ボーカル録音&エレキライン録音で音質を徹底チェック
【レビュー】3万円以下で買える最新オーディオインターフェイス
【レビュー】3万円以下で買える最新オーディオインターフェイス
2017/09/15
ボーカルやギターをパソコン(DAWソフト)にレコーディングしたり、録音した各パートをモニタースピーカーやヘッドホンで再生する際に、必ず必要となる機材が「オーディオインターフェイス」です。
本特集では2イン/2アウトタイプのモデルを中心に、これからDTMを始めるビギナーにピッタリな低価格モデルを編集部が6機種厳選し、エンジニアの遠藤淳也氏に音質をチェックしてもらいました。この試聴レポートを参考に、自分に合ったモデルを見つけてください。
取材:江原久乱 写真:小貝一夫 協力:Plick Pluck
※本コンテンツは音楽雑誌「サウンド・デザイナー」(2017年9月号)より抜粋したものです。
詳しくは、http://www.sounddesigner.jp/をご覧ください。
今回の試聴方法
遠藤淳也(えんどうじゅんや)
1996年にスタジオ・グリーンバードからキャリアをスタート。ヒップホップやR&Bを中心に数多くの作品を世に送り出す。その後、㈱Plick Pluckを設立し、2010年にはSTUDIO QUESTを立ち上げた。最近は、Brian the Sun、マオ from SID、96猫、郷ひろみなどの作品を手掛けている。
マキアダチ
DTMを駆使し、自身で全楽曲の作詞・作曲、アレンジ、ミックスなどをこなすシンガーソングライター。2015年10月に1stアルバム『MAKI ADACHI』をリリース。TOKYO MX にてオンエア中のアニメ『キャッチーくんのナイスキャッチ!』の劇中音楽すべての作詞、作・編曲、歌、ミックスを担当している。
今回の試聴は、ボーカルのマイク録りとエレキギターのライン録りで行ないました。マイクはAKGのC414 XLSというコンデンサータイプです。シンガーソングライターのマキアダチさんに、ギターと歌を演奏してもらって各機種のサウンドチェックを進めていきました。使用したギターはギブソンのSGで、フロントPUを使用してクリーンサウンドで試聴しています。ちなみに、今回はすべて24ビット/96kHzに統一してアビッドPro Toolsに録音しました。モニターに使ったスピーカーはムジーク・エレクトロニク・ガイザインのRL904で、他にスタジオ定番のソニーMDR-CD900STと、フォノンSMB-02という2本のヘッドホンも使いました。
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