映画『イタズラなkiss THE MOVIE 2〜キャンパス編〜』の主題歌「BELIEVING」を収録
塩ノ谷 早耶香『Mist-ic』インタビュー
塩ノ谷 早耶香『Mist-ic』インタビュー
2017/01/25
──作詞された曲の中で一番苦労した曲はどれでしょうか?
塩ノ谷:難しかったのは「魔法」ですね。この曲には救いがないので(笑)。
──かなりシリアスな内容ですよね。
塩ノ谷:はい。基本的に最後まで救いのない内容の歌詞を作るのは避けていたんですが、こうなってしましました(笑)。
──それはどうしてですか?
塩ノ谷:この曲は “誰かの涙に寄り添いたい” という思いからはじまった曲で、そのためにどんどんリアルさを追求したからです。
──それは辛そうですね。
塩ノ谷:辛かったです(笑)。途中から中々言葉が出てこなくなっちゃって。
──塩ノ谷さんは作詞をどんな風に行なわれているのでしょうか?
塩ノ谷:基本的に私はお風呂かベッドの中ですね。スマホで打っていきます。
──ノートは使わないのですか?
塩ノ谷:はい。キレイな字じゃないとイメージが全然沸かないんですよ(笑)。自分の字で書くと女子っぽい、丸い字になってしまって、その瞬間に歌詞が “カワイイ” イメージで固定されてしますんです。
──なるほど、フォントのイメージに引っ張られてしまうんですね。
塩ノ谷:そうなんですよ。「歌詞制作ノート」にあこがれてノートを買ったこともあったんですが、そのノートは結局ラクガキ帳になってしまって(笑)。
──例えば「BELIEVING」なんかは丸い文字でもイメージに合うんじゃないかなと思いますが。
塩ノ谷:でも “自分の字” というのも違和感があるんですよ。歌詞が自分の考えばかりになってしまいそうで。
──スマホの文字だと客観的に見れると?
塩ノ谷:はい。ワンクッション置かれて、作った歌詞を冷静に見れる感じがするんです。
──さて、アルバムの初回限定盤TYPE-Aには2016年7月31日に渋谷wwwで行なわれた 「塩ノ谷 早耶LIVE 2016 ~always with you~」のライブ映像が収録されていますね。こちらの見どころを教えてください。
塩ノ谷:ワンマンならでは雰囲気とアットホームな感じを楽しんでいただきたいなと思いますね。
──アットホームな感じとはどんな様子ですか?
塩ノ谷:ファンの皆さんがホントに仲良しなんですよ。最近は男性ファンの方も増えてきたんですが、これまでのファンも含めてみんながすぐに仲良くなってくれるので嬉しいですね。そういうあったかい感じを見てもらいたいです。
──TYPE-Bにはフォトブックが付いてきますが、こちらはどういった内容になるのでしょうか?
塩ノ谷:これは「BELIEVING」のミュージックビデオと関連があるものなんです。映像中で私がいろいろな衣装を試着しながら “どれを着ていこう?” と迷うシーンがあるんですが、そこに登場した洋服が写真でじっくり見られるようになっています。
──衣装のイメージは塩ノ谷さんが指定されたのでしょうか?
塩ノ谷:そうですね。やんちゃな感じや女子大生風とか、いろんな私が見れます。
──それは楽しみですね。では、最後に今後の意気込みを聞かせてください。
塩ノ谷:去年の12月にシングル「魔法」をリリースした後、今年の1月にアルバムが出ることをお伝えした時はファンの皆さんもホントに驚きつつも喜んでくれて。私は “しめしめ” なんて思っていたんですが(笑)。アルバムもこれまでの私とは違った雰囲気の曲が多いので、 “どんな構成でライブが展開されるんだろう” と期待していただきたいし、その期待に応えたいと思います。ライブはアットホームで暖かい雰囲気を作り続けていきたいな思っているので、初めましての方もぜひ参加してもらって、楽しんでいただけたらなと思います!
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