ユニバーサル・オーディオがUADソフトウェアの最新バージョン「8.6」をリリースし、新たにフェンダーのギターアンプTweed Deluxeを再現するプラグインが追加された。

UADソフトウェアとは、DAWソフト用DSPプラグインの「UAD-2」シリーズや、オーディオインターフェイス兼ハードウェアシミュレーターである「Apollo」シリーズに付属するソフトウェアのことで、MacとWindowsの両方で使用でき、最新バージョンではWindows 10にも正式に対応した。

新たにオプションプラグインとして、「Fender® ’55 Tweed Deluxe」、「Chandler Limited® Curve Bender Mastering EQ」、「Sonnox® Oxford Limiter v2」の3種類を追加。中でもFender ’55 Tweed Deluxeは、フェンダーの有名なギターアンプ「Tweed Deluxe」をソフトウェア上で忠実に再現したもので、ニール・ヤングやラリー・カールトンなどの世界的なギタリスト達が愛用したこの名器を、内部の回路レベルから余すことなく再現している。

例えば自宅でギターを弾く際に、パソコンに接続したApolloシリーズにエレキギターをつなぎ、このFender ’55 Tweed Deluxeを起動すれば、55年製フェンダーアンプのダイナミックでナチュラルなクリーントーンや、ジューシーなオーバードライブサウンドを、自宅のモニタースピーカーからド迫力で鳴らすことができるというわけだ。