英BBCのその年ブレイクが期待される新人リスト“Sound Of 2017”の候補者の1人になるなど、期待の新人として注目を集め、今年のサマーソニック2017への出演を果たす、世界の多岐にわたる問題を提起する曲を書いてきた、現在18歳の英国の新しき「世代の声」＝デクラン・マッケンナが、デビュー・アルバム『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー？』（CD）を7月26日に日本発売する事が決定！

デクラン・マッケンナの名前を音楽シーンの中に広めるきっかけとなった2014年、16歳になる直前にセルフ・リリースされた、FIFA（国際サッカー連盟）の汚職と同年のサッカー・ワールドカップに関して書いた「ブラジル」、インターネットで瞬く間に広まった、親に受け入れてもらえなく、プレッシャーに耐えきれず自殺してしまった10代のトランスジェンダーの子についての投稿にインスパイアされた楽曲「パラセタモール」、「ベツレヘム」、「イソンバード」と言った初期のシングル、2017年に入って発売された、「ザ・キッズ・ドント・ワナ・カム・ホーム」の5曲を含む、計11曲がアルバムには収録。日本盤CDのみボーナス・トラック3曲が追加収録される。

また本日、タズ・トロン・デリックスが監督を務めた、ちょっとサイケデリックな「ブラジル」のミュージック・ビデオも公開！

この夏届けられるデビュー・アルバムは、メイン・プロデューサーでもあるジェイムス・フォード（アークティック・モンキーズ、ラスト・シャドウ・オブ・パペッツ、フォールズ、デペッシュ・モードなどを手がける）と共にロンドンとロサンゼルスで録音。他にも元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリ、ニール・コンバーなどがプロデュースを担当している。

6人兄弟の末っ子、音楽愛に溢れ、一番好きなアーティストはデヴィッド・ボウイという、デクラン・マッケンナ。自身のソングライティング、そして7月26日に日本発売されるファースト・アルバム『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー？』に関して、「色んなこと、自分に起きた個人的なこととか、政治のこと、世界で起きていること、ニュースで見ること。なんでも。考えさせられることとか、そういうのを曲にすることが多いね。」、「いかにもといった（ファースト・）アルバムになるよ。色んなアイデアがとっちらかってね。それが悪いこととは思わない。（デヴィッド・）ボウイだってそうだったんだから。僕は1つのジャンルにまとめられないものを作っているんだ。難しいことではあるけど、曲が十分あるのは間違いないからね」と語った。

5月からはUKツアーを敢行し、6月には3年連続出演となるグラストンべリー・フェスティバル、ヨーロッパで行われるフェスへの出演、8月はロラパルーザ2017、サマーソニック2017、レディング、リーズフェスティバルなど多くのサマーフェスティバルへの出演を果たす。