パスピエが、7月27日発売の両A面シングル「永すぎた春/ハイパーリアリスト」より、「永すぎた春」のミュージックビデオ（ショートバージョン）を公開した。

コンピューター制御によりカメラに同じ動きをさせる装置を用いて、少しずつ立ち位置をずらしながらメンバーを何度も撮影し、合成することで、まるでメンバーが“分身”したかのように見える摩訶不思議な映像が作り出されている（動画の0:40あたり）。デジタル編集でコピー＆ペーストをすると、まったく同じ動きをする素材が並ぶため“作り物”感が出てしまうが、この手法を用いることで、存在感のある“分身”が演出されている。毎回同じ動きを要求されることにメンバーも苦戦し、早朝から深夜まで続く過酷な撮影となったという。

また、これまでミュージックビデオやアートワークにおいて一貫して顔を見せてこなかった彼らも、今回より顔出しを解禁しており、ファンにとって必見のミュージックビデオだ。