天童よしみが、デビュー45周年記念カバーアルバム『歌魂-うたごころ-』を2月22日（水）にリリースする。

これまで、Billboard Live Tokyo、COTTON CLUBなどでも公演を行ない、ポップスジャンルのカバーにも定評のある天童自身が選曲したという全12曲は、ジャンルを超えたバラエティーに富んだ内容となっている。それぞれに思い入れがあるだけに、その歌唱にもタイトル通り「魂」がこめられた。

子どもの頃、三面鏡の前で“ひとりザ・ピーナッツ”を演じた思い出がよみがえる「恋のバカンス」。実は「ユーミンの曲は大好きで全部聴いています、私も女子なので（笑）数々の思い出があり大好きな歌」と語る「中央フリーウェイ」。「木綿のハンカチーフ」や「想い出通り」には、青春時代の甘く苦い思い出がにじむ。純粋にその詩と曲の美しさに魅かれ「チャレンジしてみました」という「LOVE LOVE LOVE」。マレーシアでのコンサートで大喝采を浴びたことを今でも思い出すという「ラヴ・イズ・オーヴァー」など、歌手としてだけではなく、一人の女性・天童よしみの人生にとって「宝物」だった楽曲が並んでいる。

そして、子供の頃に父親と一緒によく歌った「達者でナ」、特にトランペットソロが父親のお気に入りだったという「ランナウェイ」。幼少の頃から彼女の歌の先生だった、今は亡き父親への思い出がつまった作品を改めて収録することで、歌手生活45周年を迎えた意義をかみしめているかのようだ。

日本の名曲であり、自身にとって“宝物”でもある作品たちを、大切に、かつ大胆に、演歌の女王らしい解釈で昇華した極上のエンターテイメント作品として、音楽ファン注目の作品となっている。

 

リリース情報

『歌魂-うたごころ-』
2017年2月22日（水）発売
TECE-3427 定価：2,593＋税

＜収録曲＞
1.達者でナ
2.LOVE LOVE LOVE
3.木綿のハンカチーフ
4.恋のバカンス
5.想い出通り
6.別れの朝
7.五番街のマリーへ
8.中央フリーウェイ
9.ラヴ・イズ・オーヴァー
10.ランナウェイ
11.竹田の子守唄
12.昴