各種イベント、ホームパーティー、BBQなどに威力を発揮
【スグレモノ発見】KOOL MAX(スピーカー付きクーラーボックス)徹底レビュー!
KOOL MAX(スピーカー付きクーラーボックス)徹底レビュー!
2017/11/10
KOOL MAXは、アウトドア・レジャーの本場、アメリカでは既に人気となっている大型クーラーボックスで、37リットルという大容量に、最大出力350ワットというステレオ・スピーカーが内蔵された、実にユニークな商品だ。
本体で音を鳴らすためには、まず使用前に専用の内蔵バッテリーを家庭用コンセントで24時間充電するだけ。充電が完了したら、すぐに「Bluetoothオーディオ・システム」を使った再生や、「FMラジオ」、さらにはUSBメモリーやSDカードに保存した「MP3オーディオ・ファイルの再生」が楽しめる。
【KOOL MAX 活用例その1】
◉各種イベントでの飲料販売に大活躍!(フェス、バー)
★注目ポイント:Bluetoothオーディオ・システム搭載
▲最大の特徴は、本体にスピーカーを搭載していること。最大出力は350Wで、室内であれば、ボリューム・ツマミを1/4程度回せば、もう十分すぎる音量で音を再生できる。野外でも、センターよりも上げれば、もう大きすぎるほどの強力なパワーだ。
▲電源をオンにすると自動的に「Bluetoothモード」になるため、Bluetooth機器側で「KOOL BOX」を選んでぺアリングする。接続されると、本体ディスプレイに「Connected」と表示されるので、あとはスマートホンなどのプレイヤーで音楽を再生するだけ。
★注目ポイント:マイクが使える
▲本体には2タイプのマイク端子を搭載。音楽やラジオをかけたり、楽器を鳴らしながら同時にマイクを使えるので、お客さんの呼び込みはもちろん、イベントの司会やカラオケなど、わざわざ音響機器を用意せずとも、誰でも簡単にマイクが使用できる。
★注目ポイント:大容量のサイズ(37リットル)
▲オーディオ機器が搭載されている前面部分以外は、クーラーボックスとしての容量が最大限に稼げるシンプルなデザインながら、冷たさを3日間キープできる性能を持っている。
▲キャスター部などに多少の凹凸はあるものの、2リットル・ペットボトルが縦に入れられるサイズ。ビール瓶の場合でも、大瓶を立てて入れられるので、余裕のあるサイズだ。
▲とにかく37Lという大容量のため、缶ビールや小瓶、500mlペットボトルであれば、冷却用の氷を入れても30本近くを余裕で入れて冷やすことができる。
★注目ポイント:栓抜きですぐに開栓/上面に2つのカップホルダーを用意
▲本体の取っ手部分は栓抜きとして使える形状になっており、至れり尽くせりのデザイン。まさにイベントでの飲料販売に便利な“オールインワン”なクーラーボックスだ。
▲野外では、意外とドリンクの置き場に困るものだが、クーラーボックスの蓋には、2個のドリンクホルダーを用意。ドリンクを倒して中身をこぼしたりする心配も不要だ。
★注目ポイント:付属のLEDライトで暗がりでも安心
▲単4電池3本(別売)で使用できるフック付きのLEDライトを付属。夜間になってもドリンクを照らせることはもちろん、本体から取り外して、会計など暗がりでの作業にも使える。必要ない時は、クーラーボックスの上蓋にはめ込んで収納できる。
★注目ポイント:350Wのスピーカーを搭載
▲前面に、6.5インチ・ウーファー2基と2インチ・ツイーター2基を搭載しており、音楽のステレオ再生が可能。そのサウンドは、スマートホン用の小型スピーカーよりも圧倒的にパワフルで、EDMなどダンス・ミュージックの迫力あるキックや、J-POPなどのボーカルをしっかりと楽しむことができる。
★注目ポイント:スマホ、ノートPC、タブレットなどをUSB経由で充電できる
▲特に野外でのイベント時は、スマートホンやタブレットの電池残量が気になるところ。写真やムービーを撮ったり、友達とLINEをしていたりすると、想像以上に早く電池がなくなるもの。そうした“いざ”という時でも、充電用のUSB端子が用意されているので、安心してスマートホンで楽しめる。
★注目ポイント:iPad/タブレットホルダーが付いている
▲クーラーボックスの上蓋には、さらに小物を収納できるスペースがあり、そこに10インチ・サイズのタブレットを入れることもできる。特にBluetooth接続で音楽を流す際は、タブレットを“音楽プレーヤー”として、上蓋に立てかけた状態で使用することも可能だ。
【KOOL MAX 活用例その2】
◉音楽を聴きながら仕事ができます!(工務店、大工さん)
建築現場や屋外での作業にも、KOOL MAXがあれば音楽を楽しみながら仕事ができ、効率よく作業を進められる。そうした環境で便利な機能が、「FMラジオデ・ジタルチューナー」だ。トータルで12つのFM局を保存できるので、現場のエリアに応じて、素早くラジオを聴くことができる。もちろん、作業の合間に、いつでも冷えたドリンクが飲めるのも、KOOL MAXならではの強味だ。
また、12V/5V出力端子も用意されているので、シガーソケットに対応した機器を接続して使用することも可能。これらの接続端子パネル部分と電源スイッチ部にはゴム・カバーがあり、スピーカー部も耐水仕様となっているため、屋外で急に雨が降り始めた場合でも、すぐに片付ければ、多少濡れた程度であれば、オーディオ機器部分が壊れる心配もない。
★注目ポイント:FMラジオを搭載
▲「FM1」と「FM2」のボタンが用意されており、それぞれに6つまで、FM局を登録可能。もちろん、FM局の周波数を手動でチューニングしたり、自動選局することもできる。
【KOOL MAX 活用例その3】
◉ホームパーティーで仲間と楽しめます!(ミュージックBBQ)
ホームパーティや省スペースでのライブ・イベントなら、KOOL MAXを「クーラーボックス機能付き簡易PAシステム」として活用できる。BGMとして、音楽を再生したり、FMラジオを流すだけでなく、マイクをつないで司会をすれば、より本格的にパーティを盛り上げられる。その際、BlueTooth接続でスマートホンの音楽を鳴らすだけでなく、SDカードやUSBメモリに保存したMP3ファイルの再生にも対応。パーティ用に選んだBGMや、演奏したり、歌ったりしたい曲をあらかじめSDカードやUSBメモリに仕込んでおけば、すぐに再生が可能だ。
さらに、ギターやキーボードなどの楽器をつなげて、マイクや音楽と一緒に内蔵スピーカーから鳴らすこともできるので、好きな曲を流しながら歌や楽器の演奏を楽しんだり、友達が演奏するギターをバックに歌えば、いつものカラオケよりもゴージャスな気分が味わえる。
★注目ポイント:ギターやマイクを接続できる
▲本体前面には、XLR/フォーン端子両対応のコンボ式入力端子と、フォーン端子専用入力端子を装備。両方を上手く活用すれば、「マイク×2」「マイク+楽器」「楽器×2」といった使い方が可能だ。
▲MIC入力に接続したマイク/楽器のボリュームは、音楽などとは個別にボリュームを設定可能なので、カラオケ的な使い方をしたり、弾き語りをする際も、歌と伴奏のバランスを手軽に調整することができる。
★注目ポイント:SDカード/AUX/USBメモリーにも対応
▲USB/SDカードで音楽を再生する際には、「ポップス向き」「ロック向き」など、音楽ジャンルに最適化されたプリセット式のイコライザーを利用して、より心地よい状態で音楽を再生できる。また、ステレオミニ・ケーブル(別売)を使って、AUX端子と音楽プレーヤーやパソコンのイヤホン端子をつなげて、それらの音を鳴らすこともできる。
【KOOL MAX 活用例その4】
◉路上ダンスやスポーツクラブでの使用にも威力を発揮!
仲間で集まってダンスをしたり、フィットネスのようなスポーツをする際、音楽を鳴らす機材を用意するのは、意外と面倒なもの。特に野外では、電源を用意するのが大変なうえに、ケーブルを1本忘れただけで、せっかく重たい機材を持ってきたのに、肝心な音楽が鳴らせない……そんな経験を持つ人は少なくないだろう。
そういう時でも、KOOL MAXとスマートホンがあれば、場所を問わず、好きな音楽を鳴らして、思う存分、ダンスやフィットネスに汗をかくことができる。しかも、休憩時に冷えたドリンクで仲間と談笑できるなんて、まさに一石二鳥だ!
★注目ポイント:リモコンで楽曲セレクト/キャスター付きなので持ち運びも簡単
▲本体にはリモコンを付属。自分のポジションから動くことなく、音楽の再生/停止やボリューム調整はもちろん、Bluetoothモード時でも、曲を飛ばしたり、もう一度繰り返し再生したりといった操作が行える。また、USB/SDモード時は、リモコンを使って、曲のランダム再生や全曲/1曲繰り返し再生の切り替えや、EQの選択も可能だ。
さらにクーラーボックスに入れたドリンクの重量にも耐えられる大型のキャスターとキャリー・ハンドルが本体と一体化。市販のバンジーコード(ゴム製の固定紐)を利用すれば、上蓋の上部に別の荷物を固定して、一緒に運ぶこともできる。
KOOL MAX コントロール・パネルと接続端子パネル
写真左より
・SDカード・スロット=SDカードの音楽を聴くことができる
・AUX IN=ラインイン端子。音楽プレイヤーのヘッドホン出力などから音楽が聴ける
・USB端子/充電端子=USBメモリーの音楽が聴ける。スマホなどの充電も行なえる
・Bluetooth LED=Bluetoothモードの時に青く点灯する
・電源 LED=電源オンの時は緑、バッテリーを充電中の時は赤、フル充電されると消灯する
・液晶ディスプレイ=選択したモードなどが表示されるエリア。バッテリー・アイコンで充電状態も確認できる
・IR=赤外線リモコン受信部
・FM1ボタン=FMモード選択時に、FM1に登録してある6つの局を順番に切り替える
(手動でチューニングした局の保存も可能)
・FM2ボタン=FMモード選択時に、FM2に登録してある6つの局を順番に切り替える
(手動でチューニングした局の保存も可能)
・Bluetoothボタン=押すとBluetoothモードになる
(起動時は必ずBluetoothモード)
・EQボタン=ボタンを押すたびにEQモードが切り替わる
(USB、SDモードの時のみ使用可能)
・MODEボタン=ボタンを押すたびに、USB→SD→FM→AUX(LIVE IN)の順に
オーディオ・モードが順番に切り替わる
・再生/停止ボタン=USB、SD、Bluetoothモードの時に押すと、曲を再生/停止できる。なお、FMラジオ・モードの時は長押しすると全周波数から自動でラジオ局を探すことができる
・次の曲を再生/停止ボタン=USB、SD、Bluetoothモードの時に押すと、次の曲を再生/停止できる。FMラジオ・モードの時はラジオ局を探す目的でも利用できる
・前の曲を再生/停止ボタン=USB、SD、Bluetoothモードの時に押すと、前の曲を再生/停止できる。FMラジオ・モードの時はラジオ局を探す目的でも利用できる
・MIC VOL=マイクをつないだ場合の音量を調節できる。右に回すと大きく、左に回すと小さくなる
・MASTER VOL=スピーカーから出る全体の音量を調節できる。右に回すと大きく、左に回すと小さくなる
写真左より
・FUSE(5A)=ヒューズ(5 × 20 mm,T5A/250Vスローブロー・ガラス管ヒューズ)
・INST=XLR端子のマイクやフォーン端子のマイク/ギター/楽器が接続できる
・MIC=フォーン端子のマイク/ギター/楽器が接続できる
・AUX=ミニフォーン端子。音楽プレイヤーのヘッドホン端子などと接続できる
・DC IN=付属の電源アダプターをつなげる
・5V/2A OUT=5V/2A出力のUSB端子。スマホ、ノートPC、タブレットなどが充電できる
・12V/5A OUT=シガーソケット(12V)。対応する機器が接続できる
・パワースイッチ=電源のオン/オフスイッチ
KOOL MAX 使用イメージ(使ってみたらこんなに便利で楽しい!)
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