エフェクター市場へ本格参入!

【NAMM 2018速報】フェンダー、歪み系や空間系など6つのエフェクターを発表

【NAMM 2018速報】フェンダー、歪み系や空間系など6つのエフェクターを発表

2018/01/26


FENDER MUSICAL INSTRUMENTS CORPORATIONが、米国カリフォルニア州アナハイムで開催中の「The 2018 NAMM Show」にて、2018年春に発売予定のエフェクター6製品を発表した。

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LEVEL SET BUFFER

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THE BENDS COMPRESSOR

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SANTA ANA OVERDRIVE

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PUGILIST DISTORTION

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MARINE LAYER REVERB

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MIRROR IMAGE DELAY

今回発表されたのは、リバーブ、ディレイ、オーバードライブ、ディストーション、コンプレッサー、バッファーなど定番のエフェクター。全モデルに独自設計の回路を搭載。

「LEVEL SET BUFFER」は、トーンを損なうことなく複数のギターを使用するためのバッファーペダル。LEVEL、HI-FREQ、LOADの3つのコントロールによって信号をコントロールできる他、シグナルをミュートするMUTEスイッチはチューニング時に出力をミュートすることができる。また、信号に干渉することなくチューナーを常時稼働させておくためのチューナーアウトプットも搭載されているのもポイントだ。

「THE BENDS COMPRESSOR」は、楽器本来のトーンに干渉することなく、音量レベルのばらつきを整えるコンプレッサーペダル。DRIVEとRECOVERYコントロールにより、シンプルな操作で最適なコンプレッションとサスティンの調整が可能。BLENDコントロールはコンプレッションにドライシグナルをミックスすることでナチュラルなピックアタックを維持。アンプジュエルLED は、コンプレッサー処理が行われている間、白からピンクに変化し、処理の状態を表示する。

「SANTA ANA OVERDRIVE」は、FETテクノロジーを採用した太くサチュレーションの効いたチューブ・オーバー・ドライブ。フレキシブルなトーンコントロールにより多彩なオーバードライブサウンドを実現し、ギターのボリュームコントロールに追随する繊細なドライブレスポンスが得ることができる。

「PUGILIST DISTORTION」は、個別にトーンを設定できる2つのゲインコントロールを搭載し、幅広いサウンドを生成できるディストーション。SERIES/BLENDスイッチを使用することで2つのゲインチャンネルを重ね、より厚みのあるディストーションを作り出すことができる。豊かな低音を生み出すBASS BOOSTスイッチ、そして2 つのチャンネルのバランスを調整するBLEND CONTROLなどによって、プレイヤーは思いどおりのサウンドを生み出せるのが特徴だ。

「MARINE LAYER REVERB」には、クラシックなHALLやROOM、そしてモダンなSHIMMERといった複数のタイプを搭載したリバーブ。エフェクトがミュートされてもリバーブテールが続くスピルオーバー仕様となっており、スムーズで自然なリバーブテールが得ることができる。

「MIRROR IMAGE DELAY」は、シンプルなスラップバックディレイサウンドから、ディレイ成分にモジュレーション付加した壮大なサウンドスケープまで再現可能なディレイペダル。DIGITAL、ANALOG、TAPEのスタイルを搭載し、各スタイルは2種類のヴォイシング切り替えが可能だ。また、ディレイパターンは符点8分音符に変更することもできる。

なお、日本での販売時期や価格は未定。詳細が決まり次第、改めてアナウンスされる。

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