デビュー当時と同じ、伝説の客電つけっぱなしライブを再現!

【ライブレポート】エレファントカシマシ、デビュー30周年記念LIVE大阪城ホール大成功!

【ライブレポート】エレファントカシマシ、デビュー30周年記念LIVE大阪城ホール大成功!

2017/03/23


エレファントカシマシが、大阪城ホールにてデビュー30周年の記念ライブを行なった。 25周年記念ライブ以来となる、メンバーが登場時の演出がないエレカシとしては異例のオープニング映像の演出からスタートした30周年記念ライブ。昔懐かしい写真が登場する 30年を振り返る映像の後、突然客席の電気がすべてついたと思ったら、なんとそのままデビュー曲「ファイティングマン」を披露。 このライブ時における客席の電気つけっぱなしとなる演出は、エレカシのデビュー時1988年に渋谷公会堂で行った 伝説のライブと同じ演出!!それに気づいた観客からは大歓声が沸き起こる。

さらに続いて2曲目は、デビューシングル「デーデ」。いきなりデビュー当時から30年たった今もなお演奏される名曲を 披露し、会場は早くも最高の盛り上がりに。

「俺たちの30周年っていうのもあるけど、盛り上がろうぜ、大阪!!」の MC と同時に豪華なストリングスチームが 登場。「さらにドーンと行こうぜ、エブリバディ」の掛け声とともに披露されたのは、新しいスタートの曲「新しい季節へキ ミと」。「30周年って言っても、無我夢中でやってます。」との MC に続いて披露されたのは、エレカシの代表曲「悲しみ の果て」。さらにこの曲が出来た当時のエピソードも披露し、会場は沸く。さらに「エレファントカシマシ最大のヒット曲。大好きな曲です。みんなに捧げます」との言葉から披露されたのは、「今宵の月のように」。 エレカシの転機となった名曲2曲に会場は大興奮。

「解説長いっすか?」と言いながら今日は珍しく1曲づつ、解説しながらのパフォーマンスを披露していく。
その後も、「戦う男」、「翳りゆく部屋」、「リッスントゥザミュージック」と宮本が自ら選曲したベストアルバムに収録され ている、名曲たちを披露していく。

「ベストアルバムの選曲の為に、「明日に向かって走れ」というアルバムを聴いてたんですけど、悲しい曲ばっかりで びっくりしました。でも、今聴くと自分の曲ながらグッときます。そんな時代の曲を聴いてください。」と演奏されたのは、 いきものがかりもカバーしていた「風に吹かれて」。美しいストリングスと歌とのハーモニーに会場を割れんばかりの 大拍手が包み込む。
後半戦は、いつもの MC なしでたたみ込むスタイルに戻り、「RAINBOW」、「ガストロンジャ―」などのロックナンバーを 熱唱し、会場はこの日一番の盛り上がりを見せる。そして、初めて4人で演奏した曲ですと披露されたのはエレカシ 初期の名曲「やさしさ」。宮本の伸びやかな歌声が大阪城ホールに響き渡る。 最後は、「みんなありがとうー!」の声とともに、エレカシの代表曲「俺たちの明日」で1部終了。

2部は衝撃の問題作「奴隷天国」でスタート。狂気的な宮本のパフォーマンスに会場は息を飲む雰囲気に。 そして花道で、名物の男イスに座っての弾き語りによる「珍奇男」を披露。会場は大歓声に包まれる。 最後は「コール アンドレスポンス」、「笑顔の未来へ」、「so many peole」とシングル曲を立て続けに披露し、 本編ラストは、「エブリバディ、行こうぜ」の掛け声から、最新シングル「夢を追う旅人」、そして 1st Album の名曲「花男」 をパフォーマンスし、「ありがとうございます。大阪城ホール。みんな最高だぜ。また会おう」と締めくくり。

鳴り止まないアンコールに答えて再び登場し、人気曲「友達がいるのさ」の歌詞の“東京”という歌詞を“大阪”に変え て披露し、会場はその粋な計らいに大歓声。そして、最後は、「待つ男」で渾身のパフォーマンス。全31曲、3時間に渡 る熱いパフォーマンス。集まったファン9,000人の大歓声のうちにデビュー30周年のアニバーサリーライブを大成功の うちに終えたエレカシ、デビュー日の 3/21 には、キャリア史上初となるオールタイムベストアルバム「THE FIGHTING MAN」をリリース。さらに4/8からは、エレカシ史上初となる全 47 都道府県をまわる全国ツアー、30th ANNIVERSARY TOUR 2017 “THE FIGHTING MAN”がスタート。今年のエレファントカシマシは目が離せない!!

 

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