祝・結成20周年!! 死霊軍団完全覚醒!!
THE SLUT BANKS『ROXY BABY』インタビュー
THE SLUT BANKS『ROXY BABY』インタビュー
2016/04/20
カネタクがに買ったばかりのペダルを電車内に置き忘れちゃってね(by DUCK-LEE)
TUSK:マイクはスタジオにあったものなのでわからないです。ちなみに、ライブではSHUREの「58」を使っていて、グリップは自分で白のビニールテープを巻いて、ウインドスクリーンの部分は白く塗装しています。
ACE DRIVER:ギターはメインでGibsonの「LesPaul Custom '68」再生産モデルですね。他はナッシュビルで作ってもらったGibsonの「ES-335」カスタムモデル、Fenderの「ストラトキャスター」を使いました。
──メインで使われたギターはライブでも弾かれているモデルですか?
ACE DRIVER:いや、ライブでは「ES-335」カスタムモデルがメインです。「LesPaul」はライブであまり登場しないので、今後は使ってみたいですね。
──「LesPaul」は長年愛用されていたギターなのですか?
ACE DRIVER:2000年代から使い始めたものですね。なのでSADSのレコーディングなどでも使っていました。
TUSK:あのダブルネックは使わなかったの?
ACE DRIVER:あ、使ったよ! 「裸の行列」のサビでGibsonのダブルネックギター「ES-125」を使いましたね。ジミー・ペイジが使ってたモデルです。
──エフェクターは何を使われたのですか?
ACE DRIVER:アンプでも歪みを作ったんですけど、Electro-Harmonixの「BIG MUFF」ですね。これは今回のレコーディングで大活躍しました。実はこんなに「BIG MUFF」をガンガン使ったのは初めてです。今後も必要に応じて使っていくつもりです。
──ではアンプは何を使われましたか?
ACE DRIVER:Marshallの76年の60Wコンボタイプのもの、ヘッドは「Jubilee」ですね。「Jubilee」は日頃ライブでも愛用しているものです。ヘッドは今もっているのはこれだけですね。
──ベースは何を使われましたか?
DUCK-LEE:Fenderのジャズベースで、1972~3年のモデルかな。あとは違う年代のジャズベースやEpiphoneのセミアコベースですね。セミアコは古っぽい音がするのが好みで使ったんですけど、後々聞いたら「Jefferson Airplane」のジャック・キャサディモデルだったらしい。知らなかったけど、まさに60年代ドンピシャというか。もちろんルックスが好きで使ったんだけど。普段、ライブではGibson「Thunderbird」です。だってジャズベースって俺なんかに似合わないじゃん(笑)。
──アンプは何を?
DUCK-LEE:モデル名は忘れちゃったんだけど、Fenderのデカいやつを使いましたね。スゴい歪むモデルで、歪みはアンプで作りました。レコーディングでは基本的にエフェクターは使わないです。ライブではガンガン使ってて、その中でもイケベ楽器さんで作ってもらった歪みエフェクターは普段活躍してくれてます。あえてカテゴリー分けをするなら、ディストーション/オーバードライブかな。下(ロー)も出るから独特な歪みなんだよね。ちなみに、ライブ会場で販売しているので、買ってくれたら握手が出来ます!(笑)
──ドラムについてはいかがですか?
カネタク:自分で購入したTAMAのセットです。カラーはホワイトですね。セッティングはタム1個という一番シンプルな形で使いました。もう1つはTAMAの大きさが違うセットで、僕が加入する前に叩かれていた城戸さんから譲り受けたものです。スネアは自分が愛用しているもので、これもTAMAですね。あとは、シンバルがPaiste、スティックはエンドースさせてもらっているLOS CABOSというブランドです。
DUCK-LEE:あれ? 大事なdwのペダルの話をしてなくない?
カネタク:あっ(笑)。
DUCK-LEE:実はそのペダルをカネタクが買って一週間で山手線の電車内に置き忘れちゃって。それが6万円ぐらいするモデルで、カネタクはレコーディング前に泣きそうになってまして。“レコーディングができません!” って言うから、メンバーみんなから1万円ずつカンパしてあげたんですよ。それで無事レコーディングができたという。でも、そもそも本当に電車に忘れたのかはわからないんですけどね(笑)。
──さて、リリース後にはツアーも予定されていますよね。ツアーに向けて意気込みをお願いします。
DUCK-LEE:そういうのはあんまりないんだけど、いつまでもライブが出来ていいかなと。ちょっとおじさんっぽくて嫌なんだけど。
TUSK:出来上がった曲を早くライブでやりたいですね。俺はアルバムの曲はライブで披露するためにあると思っているので。
ACE DRIVER:いつものように熱く燃えるような感じで出来ればいいと思います!
カネタク:一本一本大事にやって、死なずに帰って来たいと思います。
TUSK:カネタクはツアー中疲れてくると機嫌が悪くなるので、それがないことを祈ります!
──ツアーの中に「半去勢Ver」という公演がありますが、これはどういった内容のライブなのでしょうか?
TUSK:さっき話にも出た『Swingin' Slow』というアコースティックアルバムがあるんですけど、その延長線上のライブですね。
DUCK-LEE:去勢っていうと完全にショボーンってした感じだけど、半分去勢だと “まだちょっと勢いあるぞ” みたいな。アコースティックがメインだけど、エレキも使ったりとかするんです。しっとりとした感じではないけど、音数を減らして演奏します。
TUSK:アコースティックなので客席に椅子もおくんです。
──それでは最後にファンに向けて一言お願いします。
DUCK-LEE:結構ベテランとか言われちゃうんだけどさ、ちょっと若々しいかなと。ワクワクしながら聴いてくれたらこれ幸いですね。
TUSK:結成20年のバンドですけど、今回今までになくじっくり時間をかけたメジャー作品なので、ぜひ聴いてください!
ACE DRIVER:一丸となってレコーディングしたので、皆さん楽しんで聴いてもらえたら嬉しいです。
カネタク:曲のバリエーションが幅広くて、これまでのパンクやメタルの要素も入れつつ、バラードとかポップな一面もあるので、今までのファンはもちろん初めて知った人にも聴いてもらえたらなと思います!
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