YouTubeチャンネル“CREAM VISION”の再生回数は4,000万を突破!
CREAM『CHANGE』インタビュー
CREAM『CHANGE』インタビュー
2016/02/01
「CREAM VISION」を通じて、とにかく“やり続ける”ってことが大事だと思いました。
──続いて、お二人の音楽のルーツに関してもお聞きしたいのですが。
Minami:一番初めに聴いていた音楽は、親の影響が大きくてマライヤ・キャリーやホイットニー・ヒューストンとか。女性ボーカリストの曲を聴くことが多かったですね。自分でCDが買えるようになってからは、スパイスガールズやバックストリートボーイズなんかのアイドル系のアーティストをよく聴いていました。それから中学生の時にHIP-HOPに出会って、マーダーインクやパフ・ダディなどポップス系HIP-HOPに出会ってという流れです。だから結局“売れてる音楽”が好きなんです(笑)。私はマニアックな人じゃないし、色んな理論とかセオリーは知らないけれど、ヒット曲にはやっぱり“売れるポイント”があって。そこに魅かれるんだと思います。
──Staxx Tさんはどうですか?
Staxx T:僕は両親ともにピアノを弾く家庭で、特にお父さんが家でギターを弾いたり、ジャズバーにいって弾き語りをしたりする人だったので楽器がごく身近にあったんですよ。そういった環境に育ちました。一番最初に買ったCDは幼稚園の送り迎えにカーラジオでかかってたペットショップボーイズの「GO WEST」だったと思います。6cmシングルの奴をお母さんに「買ってぇ〜」ってせがんだ覚えがありますね(笑)。そこからは特に音楽に興味がある感じではなかったんですけど、中学生の頃になると、そのころ流行ってたドラゴンアッシュなどミクスチャー系のバンドにはまりました。同じころにエレキギターを買ってみて、よくコピーしてました。そのうちにだんだんとラップに興味が湧いてきたんです。「カラオケでドラゴンアッシュ歌える奴はモテる!」って(笑)。そうしてラップを練習しようとして、Zeebraさんをはじめ日本語ラップアーティストさんの音楽を聴いてマネしてました。そのうちに自分もいつかステージに立ちたいなって思ってたんです。で、17歳の時に先輩の声掛けでステージに上がったんですよ。そこから僕のラッパーとしての道が始まった感じですね。
──そこからお二人が出会ったいきさつは?
Staxx T:僕はしばらくソロで活動していたんですが、そのうちに“とあるラッパー”と出会い、2人でCREAMの前身となるグループを結成したんです。ある時、そのグループでオーディションに出ようという話になって、イベント主催者から「女の子を入れて出てくれ」という要望から一緒にやってくれる女の子を探していたんです。そこで“とあるラッパー”の後輩だったMinamiと出会ったんですよ。
──なるほど。そこから活動がはじまったんですね。
Minami:はい、でも、そのグループで活動していたんですが...
Staxx T:“とあるラッパー”が辞めちゃったんだよね(笑)
Minami:今後どうしようっていう話になったんですよ。「MinamiとStaxx Tだけでやるイメージが湧かないからやめた方がいいんじゃない?」なんて意見も言われました。
Staxx T:“とあるラッパー”はハデというか、アイキャッチになる男だったんですよ。僕も今ほどハデじゃないというか、普通の恰好だったし。
Minami:でも、お互い活動を止める気はなかったし、親しい人たちも「2人でやればいいよ」って言ってくれてましたから。「やめた方がいい」という意見を覆すために色々やりました。服装も変えて、色んな髪型にトライしてみたり。そうしてる内に、自分たちで何かを発信する場を求めてYouTubeにたどり着いたんです。当時はジャスティン・ビーバーが色んな曲のカバー動画をアップして注目を集めてたから「私たちもやってみよう!」ということになって。それでYoutubeチャンネル「CREAM VISION」を立ち上げました。
──今、その「CREAM VISION」は、各動画とも閲覧数が多く、非常に注目されていますね。
Minami:でも、始めは「閲覧数」=「自分たちのアクセス数」で終わってたんですよ。全然アクセス伸びないからバンジージャンプやった動画を作ったりとかしてた(笑)
Staxx T:今思えばさ、全然再生回数ないのにバンジージャンプしたってアクセス伸びないよね。どこの誰かもわからないやつが飛んだって楽しくもなんともない(笑)
Minami:ホントだよね。でもそうやって色んなことをやってるうちにK-POPのカバー動画で注目されはじめ、「Baby I Love You」のカバー動画で一気に再生回数が伸びたんですんですよ。
Staxx T:その時、一見意味ないように思えることでも、とにかく“やり続ける”ってことが大事だと思いましたよ。周りからいろんなことも言われたけど、僕たちはネタがなくても何かしら工夫して、ひねり出して動画をアップし続けました。「Baby I Love You」のカバーで伸びたのもその結果だと思ってます。
Minami:そうしてだんだんカバーだけじゃなくてオリジナルの曲もアピールしていたらエイベックスさんから声がかかって、メジャーデビューも決まったんですよ。
──お二人の歴史が詰まったチャンネルになっているわけですね。
Minami:はい。まさしくそういうチャンネルになってほしいと思って「CREAM VISION」はやってきましたし、これからもそうあり続けたいと思ってます。
──では、今後のワンマンツアーへの意気込みをお願いします。
Minami:今回のアルバムは楽曲を作っている段階で、すでにライブの曲順なんかも考えながら作ってきたので、バランスのいい聴きごたえのあるツアーになると思います。
Staxx T:激しい曲からバラードまでいろんな曲があるので、汗だくになって遊ぶこともできるし、しっとり聴いてもらったりとか、ワンマンならではの雰囲気を楽しんでほしいですね。時間が長い分、カバーや昔の曲も積極的にやっていこうと思ってます。
──最後に、今後のクリームの活動へ豊富とファンへのメッセージをお願いします。
Minami:今回のアルバム「CHANGE」はCREAMが“CHANGE”=“進化”した1枚になったんですけれども、今後も私たちが変わるものもあるし、変わらない部分もたくさんあると思います。それでも付いてきて応援してくださいね!
Staxx T:1st、2ndよりも自信のある作品になったのでぜひ聴いてほしいと思っています。「CREAM VISION」もクオリティの高いカバー動画をどんどんアップしていくのでよろしくお願いします!
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