日本のR&Bシーンを牽引し続けるシンガーJAY’ED。LDH移籍後初となるアルバムをリリース!
JAY’ED『Here I Stand』インタビュー
JAY’ED『Here I Stand』インタビュー
2017/06/15
日本のR&Bシーンを牽引し続けるシンガーJAY’ED。EXILE ATSUSHIとの縁でLDHに移籍した彼が、そのセカンドシーズンの幕開けにふさわしいアルバム『Here I Stand』を6月21日にリリースする。今作は、JAY’ED自身とともにEXILE ATSUSHIが全面プロデュースを担当し、PKCZ®︎、今市隆二(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、DOBERMAN INFINITY、Crystal Kay、AKLOなど、様々なアーティストが参加。さらに2009年に大ヒットした「明日がくるなら」(JUJU with JAY’ED) のセルフカバーも収録されている。ここでは、EXILE ATSUSHIとの事前ミーティングやコラボアーティストとのやり取りを中心に、今作にかける意気込みを聞いてみた。
取材:東 徹夜
JAY’ED:もともと僕自身、“今僕はここに立っている” という『Here I Stand』というコンセプトでアルバムを作りたいなと思っていたんです。今まで支えてくれた仲間たち、そして、新たにLDHで出会った仲間たちと共に、これからもブレずに歌い続けたいという決意みたいなものを形にしたくて。それで、ATSUSHIくんにもそのような気持ちを話していたんです。そしたらATSUSHIくんも「JAY’EDの気持ち、そのコンセプトはすごくいいと思うよ」って言ってくれて。デモを聞いたり、色々なことを話しているうちにATSUSHIくんから「今回の作品、俺もサウンドプロデュースで参加させてもらえないかな?」という言葉をもらって。そのミーティングの時が、このアルバムの構図がハッキリと見えた瞬間だと思います。
──時期でいうといつ頃のお話だったのですか?
JAY’ED:今年の初めくらいですかね。実は、去年から自分一人でこのアルバムに向けて何曲か制作はしていたんです。でも、参加アーティストのことまでは、もちろん決まっていなくて。
──ミーティングの後はどのような展開に?
JAY’ED:その日のうちに「どんなアーティストにお願いしようか?」って話が出て。で、やっぱり新たにLDHでやるんだったら、その仲間と一緒にやろうってことになって。それからATSUSHIくんが三代目の今市隆二さんを推薦してくれたり。また、DOBERMAN INFINITYやAKLOは以前から僕も面識があって。ある意味、彼らと一緒に作るアルバムでは、今までのJAY’EDとこれからのJAY’EDの両方が出せるんじゃないかと楽しみでした。
──では、表題曲の「Here I Stand」からお聞きします。歌詞はATSUSHIさんが書かれていますよね?
JAY’ED:はい。さかいゆうさんから送られてきたデモを聞いた時に、ATSUSHIくんが「これは僕に書かせてくれないかな」って。僕にとってはすごくありがたかったです。
──歌詞を最初に見たときはどうでしたか?
JAY’ED:ミーティング後、すぐに歌詞がATSUSHIくんからメールで送られてきまして。僕の想いというか、もうこれ以上の歌詞は自分では書けないなと(笑)。そのくらいリアルに僕自身のことが描かれていたし、自問自答して、いつも自分に言い聞かせていたこととか。だから、逆に僕自身がこの歌詞で勇気付けられました。
──特に印象的だったところは?
JAY’ED:もちろん全部ですけど、やっぱり “分かってるよ 歌うことしかない” ですね。なぜなら、僕はレーベル移籍する前にフリーの時期がありまして、ライブはできるんですけど、なかなか音源をリリースするところまでは至らなくて。なんか、このままで大丈夫なのかなって思ったり。だから、またこうやってアルバムを出せる喜びが身にしみて感じられて。この歌詞を見た時に、あらためて腹をくくって覚悟しなきゃって思う部分もありました。
──まさにJAY’EDさんの今を体現した歌詞だったんですね。
JAY’ED:そうですね。
──今回のアルバムには、JAY’EDさんの代表曲「ずっと一緒」なども収録されていますよね。
JAY’ED:はい。「ずっと一緒」や「最後の優しさ」は昔の曲なんですけど、サウンド的にもう少し大人な感じにしてもいいのかなと。それに、昔から僕やこの曲を知ってくれている人たちにも、共に育ってきた感じというか、その時間をもう一度共有したいという想いもありました。
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