数量限定なのでお早めに!

Neumannノイマン「TLM 102 White Edition」徹底レビュー(宅録クリエイター必携のマイク! ホワイトの限定カラーモデルが数量限定で登場)

Neumannノイマン「TLM 102 White Edition」徹底レビュー(宅録クリエイター必携のマイク! ホワイトの限定カラーモデルが数量限定で登場)

2023/06/07

発売と同時に多くのエンジニアや宅録クリエイターから「小型でリーズナブル。でも、音はさすがのノイマン!」とデザイン・価格・クオリティの面から驚きと高評価を得たNeumannの革新的なマイク「TLM 102」。そんな「TLM 102」に数量限定のカラーモデル「TLM 102 White Edition」がリリースされました。もともとあったブラック、ニッケルのカラーモデルとは趣きの異なる新色のホワイトは、レコーディングのみならずYouTube・インスタなどにも「撮影映え」すること間違いなしと言えます。ここでは、あらためて「TLM 102」の特徴と新色ホワイトモデルの使用イメージをお伝えしたいと思います。

文:編集部 撮影:小貝和夫 モデル:前野玲偉
(※本記事はプロモーションを含みます)


ノイマン「TLM 102 White Edition」パッケージ内

まずは「TLM 102 White Edition」のパッケージ内から見ていきましょう。箱を開けると「TLM 102マイクロホン」と「EA4エラスティックサスペンション」が入っています。どちらも落ち着いた印象のホワイト・カラーで塗装されていて、特にマイクに関してはえんじ色のロゴとのコントラストも美しくラグジュアリー感満載です。
 

Neumannノイマン「TLM 102 White Edition」のサイズ
Neumannノイマン「TLM 102 White Edition」装着

マイク本体の大きさは、長さ116mm、上から見た径が52mm、重量は210gと非常にコンパクト! iPhone+よりも小さく手の中にすっぽりと収まる程度のサイズで、「EA4エラスティックサスペンション」に取り付ける際もマイクの重みで苦労することはありません。コンデンサーマイクは重くてセットアップが意外と大変になるケースも多いのですが、これなら女性でも扱いやすいと思います。
 

Neumannノイマン「TLM 102 White Edition」ポップシールド

 

Neumannノイマン「TLM 102 White Edition」正面

「TLM 102マイクロホン」の特徴のひとつが「ポップシールド」を内蔵していることです。マイクヘッドを拡大してみると、細かい網目で中のダイアグラムが見えません。この細かな網目によって、ボーカル録音の際の「吹かれ」を防止できるわけです。「EA4エラスティックサスペンション」の前面が開いているのは、別途ウィンドスクリーン(ポップシールド)を付ける必要がなく、マイクに近づきやすい設計・工夫と考えられます。
 

ノイマン 「TLM 102 White Edition」ボーカル録音イメージ

それでは実際にボーカルを録ってみた印象をレビューしていきましょう。まず第一印象は「ノイズが少なく、大きな音でしっかり録れる」というものでした。「大きく」というのは文字通り音量的な意味でもありますが、「声」の「存在感」とも言い換えられます。

今回、宅録環境ということで、3万円程度のマイクとの違いを例にしたいと思いますが、やはり「ノイズが少ない」という点は見逃せません。「TLM 102マイクロホン」はメーカーサイトでも「非常に低いセルフノイズ」を謳っているのですが、たしかにそう感じました。同じ部屋で同じようにマイクを立ててヘッドホンでモニターした時に、いわゆる無音状態の静けさが違います。これはかなり大きなアドバンテージです!

また、録り音に関しても一般的なダイナミックマイクと比べると当然かもしれませんが、中高域の声の抜け感が自然で、中低域も輪郭よく録れます。「全体的にピントが合った状態で録れるので、基本的にEQ処理をしなくてもボーカルはしっかりと聴こえますし、もし他のパートとの兼ね合いでEQ処理が必要になってもスムーズに対応できるサウンドと言えます。
 

ノイマン 「TLM 102 White Edition」弾き語り

「TLM 102マイクロホン」は “最大入力音圧レベルが144dBでもブーストしない” というので、かなり大きな音でもレコーディングしてみましたが、こちらもまったく問題ありませんでした。「TLM 102マイクロホン」は基本的にはシンガー向けだと思いますが、ギターやパーカッションでも充分活用できるポテンシャルを持っています。
 

ノイマン 「TLM 102 White Edition」ナレーショ録音

最後に「TLM 102マイクロホン」をナレーション録りに使ってみました。やはりノイズが少なく、狙った声がしっかりと録れます。あらためて書きますが、歌や声にとって「ノイズが少ない」というのは、それだけで歌や声がよく聴こえる要因になります。ナレーションの場合、特に滑舌良くというのが必須条件だと思いますが、この「TLM 102マイクロホン」であれば、何か特別なことをしなくてもマイクを立てて録るだけです。プロエンジニアの手を借りなくても、自宅でプロクオリティのナレーションが録れると感じました。

宅録環境で、スタイリッシュかつプロ感覚で歌や声、楽器などをレコーディングしたい人に、「TLM 102 White Edition」は本当にオススメです!

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製品情報


ノイマン
「TLM 102 White Edition」


価格:オープン
(参考価格 税込115,500円)
発売中

ノイマン TLM 102 White Edition

 


【製品の主なスペック

※ブラック、ニッケルカラー共通

 

・音響的動作原理:圧力傾斜型トランスデューサー
・指向特性:カーディオイド
・周波数特性:20 Hz...20 kHz
・感度:1 kHz を1 kΩ負荷で11 mV/Pa
・レーテッド インピーダンス:50 Ω
・レーテッド 負荷インピーダンス:1000 Ω
・S/N 比, CCIR1) (rel. 94 dB SPL):73 dB
・S/N 比, A-weighted1) (rel. 94 dB SPL):82 dB
・等価ノイズ レベル, CCIR1) :21 dB
・等価ノイズ レベル, A-weighted1) :12 dB-A
・最大 SPL for THD 0.5%2) :144 dB
・最大出力電圧:13 dBu
・マイクアンプのダイナミック レンジ
 (A-weighted):132 dB
・動作電圧 (P48, IEC 61938):48 V ± 4 V
・消費電流 (P48, IEC 61938):3.5 mA
・接続コネクタ:XLR3F
・重量:210 g
・径:52 mm
・長さ:116 mm

 

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