6月29日、東京・渋谷CLUB QUATTROにて

指田フミヤ、「LIVE TOUR2016 果実」ツアーファイナルを開催!

指田フミヤ、「LIVE TOUR2016 果実」ツアーファイナルを開催!

2016/07/02


6月29日、シンガーソングライターの指田フミヤが、東京・渋谷CLUB QUATTROにて、ライブツアー「指田フミヤ LIVE TOUR2016 果実」の最終公演を開催した。

指田フミヤ
指田フミヤ

5月末の広島・セカンドクラッチ公演を皮切りに、全国7箇所を巡った本ツアーは、前半は弾き語りスタイル、後半はバンド編成でライブが展開された。

オープニングSEとともに登場したバンドメンバーによるセッションで会場の空気が温まると、指田はギターを抱えて登場。最新曲の「メリーゴーランド」でライブは口火を切った。お馴染みのピアノではなくギターでパフォーマンスした指田だったが、間奏ではシンセサイザーでのソロも器用に織り交ぜながら観客を魅了していく。さらに続けてこちらも最新曲「ドナー」で会場の熱気を高めていった。

MCでは今年3月に名前をカタカナに改名したことにも触れ、「デビューして4年ほど経つのですが、自分の音楽や歌、伝えたい詞の世界観が何か一つ“実”になったかなと思いまして、今回『果実』という名のツアータイトルをつけました。デビュー4年と言いましたが、今回名前も変わったということで、デビュー当時の初ツアーと全く意気込みは変わりません!また新しい“指田フミヤ“をお届けできたらと思ってます!」と、ツアータイトルの由来や意気込みを述べた。

「哀シテホシイ」でライブを再開すると、恒例のコール・アンド・レスポンスで“乗り鉄(鉄道に「乗る」ことを目的とする鉄道ファン)”の指田ならではの「東京メトロ」コールで再び会場を盛り上げていく。その後は、「真夜中のシンデレラ」や「オレンジ」「上り電車」といった落ち着いたバラード曲でムードを高めていった。続いてループステーションを駆使し、自身の声やピアノのボディを叩く音などで幻想的な雰囲気のアンサンブルを重ねたアレンジで「hello」を届けた。

そして、自ら「爆笑MCコーナー」と銘打ったMCでは、昨年末にアメリカへ旅行した際のエピソードを披露。地元の知人にブッキングしてもらい出演したというライブについてや、アメリカの歌手ビリー・ジョエルに出会ったことなどを話し、会場を盛り上げた。

ライブ中盤では指田曰く「自分の楽曲のなかで一番、“生きる”というテーマに沿って書けている楽曲」であるという「花になれ」や「bird」を披露し、ふたたびループステーションやボイスパーカッションを駆使したパフォーマンスを繰り広げ、「バクダンシンドローム」を熱演。「スパム」では客席フロアまで降りてのパフォーマンスに会場の熱気は最高潮。本編のラストナンバー「documentary.」ではファンとの大合唱で最高の一体感とともにクライマックスを迎えた。

アンコール1曲目に披露された「ただのラブソング」は、指田のギター弾き語りとバンドメンバーの黒田晃年(G)によるシンプルな構成でのパフォーマンスに、ファンは酔いしれた。その後、ふたたびバンドメンバーをステージに迎え「ロックスター☆」を披露し、各パートのメンバー紹介やソロパフォーマンスに会場が湧いた。そして、大歓声のなかバンドメンバーを送り出し、ステージに1人残った指田はラストナンバー「嘘月」を弾き語りで披露。「ありがとうございました!これからも色々なことに挑戦していくので、応援よろしくお願いします!また会いましょう!」と、ファンへの感謝を述べライブは締めくくられた。
 

セットリスト


01. メリーゴーランド
02. ドナー
03. 哀シテホシイ
04. 真夜中のシンデレラ
05. オレンジ
06. 上り電車
07. hello
08. 花になれ
09. bird
10. バクダンシンドローム
11. スパム
12. documentary.
~Encore~
13. ただのラブソング
14. ロックスター☆
15. 嘘月

 

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