the GazettEが、8月2日に全国スタンディングツアーTANDING LIVE TOUR 16 DOGMATIC -ANOTHER FATE-]のファイナル公演を新木場STUDIOCOASTにて開催した。

今ツアーは、2月の国立代々木競技場第一体育館におけるファイナル公演にて発表。同一のコンセプトを継承する3部作、アルバム『DOGMA』、シングル「UGLY」と「UNDYING」の世界観を表現するため、TOUR「UN/DUE」 （2015年9月～1月開催）および、ファイナル公演、その後の海外ツアーでも常に構成やステージプランの進化を続けてきた。

そして、さらなる完成形を目指し、企画されたのが今回のTANDING LIVE TOUR 16 DOGMATIC - ANOTHER FATE-]で、座席による制限無く観客が自由に動くことができる会場（＝ライブハウス）でのツアーとなった。

5つのラインを配した幕をバックとしたシンプルなステージは、オープニングSEの「NIHIL」が流れる中、メンバーがステージへ登場。

会場は冒頭から狂気に満ちた歓声に包まれる中、1曲目の「DOGMA」から会場内はいきなりのヘドバンの嵐となった。そして本編ラストの『UNDYING』まで、怒涛のセットリストはほぼノンストップで繰り広げられ、2時間半に渡り、終始客席と一体化した光景は激しく美しいものになった。まさに1年に渡りメンバーが追及し続けたコンセプト＜DOGMA＞の完成形を見せつけたと言えるだろう。この日、アンコールとダブルアンコールを含む全22曲をケタはずれの熱気の中で完走をはたした。

なお、the GazettEは、9月27日(火)に、幕張メッセ（国際展示場ホール10）にて開催される規格外のフリーライブ[the GazettE STANDING LIVE TOUR 16 GRAND FINALE「DOGMA-ANOTHER FATE-」]にて、約1年におよび追及、表現し続けた＜DOGMA＞をコンセプトに据える一連の作品・ツアーの集大成ともいうべきグランドフィナーレを迎える。