デジタル機器では得られない暖かい質感が魅力

【レビュー】ペダル型テープエコーのオススメモデルを徹底検証!

【レビュー】ペダル型テープエコーのオススメモデルを徹底検証!

2017/10/13


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アナログディレイやデジタルディレイが登場する以前、ギタリスト達はディレイ効果を得るために、アナログテープを利用した「テープエコー」を使っていました。仕組みとしては、レコーダーの「録音ヘッド」で録ったギターのサウンドを、「再生ヘッド」で再生するというシンプルな構造で、両者の距離を変えることで、ディレイタイムを調整するようになっていました。
テープによる柔らかさと暖かみのあるサウンドは、オケにも馴染みやすく、その独特な質感はテープエコーでしか得られません。しかし、消耗品であるテープをメディアとして使うため、経年変化によって音が劣化し、ノイズが発生するという欠点があります。
また、デジタルディレイと違い、エコーが繰り返されるにつれて、音が徐々になまるのですが、逆にギタリストの中にはそれを好む人も多く、今ではテープエコーを忠実に再現したエフェクターが多数発売されています。

試奏・文:パジェロ高瀬 機材撮影:小貝一夫
※本コンテンツは音楽雑誌「サウンド・デザイナー」(2017年10月号)より抜粋したものです。
詳しくは、http://www.sounddesigner.jp/をご覧ください。

 

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レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジなど、多くのミュージシャンが使っていたことで有名なテープエコー、マエストロECHOPLEX

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ローランドが開発した国産テープエコーの名器、RE-201 SPACE ECHO。ジェフ・ベックをはじめ、そのサウンドは数多くのミュージシャンに愛されている

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こちらはテープではなく、磁気ディスクに音を録音する仕組みを持つビンソンECHOREC。ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアが使ったことで有名だ


 

試奏レビュー1

 

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試聴モデル一覧

PreSonus FaderPort 8

エンプレス・エフェクト
Tape Delay
価格:¥32,500

PreSonus FaderPort 8

ストライモン
DECO
価格:オープンプライス(¥32,000前後)

PreSonus FaderPort 8

グル
Echosex 2°
価格:¥48,000

PreSonus FaderPort 8

ロジャー・メイヤー
456 Single
価格:オープンプライス(¥45,000前後)

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