ソロ通算6枚目となるシングルは、春を意識したラヴソング!
Dream Ami「アマハル」インタビュー
Dream Ami「アマハル」インタビュー
2018/04/11
Dream Ami:まず始めに曲調がとてもお気に入りだったんです。このリズム感は今までの自分の楽曲にはなかったので、挑戦してみたいと思って選びました。
──まずはトラックをピックアップしたところから制作がスタートしたということですね?
Dream Ami:はい。実は仮歌の歌詞に〈ノーアイディア〉というフレーズが入っていて、そこから一気に曲の世界観が広がっていきました。この曲も女の子の恋心を描いているのですが、素直で天真爛漫な女の子の気持ちをこのメロディに乗せたら、ちょっとコメディチックで面白くなるんじゃないかと思いました。なので、歌詞は〈ノーアイディア〉な女の子が、姑息な考えなしにまっすぐ恋に突き進む情景をイメージしながら書きました。あと、このトラックを聴いた時に90年代のイメージがあって、ちょっと懐かしさを感じたんです。なので、昔っぽい言葉、自分が小学生か中学生の頃によく使っていた言葉や物、風景をイメージしながら歌詞を書きました。
──確かに歌詞に出てくる〈イエデン〉という言葉は、もう過去のものですよね。
Dream Ami:今の時代だったら絶対にLINEですよね。私が中学生の頃はイエデンしかなかったので、長電話して親に叱られた記憶がたくさんあります(笑)。他にも中学生くらいの頃をイメージしながら書いた歌詞が多いので、私と同世代だったり少し上の世代の方には、懐かしんで聴いてもらえたり、共感していただける内容の歌詞だと思います。
──この「ノーアイディア」では、今までにないリズム感に挑戦したとのことでしたが、実際のレコーディングはどうでしたか?
Dream Ami:今まで歌ったことがないリズムを自分の曲で表現するには、いろいろイメージも必要でしたし、現場で苦戦した部分もありました。このトラックをチョイスした時点で、きっと私が苦手な曲だなっていうことはわかっていましたが、できなくはないだろうなとも思っていました。こういう挑戦は自分を成長させる意味でも必要なことですし、やってみるにはとてもいい機会だったと思います。
──トラックを聴いて、いいと思った直観に忠実に制作していったということですかね?
Dream Ami:そうですね。もう本当に直感タイプなので(笑)。絶対にこれは無理だなと思う曲ももちろんありますけど、今回は何とかやれそうな気もしましたし、挑戦すればまた新しい自分の表現も発見できるという予感もありました。そういう意味でも、少し自信を得ることができた楽曲だったと思います。
──付属するDVDにはソロ・ツアー『Dream Ami 1st. Live Tour 2017 ♡ Re: Dream』東京公演のライヴ映像を収録するそうですね。全21曲収録というボリュームですが、どのように楽しんで欲しいですか?
Dream Ami:ツアーに来てくださった方には、もう一度あの空間を思い出していただきつつ、違うアングルから観る楽しみも味わっていただけると思います。私の表情ひとつとってもそうですし、細かい演出に気づいていただけたら嬉しいです。ツアーに来られなかったという方には、Dream Amiの世界観を存分に楽しんでもらえるライヴになっていますということをお伝えしたいです。自分で映像を観ても「Dream Amiっぽいな」という感想を全編を通して持てましたし、初のソロ・ツアーにふさわしい内容だったと思っています。このツアーが基準となって、これからのDream Amiのライヴ観が形成されていくので、このDVDで私のデフォルトを感じていただきたいです。
──せっかくなのでうかがいますが、Dream Amiさんにとってライヴとはどういうものですか?
Dream Ami:実は私、ライヴが得意ではなくて…。
──そうなんですか? 意外です!
Dream Ami:そうなんです。ライヴってすべてをさらけ出してしまう場所じゃないですか。歌唱力もパフォーマンスのしかたも、しゃべり方もMCの内容も。だからこそ楽しみな部分もありますけど、どちらかと言うと、「わー、どうしよう…」とプレッシャーに感じる部分が多いんですよ。でも、楽しんでもらえているお客さんの顔をステージから見ると自分も楽しくなってしまって、ライヴを終えた後にはまたひとつ成長した自分がいるような気もするんです。だから、私にとってライヴとは最もレベルアップできる場所であり、少しずつ自分に自信が持てるようになる場所なんだと思います。
──今作をリリース後、2018年はどのような活動をイメージしていますか?
Dream Ami:1stソロ・アルバム『Re: Dream』から今作「アマハル」まで少し期間があいてしまいましたが、またここからスピードを上げてアーティスト活動を精力的にやっていきたいと思っています。今年中にまた次のシングルを出したいですし、ライヴや夏のイベントにもたくさん出演していきたいです。その一方で、アーティスト活動とはまた別の歌や踊り以外の表現の部分でも自分らしさを確立していけるように挑戦し続けていきたいと思っています。なので、まったく落ち着くつもりはないです(笑)。
──最後に、ファンのみなさんには、今作をどのような気持ちで受け取って欲しいですか?
Dream Ami:今作「アマハル」は春をイメージして作った曲ですので、待ちに待った春の訪れを存分に感じていただけたらいいなと思っています。
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