ギタリストとエンジニアがタッグでチェック!

【2022年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選

【2022年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選

2022/05/18


音楽制作やミックスで欠かせないアイテムであるモニタースピーカーですが、最近ではアンプシミュレーターをモニタースピーカーで鳴らしているギタリストがいたり、マルチエフェクターの試奏をモニタースピーカーで行なっている楽器店もあるなど、ギターの音作りをするアイテムとして使われていることが多いようです。そこで、今回は「ギターを鳴らす」という視点で11製品のサウンドをチェックしてみました(音楽雑誌「サウンド・デザイナー」2017年8月号より抜粋した6製品に、新たに最新版として2022年5月27日に発売のreProducer Audio「Epic 4」を含む5つのモニタースピーカーを追加した内容となっています)。

取材:目黒真二、平沢栄司 写真:小貝和夫 取材協力:SLOTH MUSIC

◉音作りにピッタリな10モデルを実際にギターを鳴らしてチェック!

山口和也さんと篠﨑恭一さん


山口和也(ヤマグチ カズヤ)
幼少の頃よりピアノを学び、15歳でギターを始める。音楽専門学校在学中、ライブサポートやセッションギタリストとしてレコーディングなどの活動を開始。プロ/アマ問わず数百人のギタリストへの指導経験を持ち、ギター&ベース教則本や雑誌などへの執筆活動の精力的に行なっている。


篠﨑恭一(シノザキ キョウイチ)
中学時代の友人の影響で音楽の道へ。音楽学校MI-JAPAN在学中よりアシスタントなどで経験を積む。卒業後、レコーディングスタジオなどへの勤務を経て、大串友紀のともに株式会社SLOTH MUSICを設立。エンジニアと並行し、DAWの手腕を生かしてReoNa、IDOL M@STERシリーズ、ささきいさお、フジテレビ「FNS歌謡祭」などでマニピュレーターを担当。母校MI-JAPANで講師も務める。

最新4モデルの試聴方法

山口和也さんによる試奏方法

山口和也さんによる試奏

篠﨑恭一さんによる試聴

篠﨑恭一さんによる試聴

山口氏は、Vola guitars OZ 24 とProvidenceのTLモデルのギターを使用し、クリーン、クランチ、歪みの3音色を鳴らして、それぞれの音色がうまく表現されているかを確認すると同時に、ピッキングによる音量のコントロールやニュアンスにきちんと追従しているかなどもチェックしている。

篠崎氏は、今回はリファレンス音源と、ちょうどReoNaのツアーに向けたリハーサルが進行中だったので、リハーサル音源などで試聴。リファレンス音源はスピーカーの全体的なキャラクターを把握するための音源と、具体的にどの帯域がどのように聴こえるのかを細かく確認する2種類の音源を使用。また、「ギターが気持ちよく鳴らせる」というコンセプトだったので、ReoNaの「Believer」という楽曲のCD音源とリハーサル音源を使用してチェックした。
 

その他の6モデルの試聴方法

山口和也さんと大串友紀さん


大串友紀(オオグシ トモノリ)
今レコーディングエンジニアの専門学校に通っていたことにより、有名エンジニアの元で修行することになり、現在はエンジニアとして活躍中。Pro Toolsの達人としてレコーディングだけでなく、ライブのマニピュレーターなどもこなしている。2014年に株式会社SLOTH MUSICを設立した。

1962年製フェンダー・ストラトキャスター(左)と、アリウムという新素材を使ったアリスティディスの7弦ギター(右)

ケンパーProfiling Head

大串氏は、自分がミックスしたアビッドPro Toolsのプロジェクトファイルと、普段聴いているリファレンスCDをCDプレーヤーで再生して試聴を行なった。試聴のポイントとしては、低音から高音までバランスがしっかり取れているか、歌ものの場合は声の質感がきちんと表現できているかをチェックし、さらに曲全体のバランスも確認している。

山口氏は、1962年製のフェンダー・ストラトキャスターとアリスティディスの7弦ギターを使用。ケンパーのProfiling Headにギターを直接つなぎ、ケンパーのアウトプットをそのまま各モデルにつないで鳴らした。クリーン、クランチ、歪みの3音色を鳴らして、それぞれの音色がうまく表現されているかを確認すると同時に、ピッキングによる音量のコントロールやニュアンスにきちんと追従しているかなどもチェックしている。

スピーカーの各部の名称と役割

/

 

セッティングのポイント

/

 


Output
Frontier
オープンプライス(¥179,850前後/ペア)

問:㈱フックアップ
TEL:03-6240-1213 https://hookup.co.jp/products/output/frontier

Output Frontier

パワーに余裕がある「正統派モニター」。ギター、ミックスにも使える!

山口:ちょっと聴いただけですぐにこれは「正統派モニター」と感じる音ですね。自分はいつもジェネレックを使っているのですが、その感覚と印象が似ていてギターの音がすごく作りやすいです。「作り込んだ」という感じがないので、全体的に自然な響きに聴こえますね。特にディストーション、クリーンの音が気持ちよくて、ブリッジミュートでのタイトな感じも良いです。しかも、音量自体を大きくしたときでも飽和感なく、すっきりと出してくれるので、ギタリストとしては何も制約なくプレイに専念できると思います。アタック音をそのままきれいに出してくれますし、リバーブやディレイの空間系エフェクトの上下左右の広がり、そしてそのかかり具合がしっかりとわかりますし、ギター、そしてモニターとして使ってもこのアンプの特性が活かせると思います。

篠崎:すごくパワーに余裕があると感じました。少しずつ音を上げていってけっこう攻めてみたんですが、飽和感というか限界に全然達しない懐の広さを感じました。しかも音量を上げても下げてもサウンド自体のバランスは変わらない。音量を極端に上げると良い音だけど小さいと迫力がなくなるのもある中で、これは本当に素晴らしいです。下だけじゃなくて上の周波数帯もばっちり出ていて、しかもどこにもクロスオーバーのつなぎ目を感じさせないくらい滑らかにどの帯域も出ていますね。一般的に音のスピードを上げようとするとハイを出しすぎて耳に痛いところも出ちゃうときがあるんですけど、Outputは「痛い」と「クリア」の違いをきちんと把握していると思います。前面のチューンド・ポートで低音がしっかり聴こえるので、ダンス系なんかにもマッチするはずです。
 

Output Frontierのポイント1

一般的なバスレフポートと同じように低域の増強のためのチューンド・ポートを前面に搭載。内部回路の冷却機構としても機能している

Output Frontierのポイント2

1dB刻みの調整が可能なLEVELノブ。無段階式のノブだとペアで音量を完璧に合わせるには全開にしなくてはならないが、ステップ式ならどのポジションでも正確にマッチングできる

【製品概要】プロオーディオ業界のリーダーとも言えるBarefoot社と共同開発されたホームスタジオモニター。Thomas Barefoot 氏によって設計/調整されたカスタムメイドの6.5インチ/1.25インチ・同軸アルミニウム合金ドライバーを搭載し、フラットな無響特性と低歪みを実現。Outputによる洗練されたデザインと、Barefootの先駆的なオーディオ技術が融合し、前方に備わるチューニングポートにより、ミックスの低域を正確に表現できるのも特徴。



【SPEC】●周波数特性:45Hz~25kHz ●クロスオーバー周波数:3000Hz ●アンプ出力:100W(高域)、100W(低域) ●入力インピーダンス:20kΩ ●入力感度:87dB @1m @-15dBv ●消費電力:265W(最大) ●エコモードの消費電力:280mW ●ドライバー:カスタムメイドの同軸アルミ合金、6.5インチ・ウーファー、1インチ・ツイーター ●本体寸法:332 x 230 x 200 mm ●本体重量:7kg ●付属品:電源ケーブル x 2、PETアイソレーションパッド x 2


reProducer Audio
Epic 5
オープンプライス(¥179,300前後/ペア)

問:㈱フックアップ
TEL:03-6240-1213 https://hookup.co.jp/products/reproducer/epic-5

reProducer Audio Epic 5

 

ギターアンプに近い鳴りがする。ミッドのボーカル、ギターの密度が濃く聴こえる。

山口:やや小ぶりで斬新なデザインですね。鳴らしてみるとワイドレンジというよりも、ミッドレンジの存在感がすごく気持ち良いです。ギターはやはりミッドレンジが重要なんですが、これは音の鳴り方がギターアンプに近いので、ギタリストは音作りがしやすいと思います。一般的なモニタースピーカーはギタリストにとっては「ワイドレンジ過ぎてうまく扱えない」ということもあるのですが、これならすぐに慣れると思いますよ。テレキャスターのセンターポジションで弾いていたら、本物のギターアンプを弾いているような錯覚に陥ったくらいです。ミッドの温かみのあるサウンドが特徴なので、モニターとして使うのならルーツ・ミュージック、いわゆるジャズ、ブルース系がはまると思います。その手のジャンルの気持ち良いところをしっかり出してくれると思います。

篠崎:今回は歌ものをリファレンスとして聴いてみたのですが、ミッドのボーカル、そしてギターの密度がすごく濃くて、モニタースピーカーとしてしっかりと聴ける感じがしました。特にボーカルものでこれくらい出てくれると、ミックスでの繊細な音がしっかりとわかると思います。定位感もすごく良くて、楽器などの位置にこだわったミックスが、無理せず自然な操作でできそうです。一般的に、ローを出すと他の帯域がマスキングされバランスが悪くなることがあるのですが、これはローもしっかり出ているんですが、ちょうど良いところで押さえているので、輪郭もぼやけないで、すべての音がよく見えてミックスがやりやすいと思います。歌ものなら絶対にお勧めしたいモニターです。
 

reProducer Audio Epic 5のポイント1

底面に搭載されたパッシブラジエーター。これはスピーカーユニットから磁気回路を取り除いたもので、これにより小型でも十分な低域を得ることができる

reProducer Audio Epic 5のポイント2

底面のパッシブラジエーターの音を十分に鳴らすために備えられたユニークな形状の3点スパイク。不要な振動を軽減するためのシリコンパッドも付属している

【製品概要】reProducer Audioは、ドイツ南西部ブライザハにあるUnited MinoritiesのCEO、Attila Czirjak(アティラ・サージェック)によって2015年に設立。reProducer Audio初の製品となるこの「Epic 5」は、今日のスタジオにおけるスタンダードモニターになることを目指し、4年を掛けて開発された逸品。底面に搭載されたユニークなパッシブラジエーターをはじめ、ドライバー、アンプ、そしてハウジングなど、すべての関連部品を自社開発しているのも特筆すべきポイントである。



【SPEC】●周波数特性:56 ~ 33.000 Hz ±3 dB、45 ~ 38.000 Hz ±10 dB ●アンプパワー:2 x 75W RMS、2 x 150W Peak ●アンプテクノロジー :クラスD、ダイナミックレンジ 115 dB、高電流、高ダンピング、超低ノイズ ●最大SPL:109 dB(C) @ 100 Hz 以上、ペアで1mの距離にて計測 ●最大消費電力:200 VA ●ツイーター:1インチ、自社開発、メタルドーム(リアチャンバー付き) ●ウーファー:5.25インチ、自社開発、高速トランジェント、寄生共振なし ●パッシブラジエーター:6.25インチ、自社開発 ●クロスオーバー周波数:2kHz、24 dB/oct ●入力インピーダンス:(XLRバランス)12 kΩ、(RCAアンバランス)3.3 kΩ ●入力感度:(XLRバランス)+4 dBu、(RCAアンバランス)-10 dBV ●補正用トリム:(高域)± 5 dB、2.5 kHz から 1 dB 刻み、(低域)± 5 dB、250 Hz から 1 dB 刻み ●スタンバイモード:背面スイッチにてオン/オフの切り替えが可能 ●本体寸法:(スパイク非装着時)270 x 190 x 240 mm、(スパイク装着時)310 x 190 x 240 mm ●本体重量:(1本につき)5.2 kg ●付属品:電源ケーブル x 2、スパイク x 8、シリコンパッド x 8、フライトケース x 1


reProducer Audio
Epic 4
オープンプライス(¥148,500前後/ペア)

問:㈱フックアップ
TEL:03-6240-1213 https://hookup.co.jp/products/reproducer/epic-4

reProducer Audio Epic 4

 

Epic 5に比べると一回り小さいサイズなんですけど、小さくなっても迫力のある感じは変わらない

山口:Epic 5に比べると一回り小さいサイズなんですけど、小さくなっても迫力のある感じは変わらないですね。ローからハイまでの伸びるバランスの良さ、そしてミッドのおいしさの出し方もそのまま引き継いでいます。音質もギターの特徴的なミッドをしっかり出してくれて、弾いていて気持ちが良いです。歪み系でもクリーン系でもミッドが出てないとどうしても不自然になるので、ギタリストなら音作りがしやすいはずです。Epic 5も良かったけど、自宅の環境からするとこちらの大きさの方が現実的な方も多いかもしれないですね。

篠崎:ミッドの密度の濃さはやはりこのメーカーならではの特徴ですね。ローの出方はEpic 5の方に軍配が上がりますが、そんなに遜色はありません。定位感もしっかりしていて迷いなくミックスができると思います。リスニングポイントが広いのもこのメーカーならではで、多少ポイントがずれても全体の印象が変わらないのがありがたいですね。自宅だとそこまでシビアにできないので、これは助かると思います。あとボーカルがしっかりと見えるので、歌ものでのニュアンスの調整もしっかりできると思います。特徴はあるのですが癖はないので、純粋にモニタースピーカーとして優れていると思います。

reProducer Audio Epic 4のポイント1

しばらく音の入力がない際にスピーカーがオフになる「STANDBY」モードを背面に装備。毎回電源のオン・オフを気にせずに使用できる

reProducer Audio Epic 4のポイント2

パッシブラジエーターが底面にあるため、付属のスパイクで底面を浮かせる必要がある。Epic 4のスパイクは4点となっている

【製品概要】reProducer Audioが贈るニアフィールドモニターの最新モデル。定評あるパッシブラジエーターが深いローエンドをもたらし、その中高域は多くの大型スピーカーに匹敵するほどの再生能力を備え、プライベートスタジオに見られる小さな空間を、豊かで精細、そして透明なサウンドで満たしてくれること間違いなし。Epic 4 のコンパクトなサイズは、5.1、7.1、Dolby Atmos など、小型スピーカーが必要とされるマルチチャンネルオーディオのセットアップにも最適で、デスクトップやスタンド上だけでなく、壁掛けにも対応する設計となっている。



【SPEC】●周波数特性 ツイーター : 80 Hz ~ 30 kHz ±3 dB ウーファー : 65 Hz ~ 40 kHz ±10 dB ●アンプパワー ツイーター : 50W RMS ウーファー : 50W RMS ●アンプテクノロジー クラスD、ダイナミックレンジ 115 dB、高電流、高ダンピング、100 kHz 以上の周波数特性、超低ノイズ ●最大SPL 106 dB(C) @ 100 Hz 以上、ペアで1mの距離にて計測 ●電源 100~240V、50/60 Hz ●ツイーター 1インチ、自社開発、メタルドーム(リアチャンバー付き) ●ウーファー 4インチ、自社開発、高速トランジェント、寄生共振なし ●クロスオーバー周波数 3 kHz、24 dB/oct ●入力インピーダンス(XLRバランス)12 kΩ(RCAアンバランス)3.3 kΩ ●入力感度(XLRバランス)+4 dBu(RCAアンバランス)-10 dBV ●補正用トリム(高域)± 5 dB、2.5 kHz から 1 dB 刻み(低域)± 5 dB、250 Hz から 1 dB 刻み ●スタンバイモード 背面スイッチにてオン/オフの切り替えが可能 ●本体寸法(スパイク非装着時)210 x 160 x 175 mm(スパイク装着時)240 x 160 x 175 mm ●本体重量(1本につき)2.95 kg


IK Multimedia
iLoud MTM
オープンプライス(¥61,600前後/1本)

問:㈱フックアップ
TEL:03-6240-1213 https://hookup.co.jp/products/ik-multimedia/iloud-mtm

IK Multimedia iLoud MTM

 

パワー感があって、スピード感重視のエレクトロ、シンセ、ボカロ系にもマッチ!

山口:最初に「ルックスがプラスティックっぽくて音も軽いのかな」って思ってたのですが、すごくワイドレンジで驚きました。さらに「iLoud MTM」ならではの部屋の特性に合わせてくれるキャリブレーションをしたら、ローがスパッと抜けてこれもびっくりしました。少しだけ「モヤっ」としている部分がきれいに消えたので、ストレスなく思い通りに弾ける感じです。これをEQでやると物足りない感じになっちゃうんですが、質感はそのままにローもしっかり残っている。これはなかなかできないことです。オールジャンルで使えると思いますが、スピード感重視のエレクトロ、シンセ、ボカロ系とかにマッチすると思います。

篠崎:このパワー感はすごいですね。ローの迫力は信じられないくらいで、しっかりと音がかたまりとなって向かってくるイメージです。特にノーマルの状態では全体的に迫力のある音の感じが良いです。キャリブレーションすると反響で輪郭が見えにくくなっていた部分がスッキリして気持ち良い音になります。なかなか自宅で理想の音を作るのは難しいですし、判断そして調整も大変ですよね。たとえば吸音材を使ったり、置く位置を変えたりとか・・・それをひとつの見本としてスピーカーがやってくれるので、ミックスに集中できるはずです。あと、キャリブレーションの中にあるDESKモードは迫力がなくなりますけど、扱いやすい音にしてくれますね。つまりこれ1台でキャラが違うサウンドを切り替えられるということなので、目的に合わせて選択するといいと思います。
 

IK Multimedia iLoud MTMのポイント1

CAL(キャリブレーション)モードは付属のマイクで部屋を測定して、自動的にセッティングを補正するシステム。デスクなどの反射を防ぐDESKモードも搭載されている

IK Multimedia iLoud MTMのポイント2

付属のスタンドによりフラットから20度までリスニングポイントを調整できるので正確なリスニングポイントが得られる。マイクスタンドにも直接設置可能だ

【製品概要】同社の「iLoud Micro Monitor」のヒットに続き、40Hz - 24kHzというさらに広い帯域をカバーしたモデルが本製品「iLoud MTM」。iLoud MTMは、3.5インチ高性能ウーファーとバック・チャンバー実装の1インチ・ツイーターを「ミッドウーファー + ツイーター + ミッドウーファー」と上下左右対称に配置することで、通常の2ウェイ・システムでは不可能なほど高精細で、焦点の合った音像を実現している。さらに定評ある ARC™ System 技術による自動音場補正システムも内蔵されているため、部屋の音響特性に合わせて、手軽に正確なモニタリング環境を構築できる点も見逃せない。



【SPEC】●スピーカータイプ : 2ウェイ/3スピーカー、バイアンプ仕様のデジタルコントロールスタジオモニター ●LFドライバー : 2×3.5インチ、ポリプロピレン製カスタムメイドミッドウーファー ●HFドライバー : 1インチ、低歪み、バックチャンバー仕様シルクドームツイーター ●DSPによる低域反射補正 ●スピーカー1本あたりの内蔵アンプ数 : 2 ●アンプタイプ : 高効率 Class-D ●総出力 : 100W RMS ●LF出力 : 70W RMS ●HF出力 : 30W RMS ●クロスオーバータイプ : リニアフェイズ、バリアブルオーダー ●クロスオーバー周波数 : 3.1 kHz ●周波数特性 : 50 Hz ~ 24 kHz ±2dB(@ 40Hz -6 dB 非キャリブレーション時 /-3 dB キャリブレーション時) ●位相特性 : ±15°(200 Hz ~ 20 kHz) ●感度(+4dBu): 1m の距離において、0 dBu の信号で 100 dB のSPL ●感度(+10dBV): 1m の距離において、-11 dBu の信号で 100 dB のSPL ●最大SPL @ 1m(1本のスピーカーを正面で再生): 103 dB(200 Hz 以上の正弦波)、95 dB(100 Hz の正弦波)、93 dB(ピンクノイズ) ●調整用スイッチ : LF Extension、LF trim、HF trim、Desk position、LF Extension : 40/50/60 Hzから、-3 dB の周波数ポイントを設定、LF : +2 dB /フラット/ -3 dB から、100 Hz 以下のローシェルフのトリムを設定、HF : +2 dB /フラット/-2 dB から、8 kHz 以上のハイシェルフのトリムを設定、Desk : -4dB @160Hz、+1dB @1.8kHz ●キャリブレーション : フルオートのデジタルキャリブレーションを内蔵(測定用マイク付属) ●測定用マイク : 無指向性、MEMS 仕様の詳細測定用マイク ●DSPによるフルコントロール ●接続端子 : バランスコンボ入力(XLR/TRS標準フォーン)、ARCマイク用TSミニフォーン入力、USB type-B(サービス用)、AC電源インレット ●電源 : 90V ~ 240V AC、オートレンジ、50/60 Hz、消費電力120W(最大) ●264 mm x 160 mm x 130 mm(1本あたり) ●2.5 kg(1本あたり、本体+フット)


IK Multimedia
iLoud Micro Monitor
オープンプライス(¥53,900前後/ペア)

問:㈱フックアップ
TEL:03-6240-1213 https://hookup.co.jp/products/ik-multimedia/iloud-micro-monitor

IK Multimedia iLoud Micro Monitor

 

入門者にはとりあえずこれをお勧めします!

山口:以前から噂では聴いていたのですが、これほどまで鳴るとは思っていませんでした。日本の住宅事情にマッチしたサイズでありながら、周波数的にも音量的にも全然無理している感じはしないです。良い意味でのコンプ感というのでしょうか。音があちこちに飛び出さないできれいにまとまってくれるので、すごく扱いやすいです。それに接続して鳴らすだけでうまくまとまってくれるので、初心者でもすぐ良い音になりますよね。「入門者の方に何が良いですか?」と相談されたら、とりあえずこれをお勧めしますね。逆に普段はハイエンドで大きなスピーカーを使っている人がサブとして使うとか、モバイル用に使うとか、用途も広いと思います。レンジが広いのを活かして楽器、たとえばエレアコのモニター用に使ってもいいと感じました。

篠崎:このサイズでありながら、フルテンで鳴らしてもきれいに出てくれるのが良いですね。初めて鳴らしてみたときの衝撃はすごかったです。まったく箱鳴りとかないですし、かと言って無理してギリギリという感じでもなく、余裕すら感じるパワー感ですね。何を再生しても、変な癖もなく扱いやすいというところがいちばんのポイントです。一般的に小さめのスピーカーはスイートスポットが狭くて、ちょっと左右上下に動いただけ音の感じが変わりやすいのですが、これは割りと広いですね。Bluetooth接続もできるということなので、モニター用途だけではなく一般的なリスニングも考慮に入れて設計されているのだと思います。ジャンルも選ばずなんでもいけますが、この小さくてもパワーがあることを活かして、バンド系でドラムが中心になっているような、迫力のあるロック系とかで鳴らしてほしいですね。
 

IK Multimedia iLoud Micro Monitorのポイント1

ペアで発売されている本機は左側に電源やEQ、入力端子などが集約されているので、統一したコントロールが可能。デスクトップ周りがすっきりとするという効果もあり

IK Multimedia iLoud MTMのポイント2

マイクスタンドを別途アダプターなしで直接設置できるので、リスニング環境や音の好みに合わせて自由なセッティングが可能だ

【製品概要】世界最小のアクティブ・スタジオ・リファレンス・モニターといっても過言ではない同社の大ヒットモデル。「iLoud Micro Monitor」は、極めてポータブルなエンクロージャーにも関わらず、クリアな音質で、50W RMSの高出力を実現。3インチ・ウーファー、3/4インチのシルク・ドーム・ツイーターが搭載され、計4つの超高能率のクラスDアンプで駆動し、内蔵された56-bit DSPによる位相、周波数特性のコントロールも秀逸。このDSPテクノロジーによって、小さなスペースでは不可能と考えられていた正確な位相、定位、リニアな周波数特性を可能としている。



【SPEC】●スピーカータイプ : 2ウェイ、バイアンプ仕様アクティブスピーカー ●周波数特性(-10dB) : 45Hz~22kHz ●クロスオーバー周波数 : 3 kHz ●ツイーター : 3/4インチ、シルクドーム、ネオジムマグネット ●ウーファー : 3インチ、カスタムメイドの複合材質 ●最大SPL @ 50 cm : 107 dB(100 Hz~10 kHz の正弦波の平均) ●内蔵アンプ数 : 4 ●アンプタイプ : 高効率 Class-D ●出力(ステレオ): 70W(ピーク)/ 50W(RMS) ●DSPによる音質補正 :ハイシェルフ @ 4 kHz 以上 : 0 dB / -3 dB、ローシェルフ @ 250 Hz 以下 : 0 dB / -3 dB、デスクトップ @ 1 kHz ~ 10 kHz : +3.5 dB、400 Hz 以下 : -1 dB ●ハイパフォーマンスのバスレフポート機構 ●DSPによるクロスオーバー処理とタイムアライメント ●A2DP プロトコルに対応した Bluetooth ●マイクスタンド用ネジ穴 : UNC 3/8 インチ装備 ●接続端子 : RCA入力×2(ケーブル付属)、TRSミニステレオ入力、4ピンスピーカーコネクター(ケーブル付属) ●電源 : 専用ACアダプター(付属) ●80 mm x 135 mm x 90 mm(1台につき) ●920 g(左スピーカー単体)、800 g(右スピーカー単体)、1,720 g(左右合計)

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試聴モデル一覧

Output Frontier


Output
Frontier

オープンプライス(¥179,850前後/ペア)

reProducer Audio Epic 5


reProducer Audio
Epic 5

オープンプライス(¥179,300前後/ペア)

reProducer Audio Epic 4


reProducer Audio
Epic 4

オープンプライス(¥148,500前後/ペア)

IK Multimedia iLoud MTM


IK Multimedia
iLoud MTM

オープンプライス(¥61,600前後/1本)

IK Multimedia iLoud Micro Monitor


IK Multimedia
iLoud Micro Monitor

オープンプライス(¥53,900前後/ペア)

PreSonus FaderPort 8

ESi
uniK05

価格:オープンプライス(¥27,000前後/ペア)

PreSonus FaderPort 8

フルイドオーディオ
F5

価格:オープンプライス(¥28,000前後/ペア)

PreSonus FaderPort 8

フォーカル・プロフェッショナル
SHAPE 40

価格:¥45,370(1本)

PreSonus FaderPort 8

ジェネレック
8030C

価格:オープンプライス(¥95,000前後/1本)

PreSonus FaderPort 8

JBL
LSR305

価格:オープンプライス(¥16,000前後/1本)

PreSonus FaderPort 8

ノイマン
KH 80 DSP

価格:¥75,000(1本)

PreSonus FaderPort 8

イブ・オーディオ
SC203

価格:オープンプライス(¥64,630前後/ペア)

PreSonus FaderPort 8

ESi
nEar05 eXperience

価格:オープンプライス(¥20,000/ペア)

PreSonus FaderPort 8

MACKIE
XR624

価格:オープンプライス(¥46,000前後/1本)

PreSonus FaderPort 8

ジェネレック
8010APM

価格:¥50,000(1本)

PreSonus FaderPort 8

サムソン・オーディオ
RESOLV SE5

価格:オープンプライス(¥17,800前後/1本)

PreSonus FaderPort 8

ヘッドオーディオ
Type05

価格:オープンプライス(¥68,000前後/1本)

PreSonus FaderPort 8

タスカム
VL-S3

価格:オープンプライス(¥11,111前後/ペア)

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