ダンスミュージックの核となるリズムの作り方をレクチャー

“踊れる”リズム作成術(第11回:Perfume「Spring of Life」を分析)

“踊れる”リズム作成術(第11回:Perfume「Spring of Life」を分析)

2016/02/26


ダンスミュージックやその手法を取り入れたヒット曲のリズムパターンの作り方/方法論を解説する「“踊れる”リズム作成術」。引き続き人気アーティストのヒット曲を取り上げてそのリズムパターンを分析していきます。今回は、Perfume「Spring of Life」について解説しましょう。
 

文:平沢栄司、内藤 朗

参考曲:Perfume「Spring of Life」

タムを小さめに入れることでリズムをダンサブルにする

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上の図のリズムは、ダンスミュージックの定番パターンである4つ打ちのキックをビートの基本にし、2拍目と4拍目にスネアを重ねて、ハイハットで細かいリズムを刻んでいます。ここでのポイントは、ハイタムとミドルタムの音色をパーカッションのように使っていることです。このタムが入ることによって曲全体のグルーヴをダンサブルに仕上げることができるのですが、実際に打ち込む際はベロシティを小さめ(30?50程度)に設定し、キック、スネア、ハイハットの3点が生み出すグルーヴ感を邪魔しないようにするのがコツです。


■収録
Perfume「Spring of Life」(シングル)

 

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