世界的最高峰の3つのコンサート・グランド・ピアノ音色を搭載している他、Bluetoothにも対応
コルグ、デジタルピアノ「G1 Air」を発表。イメージキャラクターには松井咲子を起用!
コルグ、デジタルピアノ「G1 Air」を発表。イメージキャラクターには松井咲子を起用!
2017/04/13
コルグが4月12日に新製品発表会を行ない、デジタルピアノ「G1 Air」のリリースを発表した。発売は2017年5月中旬を予定しており、価格はオープンプライス(市場予想価格:¥100,000前後)。
今回の発表会では国内営業部 ピアノ・消音担当マネージャーである関 晋一氏がプレゼンテーションを行なった他、同社のデモンストレーター鶴田美音さんが演奏を披露。
そして「G1 Air」のイメージキャラクターに起用された元AKB48の松井咲子さんも登場。ショパンの「ノクターン」と「子犬のワルツ」、先日Twitterに投稿した演奏動画が話題になったaiko「ボーイフレンド」、さらに今年1月に放送された『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』のピアノ部門決勝戦でも演奏したSMAP「世界に一つだけの花」を披露。「G1 Air」の魅力を存分に伝えた。
G1 Airイメージキャラクターに起用された松井咲子さん
「G1 Air」は、最高峰の3つのコンサート・グランド・ピアノ音色(ジャーマン、オーストリアン、ジャパニーズ)を搭載。曲調に合わせて音色を選ぶことができる。同じ楽曲でも、気分を変えて、違う本格派グランドピアノの音色で弾いたりと、生ピアノでは体感できないような電子ピアノならではの楽しみ方を提案。
表現力豊かな高品質な計32種類の音色切り替え、デモソング10曲やピアノソング40曲の再生なども可能だ
グランドピアノと同じ低音部では重く、高音部にいくほど軽くなるタッチを再現したRH3鍵盤を採用
そして最先端のテクノロジーを使って、グランドピアノの響きを忠実に再現。 演奏性からその響きまで、自然で心地よい演奏が得られるための機能を搭載している。
まず、「4段階ベロシティ・スイッチ」は、グランドピアノに限りなく近い演奏フィーリングを実現するため、演奏の強弱に応じて4つのピアノサンプル音源を切り替えて出力可能。これにより繊細なタッチからダイナミックな演奏まで、リアルな音で応える(※一部音色のみ対応)。
次に3つのコンサート・グランド・ピアノには、ダンパーレゾナンスを踏み込んだときに弦の共鳴によって生まれる、広がりあるリアルな響き「ダンパー・レゾナンス」を内蔵(※音色:GP1/2、AP1/2、JP1/2に搭載)。
アコースティックピアノは、ダンパーが外れている音程の弦が演奏した音程の倍音にわずかに共鳴するが、「G1 Air」では共鳴がうっすらとリバーブがかかったような効果を生む「ストリング・レゾナンス」を、3つのコンサート・グランド・ピアノで再現している。
「キーオフ・シミュレーション」では、鍵盤から指を離したときの音の余韻、弾き方による弦の残響の違いをも再現する。
「G1 Air」のプレゼンテーションを行なった関 晋一氏
コルグのデザイナーによるイラストも公開された
カラーはブラック(BK)の他に、ホワイト(WH)とブラウン(BR、木目調仕上げ)をラインナップ
アコースティックピアノ同様にダンパーに加えソフト、ソステヌートを使うことができる3本ペダルを標準装備。ダンパー、ソフトはハーフペダルにも対応しており、より細やかな表現が行なえる
さらに待望のBluetooth機能を搭載。iPhoneのようなスマートフォンやiPadなどのタブレットと無線で接続することで、普段ミュージックプレーヤーやYouTubeで聴いている音楽と一緒にピアノの演奏を楽しむことができる。
ピアノを演奏しない場合でも、「G1 Air」を迫力のあるBluetoothスピーカとして使用することで、スマートフォンやタブレットの音楽を楽しめるのもポイントだ。
高出力とグランドピアノさながらの響きを実現した新スピーカーシステム。
また、高品位なピアノ音色をさらにリッチに響かせる、専用設計の2ウェイ・4スピーカー・システムを搭載。鍵盤下に配した12 cm x 2の大口径スピーカーは、ボックスの共鳴によりふくよかな深みと迫力をダイレクトに伝達。
一方の鍵盤上の5 cm x 2のスピーカーは、上部スリットからの上方向へ抜ける弦の響きと、背面からキーカバーに反射させることでグランドピアノの天板をイメージした間接音により、筐体の響きを細やかに演出。グランドピアノさながらの豊かな弦の余韻を再現する。
アンプ部はそれぞれ余裕ある20 Wの出力で、トータル4スピーカーで80 Wという大迫力のサウンドを実現。重厚な低音からきらびやかな高音まで、表情豊かなピアノの生々しい響きを体感することができる
3つのコンサート・グランド・ピアノ音色はもちろん、代表的なエレクトリック・ピアノ音色や、オルガン、クラビ、さらにビブラフォン、アコースティックギター、ストリングスまで、表現力豊かな高品質な音色を計32種類内蔵。その他にもブリリアンス、リバーブ、コーラスという3つの高品位なエフェクトを搭載。内蔵音色にはそれぞれ最適なエフェクトがあらかじめプリセットされている。
演奏をすぐさま記録できる2パート・ソング・レコーダーも内臓。自分の演奏を録音して客観的に聴き、演奏の上達に役立てることが可能。ピアノソングと同様の片手ずつの録音や、保存済みのソングに演奏を加える録音にも対応。なお、録音したユーザーソングは最大99曲まで保存でき、再生時のテンポ変更も可能だ。
この日は全4曲を披露
松井さんは「演奏していて心地良い」とコメント
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