Die(DIR EN GREY)と樫山 圭(MOON CHILD)によるユニット
DECAYS『Baby who wanders』インタビュー
DECAYS『Baby who wanders』インタビュー
2016/12/31
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Die:樫山さんはDIR EN GREYのレコーディングでドラムチューナーとして参加してもらっていて、レコーディング合宿で一緒に飲んだりする仲で。その後「ドラゴンボール」でベジータの声優をやられている堀川りょうさんが「バンドをやりたいからギターをやってくれないか」と声を掛けられて。そこに樫山さんがいらして。
──たまたま?
Die:はい、メンバーがわからへん状態で行ってみたら樫山さんがいたんです。「あれっ? 樫山さんがドラムやるんですか?」って(笑)。
樫山:俺も「え? Dieくんがギターやるの?」って言いました(笑)。
──それはいつ頃のお話なのですか?
Die:おそらく2013年頃だったと思います。そのバンドでは、アニソンカバーを10曲ぐらいやりました。
──お二人がアニソンをカバーするとは意外です。
Die:そうですね。まぁ自分はこれまでDIR EN GREY一本でやってきたので。だから絶対にやらないであろうということをやろうという衝動というか、自分の中にもあったんだと思います。「ちょっと外に出てみよう」というのもあって。
──Dieさんから樫山さんに「一緒にバンドやりませんか」とオファーしたということでしょうか?
Die:まぁライブ終わったら絶対二人で飲みに行っていたので。その中でDIR EN GREYでやっている悩みだとか色々話をしている流れで「何かやってみましょうか?」となったんです。
樫山:Dieくんが「もっと色んなジャンルのギターも弾けるんです!」って。その時「どんな音楽聴いているの?」と聞いてみたら、やっている音楽とエライちゃうかったから。お互いやっている音楽は真逆やけど(笑)、実は聴いている音楽は近いものがあって。
Die:飲んでる時、そんな話をあんましなかったですもんね。それまで仕事とは全然違う話題ばかりで。それから初めて樫山さんのプレイを聴いて、自分の中で新たに発見があったので。自分はShinyaというドラマーとしかやってこなかったので、樫山さんが叩くリズムなりが色々と刺激的で。そこで「あぁ、ここでこういう風に合わせていくの面白いな」とか。初めて体感することばかりで。
──樫山さんはDieさんにどのようなイメージを?
樫山:DIR EN GREYだと何というか「ザザザ!」とか「ガガガガッ!」という刻んでいるイメージが強くて。
Die:そうですね。
樫山:正直、壁の様な音作りがメインのギタリストのやってんけど。でも、堀川バンドで堀川さんに「ルパン三世のテーマ曲をやりたい!」って言われて、Dieくんがイントロのフレーズを弾いたんです。「16分上手いやん、カッティング良いやん! ほんならやろうや」って(笑)。
Die:ははは(笑)。
樫山:「今ちょっとノリが前過ぎましたかね?」って言いながら、リアルにドラムのノリにリズムを当ててくるしね。
Die:なかなか無かったんでね、そういう曲を披露することが。
樫山:そうそう。「これは堀川バンド以外でも何かオモロいことができそうやな」と思いました。
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