夏目知幸さんと大塚智之さんサイン入りチェキプレゼントあり

シャムキャッツ『はなたば』インタビュー(デビュー10周年を迎えたギターポップバンドが放つ5曲入り新EP)

シャムキャッツ『はなたば』インタビュー(デビュー10周年を迎えたギターポップバンドが放つ5曲入り新EP)

2019/11/01

メンバー全員が幼少期からの顔なじみで、高校三年のときに浦安でバンドを結成したというギターポップバンド、シャムキャッツ。今年、デビュー10周年を迎え、年末の12月13日にはシャムキャッツ史上最大規模となる新木場STUDIO COASTでのワンマン公演を控える彼らが、11月6日に5曲入りのEP『はなたば』をリリースする。ここでは、ボーカル&ギターの夏目知幸さんとベースの大塚智之さんの2人に、各楽曲の制作秘話やレコーディングにまつわるエピソードを聞いてみた。ファン必見のインタビューだ!

取材:東 哲哉(編集長)
 
──今回のアルバムは、コンセプトを決めてから制作に入ったのですか?

夏目:いえ、デビューして10年が経ちましたし、「ちょっと自由にやってみてもいいのかな」っていう思いで、コンセプトを決めずにデモを作り始めました。ただ、今回初めてプロデューサーを立てて、彼と意見交換しながら形にしていったという点はいつもと違いました。

──ミュージシャンの王舟(読み:Oh shu)さんがプロデュースされたようですね。

夏目:はい。彼とも10年来の付き合いで、お互いに音源も聴き合ってますし、対バンとかもしている仲です。王舟をプロデューサーに迎えたことで、シャムキャッツを客観的に見ることができると思ったし、実際、僕らも同じメンバーでやっていると、やり方が固まってきちゃうところがあるんですね。でも、そういった点を「ここは、もっと新しいシャムキャッツを見せた方が!」って言ってくれた部分は大きかったと思います。

──では、まずは4曲目の「はなたば 〜セールスマンの失恋〜」についてお聞きしますが、この曲はどのように制作されたのですか?

夏目:最初に僕がざっくりとしたデモを作って、それをスタジオに持って行きました。そのときは「ラーメン食べに行こう」っていう謎のタイトルで、イントロとサビのリフだけができている状態でした。で、セッションを始めたときに、王舟から「この曲はもっとガラッと変えちゃってもいいんじゃないか」って話が出て。それで僕の中に「じゃあ、3つの曲を組み合わせたものにしよう」というアイディアが生まれて、それを形にしていった感じです。

──3つの曲を合体させるにあたって、歌詞はどの辺りから書き始めたのですか?

夏目:最初に出来上がったのは「ゆうべ見た君を、片隅で」以降の最後のパートですね。で、「はなたば」っていうタイトルもなんとなく、この頃に浮かんできて。「ラーメン食べに行こう」じゃないでしょって(笑)。

──その後は?

夏目:そもそも、いつも歌詞を書くときは、ある程度主人公の設定やプロットを設定するんですが、この曲に関しては綿密に設定はしないにしても、「働いている男がいる」「その男が記念日ではないけど、彼女にいいことをしてあげたいなと思っている」「何がいいかな?」「はなたばを贈る」って感じで進めそうだなと思って。それにちょうど僕らのバンドが10周年なので、「はなたば」というワードも合っているなと。ただ、バンドのキャラ的に「バンド10周年だ! どかーん!」みたい感じでもないので、あくまでも日常の自然な流れの中で「はなたばを贈る」という風にしたくて。それをダブらせてストーリーを作っていきました。

──大塚さんは、夏目さんと王舟さんとのやり取りをどのように見ていたのですか?

大塚:俺も「ラーメン食べに行こう」ではないなと思っていました(笑)。でも、夏目がおもしろがって書いている歌詞に関して、今まではいちいち指摘しなくてもいいかなって思っていた部分もあって。だから、今回王舟が楽曲や演奏、歌詞にまで突っ込んで「シャムキャッツらしさ」を客観的にセレクトして見てくれた点はありがたくて。僕も夏目の歌詞を今まで以上によく見るようになったと思うし。

──「はなたば 〜セールスマンの失恋〜」で、特にサウンドやアレンジ面でこだわったところを挙げるとすると?

夏目:例えば、バスドラなんですけど、ただローが出ているだけだとインパクトがないので、ちょっとアタックを感じるハイの「パツっ」て音を足したり。あと、3つの曲を組み合わせた感じを出すために、ドラムの音は全部組み替えて、1曲ずつ作るような感覚で録ったりしましたね。

──ベースについてはいかがでしょうか?

大塚:3部構成にする感じという意味では、実はベースも2本を使い分けてて、最初のセクションでは普段使っている5弦でアクティブのジャズベを弱めに弾くことであえてローを出した感じにして。で、真ん中のセクションでは、プレシジョンベースをミュートさせて弾いたり。ドラムと同様に、楽曲を通じて異なる音色にあえてしていますね。ちなみに、プレシジョンベースは今回のEPから導入したもので、「かわいいコックさん」や「我来了」でも使いました。ローの出方がやはりジャズベースとは違うので、求める音色によって使い分けた感じです。

夏目:ちょっと話は変わりますけど、サウンドでこだわったと言えば、実は今回マスタリングエンジニアも変更しまして。ゼットンさんという方に初めてお願いしたんです。ゼットンさんは、もともとR&Bとかヒップホップのトラックメイクもされている方で、海外のマスタリング事情にも詳しくて。僕らの求める「気合のある音」というか、迫力のある音に仕上がったと思います。そういったところもぜひ感じていただきたいですね。

──わかりました。では、続いて「おくまんこうねん」という曲についてお聞きします。こちらはどのようにして生まれてきた曲なのですか?

夏目:この曲は「受精」をテーマに書いたんですけど、実は大事な友達に子供ができまして。まだ出会ってはないけれど、出会うことが決められている存在について書けないかなと思ったんです。で、「2001年宇宙の旅」じゃないけど、生命のことを考えると宇宙っぽいことも考えちゃって。

──たしかにイントロのシンセは、そういう感じですよね。

夏目:はい。

──どんなシンセで鳴らしたのですか?

夏目:あれはArturiaのソフトシンセです。僕は空いている時間にいつも気に入った音色に星を付けていて(Arturiaのソフト音源の機能)、その中からチョイスしたものですね。

──レコーディングは順調に行きましたか?

大塚:はい。ただ、この曲はスラップが多くてつらかったですね(笑)。

夏目:ベースにスラップをさせまくりたいと思って作った側面もあったんですよ。もともとバンビ(大塚さんの愛称)はR&Bとかブラックミュージックも好きだし、そういった個性が出せるかなと思って。

──大塚さんは歌詞の世界観についてどう思いましたか?

大塚:実はレコーディングに入るまで、具体的な歌詞はない状態だったんです。

夏目:なんなら俺が歌入れする直前まで知らないレベルだよね。

大塚:そうなんです。でも、今、歌詞が完成してあらためて見てみると泣けますね。

夏目:(笑)。実はCDかレコードのクレジットには書かれているんですが、この歌詞は詩人の辺口芳典くんに頂いた「よろしくちゃん」というのがもとにあって。彼の詩が1/5くらい入っているんですよ。なので、歌詞は彼とのコラボですね。

──この曲は、サウンド面でこだわったところはどんな部分ですか?

夏目:そうですね。この曲もドラムにはこだわってて、具体的に言うとジャーマンロックのカンみたいな音像を目指して作ったんですよ。ドラムって、迫力を出そうとするとどうしてもバスドラ、スネア、ハットが同じ位置にあるように聴こえてしまいがちなんですけど、そうならないようなサウンドにしたいと思って。

──ドラムと言えば、2曲目の「Catcher」も面白いですよね。

夏目:はい。この曲は実はドラムをトリプルで重ねています。そもそも楽曲自体がオーセンティックなロックなので、何かサウンドをおもしろくしたくて。で、話し合った結果、「じゃ、ドラムを3つ重ねちゃおう!」ってことになったんです。それでまずはドラマーの藤村が叩いて、その後に僕がなるべくそれに合うように、はみ出さないように叩いて。で、最後に菅原が「俺もやりたい!」って叩いて(笑)。だから、よく聴くと普通のドラマーでは叩けないような、手が三本くらいあるようなことが起きています。

──そうだったんですね。ちなみに「Catcher」というタイトルはどこから来たのですか?

夏目:最初は「catcher in the rye」というタイトルだったんですけど、それだとモロ過ぎて面白くないって菅原が思ったらしく。最終的に「Catcher」だけになりました。

──「Catcher」は菅原さんが作詞、作曲ですけど、菅原さんはどのようなデモを持ってくるのですか?

大塚:菅原は夏目と真逆で全体像をバチっと決めてから来ますね。なので、ある程度曲のイメージも決まっているんですけど、「この曲らしいのはここだよね」って話をしながら進めていく感じです。この曲では、そういった話をしているときにドラムを3つやろうとか、そういった音像の話も出たり。

夏目:くるりの「THANK YOU MY GIRL」という曲があるんですけど、それが2〜3個ドラムを重ねているという話を聞いたことがあって。なんか、その音像が合いそうだなってイメージが湧いたんですよ。で、それを提案したら菅原も「それ面白そうだね」ってなって。やってみたら成功したって感じです。

──では、今回のEPに収録されているその他の菅原さん作詞・作曲の「我来了」についても教えてください。大塚さんはこの曲の第一印象はいかがでしたか?

大塚:菅原らしいなと思いました。

夏目:そうだね。

──それはどういった点で?

大塚:菅原は、夏目と違って結構ストレートなんです。例えば、夏目の場合は歌詞をボヤかすというか、あんまり一言でドキッとするような「ディストピア」とか「永遠」は使わないけど、菅原はそういうのを入れてくる。で、それを夏目が歌うギャップというのもおもしろくて。俺としては「あ、夏目がこんなことを歌っちゃっている!」みたいな、ちょっと恥ずかしい感覚もあるんですよ(笑)。

──夏目さんはどう思いました?

夏目:「我来了」は中国語なんですけど、まったく違う世界観が来たなと思いましたね。というのも、僕は最近日本語にはまっていて、どちらかと言えば平仮名を使いまくっていたし。ただ、菅原に限らず、自分以外の人が歌詞を書く場合は、あえてあまり深く考え過ぎないようにはしています。それよりも「違う世界をどうおもしろくしようかな!」って観点で接している感じですね。

──この楽曲は、サウンド面に関してはどのようなアプローチを?

大塚:実は僕のベースは結構上の音程だけで成立するようにしていて。この曲自体はもともとフォーキーな感じだったんですけど、ドラムのビートを一定に走らせることで、あえてベースのローが少なくてもいけるようにしてますね。

夏目:曲的には8の進行で、ベースとかも「ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ・・・・」ってやった方がいいはずなんですけど、そうじゃないアレンジを菅原が作ってきたところから始まったんです。で、その面白さを活かしながら曲が進行していく感じをドラムで出しつつ、アコギもかなり前に出るようにして。実はアコギはもっと違う感じだったんですけど、菅原がもっと「推進力を出したい」と言って。それで録り直したりもしました。ドラムもリズムボックスを持ってきてハイハットだけ加えてみたり、推進力を出すために色々とやってみて、最終的に今の形になっています。

──では、3曲目の「かわいいコックさん」についても教えてください。

夏目:これも遊びながら、いろんなパーツを組み合わせて作っていった曲です。ただ、歌詞やアレンジを決めていくきっかけになったのは1曲目の「おくまんこうねん」ですね。この「おくまんこうねん」ができたときに、真ん中に放送禁止用語が出てくるので、それならもう一方の放送禁止用語も出さないとなと。で、コックさんだろうなって(笑)。

──で、料理人の話に?

夏目:はい。もともと恋愛の曲にしようと考えていたので、ちょっとトボけた感じの男を描こうと思って。で、トボけた感じの男がコックさんをやってて、レンジでチンしちゃう(笑)。で、料理なんて簡単だよっていうストーリーを作っていきました。

──そういった歌詞はスタジオにみんなで集まったときに書くのですか? それとも自宅のプライベートスタジオで?

夏目:この歌詞は自宅で書きました。自宅にはエイブルトン「Live」があって、自分の作ったアレンジと、スタジオでみんなでセッションしたアレンジを比較したり、自由に組み合わせて曲が作れるようになってます。で、ある程度トラックができたら10回くらい歌ってみて、その中から良さげなメロディーとかパートをピックアップして、最終的に曲として仕上げていきます。

──デモ作りに「Live」を使うようになったのはいつ頃からですか?

夏目:「Live」を導入したのは今年からなんですけど、鼻歌で歌っていた雰囲気をもっと濃くしていきたいとか、スタジオで演奏した何回目かのテイクをねじ込みたいとか、そういったことが相当やりやすいんですね。それまではハイがきれいに聴こえる「Studio One」を使ったりしてたんですけど、ここ3年くらい自分もクラブミュージックをよく聴くようになって。耳もそうだし、アレンジの考え方もずいぶんと変わってきたと思います。

──ちなみにオーディオインターフェイスなどは何をお使いですか?

夏目:インターフェイスにはNative Instruments「KOMPLETE AUDIO 1」を使っています。あと、宅録で言えば、最近TR-909を再現したローランドのブティックシリーズ「TR-09」を導入しました。

──808ではなく、909なんですね。

夏目:そうですね。自分の経験というか、自分がノレて好きな曲はほぼほぼTR-909だったので。

──さて、そろそろお時間がきましたので、あらためて今作の聴きどころと今後予定されている年末ライブへの意気込みをお願いします。

大塚:はい。まず、今回のEPですが、いわゆるコンセプト的なものはないんですけど、ないからこそいろんなバリエーションの曲ができたかなと思っています。それぞれで聴きどころも違うし、今回話をさせていただいた通り、こだわりどころも違いますけど、そういったところを楽しんでもらえたらうれしいです。

夏目:聴く人には肩肘張らずに接してもらいたいし、とにかく自分たちが楽しんで作っていることが伝わる作品になったと思っています。だからこそ、その先の「ライブでどうなるんだろう?」っていうことも、ウキウキしながら想像してもらえるんじゃないかな。ライブでは新作EPの5曲はもちろん、10年やってきた中であんまり披露していないけど、実はこういう曲もあるよっていう部分も見せたいと思っています。あと、今、ヴィンセントっていうブランドでシャムキャッツモデルのギターを作っていて、それのお披露目がこの年末の新木場STUIO COASTになりそうなので、そちらにも期待していて欲しいですね

 
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シャムキャッツ 夏目さん大塚さん

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シャムキャッツ【ライブ情報】

シャムキャッツデビュー10周年記念&EPレコ発全国ワンマンツアー『はなたば』

・2019年11月22日(金)
福岡 BEAT STATION
OPEN/START : 19:00/19:30
前売 スタンディング 3,500円/スタンディング学割 2,500円/2+1チケット 7,000円 (税込/D別)
問合せ:BEA 092-712-4221

・2019年11月30日(土)
札幌 KRAPS HALL
OPEN/START : 17:30/18:00
前売 スタンディング 3,500円/スタンディング学割 2,500円/2+1チケット 7,000円 (税込/D別)
問合せ:WESS 011-614-9999

・2019年12月5日(木)
名古屋 CLUB QUATTRO
OPEN/START : 18:30/19:30
前売 スタンディング 3,500円/スタンディング学割 2,500円/2+1チケット  7,000円 (税込/D別)
問合せ:ジェイルハウス 052-936-6041

・2019年12月6日(金)
大阪 umeda TRAD
OPEN/START : 18:30/19:30
前売 スタンディング 3,500円/スタンディング学割 2,500円/2+1チケット 7,000円 (税込/D別)
問合せ:清水音泉 06-6357 -3666
[チケット先行受付]http://w.pia.jp/t/siamesecats/
全公演 オフィシャル2次抽選先行受付 9/ 21(土) 12:00 〜9/29(日) 23:59[チケット一般発売]
2019年10月12日(土) 10:00〜

シャムキャッツ デビュー10周年記念&レコ発ファイナル公演「Live at Studio Coast」
2019年12月13日(金)
新木場STUIO COAST
OPEN/START 18:00/19:00

ぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1925829&rlsCd=001&lotRlsCd=
e+
https://eplus.jp/sf/detail/0861670001-P0030080P021001?P1=1221
ローチケ
https://00m.in/Tfouk

 

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シャムキャッツ
『はなたば』
2019年11月6日(水)発売


『はなたば』

※CD盤は前作”VirginGraffiti”のツアードキュメントとツアーファイナルである渋谷O-EAST公演のライブを収録したDVD『バンドの毎日4』 (副音声付き!)を付属した豪華2DISC仕様!

CD品番:TETRA-1018
定価:¥2,200+税
2019.11.6 in stores 


収録曲
1. おくまんこうねん
2. Catcher
3. かわいいコックさん  
4. はなたば セールスマンの失恋
5. 我来了 (ヨミ:ウォーライラ)


※12inchアナログ盤も11月20日に発売!

12inchアナログ
品番:TETRA-1019
定価:¥2,500+税
2019.11.20 in stores  
発売元:TETRA RECORDS
販売元:PCI MUSIC 


収録曲
1. おくまんこうねん
2. Catcher
3. かわいいコックさん  
4. はなたば セールスマンの失恋
5. 我来了 (ヨミ:ウォーライラ)

 ※12inchアナログ盤ではM1,2がA面、M3,4,5がB面となります。

 

シャムキャッツ プロフィール

<シャムキャッツ プロフィール>

メンバー全員が高校三年生時に浦安にて結成。2009年のデビュー以降、常に挑戦的に音楽性を変えながらも、あくまで日本語によるオルタナティブロックの探求とインディペンデントなバンド運営を主軸において活動してきたギターポップバンド。サウンドはリアルでグルーヴィー。ブルーなメロディと日常を切り取った詞世界が特徴。2016年からは3年在籍したP-VINEを離れて自主レーベルTETRA RECORDSを設立。より積極的なリリースとアジア圏に及ぶツアーを敢行、活動の場を広げる。代表作にアルバム「AFTER HOURS」「Friends Again」、EP「TAKE CARE」「君の町にも雨は降るのかい?」など。最新作はシングル「カリフラワー」。2018年、FUJI ROCK FESTIVAL ‘18に出演、5枚目となるフルアルバム「Virgin Graffiti」を発売した。2019年12月にデビュー10周年記念ライブをStudio Coastにて開催。

夏目知幸 (Vocal&Guitar)、菅原慎一 (Guitar&Vocal)、藤村頼正 (Drums&Chorus)、大塚智之 (Bass&Chorus)

オフィシャル ホームページ
http://siamesecats.jp/

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