義で唯一国内アーティストへ楽曲提供し話題となる。2017年2月“Fox.i.e”として第1弾配信楽曲「Snow」を発表。MVではフィンランドの象徴とも言えるアニメーション「ムーミン」とのコラボレーションが実現。“Fox.i.e”としてのサウンドクリエーター、クリエイティブコンポーザー活動はもとより、2017年8月から、作詞、作曲、トラック、ヴォーカル、アレンジなど、すべてを自身でプロデュースするアーティスト、辻村有記として国内で始動。
 

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