竹原ピストルの『悄気る街、舌打ちのように歌がある。』がリリースとなった。前作『STILL GOING ON』からわずか半年という短いスパンで発売となった本作は、弾き語りの印象が強かった前作『STILL GOING ON』とは対照的に、じんわりと抑揚するトラックと咽び泣くフルートが印象的な「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」、卓絶したバンドとの共演「笑顔でさよなら、跡形もなく。」、そして既に先行配信をされている「初詣」など全5曲が収録されている。

リリースに合わせて本日よりミニアルバムより「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」のミュージックビデオが、一週間の期間限定で公開となった。「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」のミュージックビデオは、監督を映画監督の西川美和氏が手掛けていることが話題となっており、竹原自身もボクサー役などとして出演、迫真の演技を披露している注目作である。本来、このミュージックビデオは初回盤の特典ということもあり公開される予定はなかったが、先日まで開催していたMV鑑賞ツアーでの好評を受け急遽期間限定による公開が決まった。

また、4月からの全国ツアーの開催も発表。昨年リリース後に予定されていた全国弾き語りツアー「STILL GOING ON」のツアーも実施することができなかったこともあり、『「STILL GOING ON」、「悄気る街、舌打ちのように歌がある。」リリース記念竹原ピストル全国弾き語りツアー2022』と題され、約５か月をかけて日本全国をまわるツアーとなる予定である。なお開演時間やチケットの発売日などといった詳細は後報となっている。

『STILL GOING ON』、『悄気る街、舌打ちのように歌がある。』の音源はもちろん、昨日から6日連続で配信されている無料配信ライブ、「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」のMVでツアーを心待ちにしていただきたい。