ギタリストとエンジニアがタッグでチェック|サウンド・デザイナー2017年8月号
ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー6選
ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー6選
2017/08/17
音楽制作やミックスで欠かせないアイテムであるモニタースピーカーですが、最近ではアンプシミュレーターをモニタースピーカーで鳴らしているギタリストがいたり、マルチエフェクターの試奏をモニタースピーカーで行なっている楽器店もあるなど、ギターの音作りをするアイテムとして使われていることが多いようです。そこで、今回は「ギターを鳴らす」という視点で、注目の6モデルのサウンドをチェックしてみました。
本コンテンツは音楽雑誌「サウンド・デザイナー」(2017年8月号)より抜粋したものです。
詳しくは、http://www.sounddesigner.jpをご覧ください。
◉音作りにピッタリな6モデルを実際にギターを鳴らしてチェック!

大串友紀(オオグシ トモノリ)
今レコーディングエンジニアの専門学校に通っていたことにより、有名エンジニアの元で修行することになり、現在はエンジニアとして活躍中。Pro Toolsの達人としてレコーディングだけでなく、ライブのマニピュレーターなどもこなしている。2014年に株式会社SLOTH MUSICを設立した。
山口和也(ヤマグチ カズヤ)
幼少の頃よりピアノを学び、15歳でギターを始める。音楽専門学校在学中、ライブサポートやセッションギタリストとしてレコーディングなどの活動を開始。プロ/アマ問わず数百人のギタリストへの指導経験を持ち、ギター&ベース教則本や雑誌などへの執筆活動の精力的に行なっている。
今回の試聴方法

1962年製フェンダー・ストラトキャスター(左)と、アリウムという新素材を使ったアリスティディスの7弦ギター(右)

ケンパーProfiling Head
大串氏は、自分がミックスしたアビッドPro Toolsのプロジェクトファイルと、普段聴いているリファレンスCDをCDプレーヤーで再生して試聴を行なった。
試聴のポイントとしては、低音から高音までバランスがしっかり取れているか、歌ものの場合は声の質感がきちんと表現できているかをチェックし、さらに曲全体のバランスも確認している。
山口氏は、1962年製のフェンダー・ストラトキャスターとアリスティディスの7弦ギターを使用。ケンパーのProfiling Headにギターを直接つなぎ、ケンパーのアウトプットをそのまま各モデルにつないで鳴らした。
クリーン、クランチ、歪みの3音色を鳴らして、それぞれの音色がうまく表現されているかを確認すると同時に、ピッキングによる音量のコントロールやニュアンスにきちんと追従しているかなどもチェックしている。
スピーカーの各部の名称と役割


セッティングのポイント


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