王道ポップス向きブラスサウンド

AKB48「フライングゲット」のフレーズを解説
【打ち込みブラス研究 イントロ編2】

AKB48「フライングゲット」のフレーズを解説【打ち込みブラス研究 イントロ編2】

2015/10/02


様々な曲を取り上げて打ち込みのブラス・フレーズをレクチャーする「打ち込みブラス研究」のイントロ編。今回はAKB48「フライングゲット」を例に解説しよう!


 参考曲:AKB48「フライングゲット」


AKB48「フライングゲット」
同名シングル収録
キングレコード
KIZM-111~2


本格的な生のブラスをシミュレートしたアレンジ


※譜例は曲のニュアンスをDTMで再現するための参考例です。

 この曲のイントロで使われているのも生のブラスセクションの音色だが、トロンボーンやサックスなどが加わった、よりポップス向きの音色だと言える。アレンジ的には、オクターブユニゾンによるリズミックなリフになっているのが特徴だ。このようなフレーズは、スタッカートとテヌートの違いをハッキリと感じられる、歯切れのいいフレーズになるように音の長さを決めるのがポイントだ。テヌートのフレーズが何小節も続くとブラスらしさがなくなるので、休符を意識したフレーズで簡潔にまとめよう。

 


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