WeROCK × TuneGate特別コラボ企画

いい楽器を弾くという贅沢「大人の楽器選び」

いい楽器を弾くという贅沢「大人の楽器選び」

2016/10/21

 

 


BSM
RPA

74年以降のリッチー・サウンドをリアルに再現できるブースター​

 

 

Galaxy 1011が、アイワのテープ・レコーダーのブーストを再現したモデルならば、こちらはトータルでリッチーの音を再現してしまうエフェクターだ。74年以降のリッチー・サウンドは、そのアイワのテープ・レコーダーによるブースト+改造マーシャル・メジャーにより作り出されたオーバードライブが基本だった。このモデルは、まさに、その音を再現したものだ。

なので、ブースターと記されているが、アンプはクリーンにセッティングして音を出すことが基本になる。こちらもゲインとEQの2つのみというシンプルなコントローラー。それぞれを12時あたりにセットして弾いてみると、お~! 上質なマーシャル・サウンドがする。ヴィンテージ系マーシャルの音だ。このままだと歪みが足らないと感じるので、ゲインを上げていくと、あのリッチーならではのディストーション・サウンドが出てくれる。どんなアンプでも、上質なリッチー・サウンドにしてくれるようだ。
 

(仕様)
¥98,000+税
●コントロール:EQ、ゲイン ●入出力端子:インプット、アウトプット ●外形寸法:77(幅)×53(高さ)×110(奥行き)㎜ ●重量:270g

■問い合わせ:日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社
http://www.electroharmonix.co.jp
 

▲本体右側のEQコントロール。反対側にはゲイン・コントロールを備えている

 

 
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